動画「【中山本読み】マーカス・ミラーの『ザ・キング・イズ・ゴーン』とマイルスの『ウィ・ウォント・マイルス』〜中山康樹・著『Jazz名盤名勝負』より」(こちら)に視聴者さまよりいただいたコメントを紹介した動画をアップしました。
コメント
高松貞治さんからのコメント。
魔改造と言えば、すぐに思いついたのが、クラシックのイエペスですね。確か、ギターを10弦にして、演奏も凄いですよ!Amazonなら、たったの1円でCDが買えますよ!
負けた!
ワシはビッグ・ジョー・ウィリアムスの9弦ギターが好きだったのじゃ!
永井勉さんからのコメント。
ディジー・ガレスピーのトランペット曲げは・・・
どうでしょうか・・・魔改造ですよね・・・Wwww😁😁😁😁😁😁
尻改造🤣
オカハセちゃんねるさんからのコメント。
コルトレーンは1962か1963年頃にマウスピース不調で(アルバム「バラード」等をレコーディングしてた時期)悩んでいたそうですが、どうやらマウスピースを改造し過ぎて壊してしまったという話です。噂話程度と思ってましたが、本人のインタビューで言ってるのでどうやら本当の話のようです(笑)。「僕は馬鹿なことをしてしまった…壊してしまったんだ」と言ってます(笑)。
なのでアルバム「バラード」ではオットリンクメタルではなくてセルマーソロイストかオットリンクのエボナイトを使っていると思います。
ええっ、あれ、本当に壊しちゃったんですか、マウスピース。
今まで、いろいろな本や雑誌で「マウスピースの問題を抱えていた」あるいは「マウスピースの調子が悪い時期があって」という話は読んで知ってはいたのですが。
それが、「改造しすぎて自分で壊した」。しかも本人が「僕は馬鹿なことをしてしまった……壊してしまったんだ」と言っているとなると、俄然、話が面白くなってきますw
そこでサックスを吹かない私としては、ものすごく素朴な疑問が。
マウスピースって、どうやったら壊れるんですか?(笑)
床に落として、
「あっ!」
ガチャン。
⇒壊れた。
……なら分かります。
でも「改造しすぎて壊した」となると、やっぱりヤスリか何かで、ゴシゴシやったんですかね?
「うーん、もうちょっとかな」
ガリガリ……
「お、良くなってきたぞ」
さらにガリガリ……
「あれ?」
……みたいなことなんでしょうか(笑)。
コルトレーンって、音楽に関しては徹底的に突き詰める人というイメージがありますから、もし本当にそんなことをやっていたのだとしたら、妙に納得できてしまうところもあります。
吹く音符の数も。そして、ひょっとしたらゴシゴシする回数も、納得いくまで突き詰める。
ガリガリ、ゴリゴリやりすぎて、
「ああ、なんてことをしてしまったんだ!」
となったんでしょうかね。
普通の人なら、「お、ちょっと良くなった。ここでやめておこう」となるところを、「いや、まだ何かある」と、ゴシゴシ。
「よし、もう少し行ける」
ガリガリ。
「ここを変えたら、もっと……」
ガリッ。
…………。
「僕は馬鹿なことをしてしまった」
(笑)。
でも、こういう話って面白いですね。
後世の我々から見ると、1962〜63年頃のコルトレーンなんて、すでに「巨匠コルトレーン」ですし、『バラード』なんて今やコルトレーンを代表する1枚として必ずといっていいほど紹介されるし、のみならず歴史的名盤としての地位を獲得した作品で、我々も好き嫌いはともかくとして、それを承知で聴いているわけですが、その裏側では本人が、
「マウスピース、壊しちゃった……」
と困っていた(笑)。
しかも、もしそのトラブルによって、それまでとは違うマウスピースを使わざるを得なくなり、それが『バラード』や『ハートマン』あたりの音色や演奏内容にも何らかの形で反映されていたのだとすれば、興味深くはあるのですが、サックス吹きでない私は、この時期のコルトレーンの音色の違い、よく分かりません……。
もちろん『バラード』の音楽性をマウスピースだけで説明することはできませんが、音楽史って、思想や美学だけではなく、こういう「物」の事情にも左右されているんでしょうね。
ベーシストなら弦や弦高かもしれないし、ドラマーならシンバルの厚みやスティックの太さや材質かもしれないし。
ギタリストならアンプやエフェクター。
管楽器ならマウスピースやリード。
演奏者本人の意思とは別に、道具の側から演奏が変わってしまうこともある。
それが結果として後世には「この時期特有のサウンド」として残ってしまうこともある。
固有のサウンドかどうかは分かりませんが、ポール・チェンバースの名盤『ベース・オン・トップ』で彼が弾いているベースは、マイベースではなく(ツアーからの荷物配送がスタジオに届いていなかったため)、従兄弟のダグ・ワトキンスのベースだったそうですし。
いつものベースを使っていたら、もっと良いプレイだったかもしれないし、慣れない人の楽器だったからこそ、良い演奏になったのかもしれない。
その辺のところは分かりませんけど、結構、運命のイタズラかなんかで、ちょっとした差が名演を生むキッカケとなったり、歴史に残る演奏になってしまったりすることもあるのかもしれないところが、興味深いです。
しかし、そんなことよりも。
マウスピースって、いったいどこまでガリガリやると、
「やっちまった……」
になるんでしょうか?(笑)
コルトレーンが作業台の前で呆然とマウスピースを眺めている姿が、さっきから頭から離れません🤣
2025年7月18日 13:42