コメント
MrNOBUchanさんからのコメント。
「チェイシン・ザ・トレーン」とは、ヴィレッジ・ヴァンガードのステージ上で、テナー・サックスを吹きながら右に左に動き回るコルトレーンのサックスのベル(先端)に録音マイクをつきつけ、ステージ上を一緒に動き回った(chaseした)辣腕の録音技師R.V.ゲルダーから見た曲名ですよね。
この命名に対し、コルトレーンは何も言わなかったのかな、と思います?
そういえば、ヴァンゲルダーが追いかけて録音していたというタイトルの逸話はライナーには書かれていませんでしたね。
2019 enchanさんからのコメント。
動画配信ありがとうございます〜。本CDは過去所有していました。ドルフィーが参加してるんで購入したんだと思いますが、売却したのか今は無いです。1曲目# Spritual での、出だし力みまくっているブローとドラミング、ドルフィーのバスクラがさりげなく入ってくるのが良かったですね。実は近年『COLTRANE: THE COMPLETE 1961 VILLAGE VANGURD RECORDINGS』(4枚組)を 某Amazonで購入しこれは 所有しております。# Chasin’〜は、そのDisc 1と3に収録されております。Disc 1 は 11/1の 9分演奏・ベースがワークマン、Disc 3は11/2の15分演奏・ベースがギャリソン。ということで、元々のCD単体の#Chasin’〜 はこのDisc 3のバージョンのようです。エルビンのパワフルなドラムがトレーンの後ろで凄まじく響いてます。Disc 1のバージョンではFive Spotを彷彿させるドルフィーのアルトソロが入ってきますが、Disc 3では終始トレーンの独壇場ですね(ちなみにDisc 2に#Chasin’ Another Trainが入ってます)。ところでトレーンといえば、Blue Train、Giant Steps 、Ballads、Lush Life あたりが好きですが、最近けっこう『至上の愛』にハマってます。
私もコルトレーンのアルバムは、enchanさんの好みとだいたい一緒です。
ただ、『至上の愛』w
私も一時期ハマってましたが、マイルス好きのenchanさんが『至上の愛』にハマっている姿を想像すると、なんだか、いよいよ沼にハマってしまったのかなぁ、なんて思えてきますw
博 橋本さんからのコメント。
インパルスのコルトレーンはこれと『アフリカ』にトドメを指します。
『至上の愛』には漠然とした物足りなさを感じています😅
CHATOさんからのコメント。
コメントを追加…
こんにちは。LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD
久々にレコード引っ張り出して聴いてみました。
雲さんのおっしゃる通り、
「CHASIN’ THE TRANE」が圧倒的ですね。コルトレーンが吹きまくり、エルビンが煽ることあおること。
一体どこまで行くのか、一体いつまで続くのか…
手に汗握るとはこういう演奏を言うのですね。
15分なんてあっという間でした。ベースはj・ギャリソンで下値。
また、同ライブの演奏では、
「IMPRESSIONS」
これも終始一貫して茫然自失…
後で確認したら、やっぱりギャリソンで下(笑)。
博 橋本さんからのコメント。
A 面、B 面とも五対五で大好きです。
『アンダー・カレント』同様、今となっては少し(?)のライナー・ノーツとなりましたか . . . . .。
勝手に送り付けて朗読までして頂き、有り難うございますm(__)m
しかし、お陰で当時の日本のジャズ情報事情の逆後追い(?)を改めてさせて戴いております。
この邦盤インパルスの二つ折りのジャケットの内側は、米国盤のコピーの筈です。
解説はナット・ヘントフです。細かいところはご容赦下さい😅
ベースはレジー・ワークマンのままの personnel の囲みの最後に「 Recorded at The Village Vanguard, NYC,
November 2 and 3, 1961 」となっています。
収録されている演奏も間違い無く雲村長のハミングの物です。
3日の録音ですよね。
私本人は多分(?) その後の何らかの情報や勘違いがごっちゃになって、ベースはギャリソンと勝手に認識して聴き続けてきました。
今回の雲村長の朗読のお陰で「あれ、そんなこと書いてあったの?」と言った次第です😅
与太郎ジャズファンです。失礼いたしました。m(__)m
なるほど、米国盤には書かれていたんですね。
同じ時期、同じモチーフでも、楽器奏者が違うと、まったく雰囲気が違ってしまうところが興味深いですね。
Tommy Jobimさんからのコメント。
Chasin’ The Trane いいですね!
高校3年の秋、家族がみんな外出しているのを幸いに、ご近所の迷惑にならないようドキドキ
しながら、爆音で聴いていたのを思い出します。LPでは、この曲の後「Dear Load」(または、Greensleves)が鳴っていました。
また、ImpressionsのLPでは、Impressionsの後、「After The Rain」が鳴っていました。
いずれのLPも、興奮の後のクールダウンで静かな曲が配置(編集)されていてレコード製作者の
見識と苦労を感じました。 LP時代の25分のブレイントリップでしたね。CD時代になり、やたらとComplete版や別テイク版が出されているのには閉口しています。
特に、Chick Coreaの「Now He Songs …..」のCDの編集(曲順)には、激怒した記憶があります。
そういえば、チックの『ナウ・ヒー~』の輸入盤は、聴く気が失せる曲配列ですね。
オマケで後半に別テイクを収録するのなら良いのですが、さすがにあの並びは……。
それは輸入盤の『アンダーカレント』(エヴァンス&ホールのほう)もそうでした。
kamaichi2002
ボクは”Impressions”のほうが好きですねぇ。何百回聴いたかわかりません。コンプリート盤が出たときは驚喜しました。”Impressions”がたくさん入ってる!!
かまいちさんは《インプレッションズ》がお好きですよね。
コルトレーン以外でも、ウェスとかメイバーンとかパリとか(←全部一緒じゃん!なディフィニティヴ)。
サンジョルディさんからのコメント。
【<パラレルワールド江戸>思いつきで話す熊さんと、知らないとは言えないご隠居の会話、あるある】
【熊さん】
ご隠居、あっしは、ジョン・コルトレーンの<吹き方>の変化について、言いてえことがありやす。【ご隠居】
お前さんは、いつも<藪から棒>じゃのう。嫌な予感がするが、言ってみなされ。【熊さん】
あっしは、いわゆる<コルトレーン沼>にハマっている訳ではないんですがね。
どうも、アトランティック時代とインパルス時代では、コルトレーンの<吹き方>がだいぶ違う気がするんでさあ。【ご隠居】
ふうむ、<コルトレーン好き>には、アトランティック時代もインパルス時代も、同じ発達曲線上に感じるかも知れんが。
まあ<コルトレーン沼>にハマっていない者から見ると、客観的に見える場合もあるじゃろう。
<吹き方>の違いとは、どういうことかの?【熊さん】
へえ。言わば、<楽器の水域突破>でさあ。
アトランティック時代は、テナーサックスやソプラノサックスという楽器の<安全水域の吹き方>でやす。
しかし、インパルス時代は、もう楽器の<危険水域の吹き方>になってしまいやす。つまり、息を吹き過ぎて、<ブフォー、ピー>みたいな…【ご隠居】
それは分かるぞい。
しかし、レーベルが変わったから、<吹き方>が変わった訳ではあるまい?【熊さん】
その通りでさあ。あっしは、コルトレーンの<吹き方>の変化は、『オレ』(アトランティック61年録音)が分岐点だと思いやす。【ご隠居】
アトランティック時代最後のアルバムじゃの。ほほう、お前さんは、エリック・ドルフィー との出会いが大きいと言いたいのじゃな。【熊さん】
そうでやす。エリック・ドルフィー の<危険水域の吹き方>を目の当たりにして、かなり影響を受けたと感じやす。【ご隠居】
ドルフィー とは、その後、ヨーロッパ公演も一緒にしておる。当時の映像にしても録音にしても、やはりドルフィー のブロウは、迫力があるのう。
勉強熱心で、若い者からも学ぼうとしたコルトレーンなら、ドルフィー から<吹き方>の影響を受けたのも、十分考えられるのう。【熊さん】
ドルフィー こそが、コルトレーンをアヴァンギャルドジャズへ導いたと思うんでさあ。その点が、たとえばコルトレーンのドキュメンタリー番組やネットとかで、あまり詳しく触れられていないのが残念でさあ。【ご隠居】
それから、コルトレーンは、アルバート・アイラーなどのアヴァンギャルドジャズやオーネット・コールマンのフリージャズに、傾倒して行ったという訳じゃな。【熊さん】
へえ。でやすから、「コルトレーンはアトランティック時代までが好きでやす」とか
「いやいやコルトレーンは、インパルス時代で本領発揮でさあ」という意見は、
ある意味コルトレーンの<吹き方>の変化をよく感じていると思いやす。【ご隠居】
確かにのう。
じゃが、その<危険水域の吹き方>も、もともとコルトレーンに内包されており、ドルフィー がたまたまフタを開けたとも言えるのう。【熊さん】
確かに。
なるほど、熊さんの説に納得です。
ただ、私はこうも思うのです。
音を敷き詰めることで内面のパッションを吐露することは、ある程度やり尽くした感じもするので、次のステップが「音色の変化」だったのではないかと。
もちろん、そう考えるようになったのはドルフィーの存在も大きかったとは思いますが。
音色の変化で、コルトレーンが着目したのが「フラジオ」だったのでしょう。
モンクから習った「フラジオ」奏法は、サックスの通常音域よりもさらに高い音域を出す奏法で、運指的にはかなり難しい奏法なのだそうです。
それが証拠に、アトランティック時代の『コルトレーン・ジャズ』では、《ハーモニック》という曲でフラジオを多用していますが、縦横無尽という感じはしません。
むしろ、「なんとなく吹けるようになってきたから、いっちょ録音しておこうかな」といった感じの、練習課程が記録された演奏のようにも聞こえます。
しかし、コルトレーンは新たな課題を見つけました。
なんといっても彼は自分に課すノルマがハードであればあるほど悶え喜ぶタイプなので(?)、おそらく、「シーツ・オブ・サウンズ」の次は「フラジオ」を極めてやろう!と思ったに違いありません。
で、この「フラジオ練習曲」が吹き込まれたのが1959~60年あたりなんですよ。
アトランティック・レーベル在籍時代ですね。
そして、翌年の1961年にはインパルス・レーベルに移籍しています。
きっと、コルトレーンはレーベルをアトランティックからインパルスに移籍する間や移籍後にもフラジオの猛練習をしていたのでしょう。
で、インパルス時代に、練習の成果が花開いてきたのだと思います。
⇒だから、アトランティックとインパルスのアルバムでは「吹き方」に変化がみられる
ただ、フラジオ奏法は、技術的には難しくても、出てくる音って、いわゆる「フリークトーン」と似ているじゃないですか😆
「シーツ・オブ・サウンド」ほど「難しいことやってる感」がないw。
むしろ「単純なことをやっている感」すら漂うw。
しかも、世の中はフリージャズの時代になってきた。
単純にマウスピースをガブッと噛んで、ビヒャー!と怪獣のように鳴らしたり、グロウルといって唸りながらゴリラのオナラのような音を鳴らすフリージャズな連中とコルトレーンは一緒に括られていたんじゃないかと思います😂。
様々な試行錯誤と練習の果てに高度な技を編み出したコルトレーンと、最初から滅茶苦茶っぽいやり方で激しい音を出していたファラオやデューイ・レッドマンのような人が出す音が似ているんですね。
それをコルトレーンはどう受け止めたのかは分かりませんが、ファラオ・サンダースを自分のバンドに引き入れていますから、決してネガティヴには受けてめていなかったのでしょう。
セシル・テイラーが山下洋輔を雇うような感じ?(違)
アンソニー・ブラクストンが阿部薫を雇うような感じ?(違)
サンジョルディさんからの返信。
返信ありがとうございました😊
今ちょうど『コルトレーン・ジャズ』を聴いていまして、「ハーモニク」で、「あっ、この時期から、ちょっと<危険水域ブロウ>に入っているな」と感じたところでした。
コルトレーンの<フラジオ>、初めて聞きました。モンクは偉大ですね。たまたま、<咆哮系テナー>とかぶった説も、面白いです🤣
<ライオニッシュ・ブルーノーティアン>なので(笑)、普段<咆哮系テナー>は聴かないのですが、アルバート・アイラーには、<インテリジェンス>を感じます(笑)
コルトレーンがファラオを雇った気持ちも推測すると、興味深いですねー🤓
シンクロニシティですね〜。
サンジョルディさんからの返信
これを見ると、<フラジオと咆哮>ですねー🤣
観ました、聴きました。
こいつはそうとう気持ちいいぜ~!!🤩
温度熱めの温泉に浸かっているような気分です♪