YouTubeチャンネル「ジャズの話」の常連さんの一人、永井勉さんから、以下のような提案がありました。
どうでしょうか・・・
アーティスト別の、皆さんの好きなアルバム
皆さんの好きな曲のアンケートのベスト5をやりませんか・・・m(__)m
例えば お題としてWynton Kellyにスポットを当て
好きなアルバムと好きな曲ベスト5を募りますとか・・・m(__)m
その解答に対し雲さんが意見を申すというのはどうでしょうか・・・
⇒ウディ・ショウ作曲の《スイート・ラヴ・オブ・マイン》~ジャッキー・マクリーンの『デモンズ・ダンス』良し! より
おお、ケリーのベスト、良さそうですね。
ということで、さっそくいただいたお題目に対して、私が好きなウィントン・ケリーのアルバムではなくて、曲をセレクトしてみるとこんな感じです。
曲/リーダー/アルバム
1.Remember/Hank Mobley/Soul Station
2.So What/In Person Saturday Night At The Blackhawk,.Complete, Vol. 2/Miles Davis
3.Ill Close My Eyes/Blue’s Moods/Blue Mitchell
4.Surrey with the Fringe on Top/Wynton Kelly/Wynton Kelly
5.On Stage/Kelly At Midnite/Wynton Kelly
シングルトーン疾走ソロだとマイルスの《ソー・ホワット》、でもやっぱり伴奏が巧いんだよね、彼は。
ブルー・ミッチェルにハンク・モブレイと。
ここには挙げなかったけれどもウェスとやっているときのケリーも良いですね。
そして、私だけではなく、他の視聴者さんからも「好きなケリー BEST5」を募集する動画をアップしました。
あなたが好きなウィントン・ケリーのナンバーを教えてください!
コメント
高松貞治からのコメント。
私の好きなウィントン・ケリー5枚は
①ケリー・ブルー
②ケリー・アット・ミッドナイト
③フル・ビュー
④ John Coltraneのジャイアントステップス
⑤ソニーロリンズのニュークス・タイム
以上です!ちょっと最後の方は変則的ですが、良い演奏だと思います😂
高松貞治からのコメント再び。
私の好きなウィントン・ケリーの好きな曲と言うよりアルバム5枚を上げると
①ウェス・モンゴメリーとの「ハーフノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー」
② John Coltrane「ジャイアント・ステップス」
③ ソニー・ロリンズ「ニュークス・タイム」
④ブッカーリトルの「ブッカー・リトル」
⑤アート・ファーマー「プレイズ」
以上です!どれもバックに回った良い演奏だと思います😂ウィントン・ケリーの演奏なしでは、成り立たないと思います!ウィントン・ケリーはバックに回った時の方が良い演奏します!最後の方なんかは、自分しか選ばないだろうとゆうアルバムを選んでみました!最後の5番のアート・ファーマーのは、確かCD化されてないと思います!いやー悩んだ!あれもこれもとやっているうちに、書いては消して書いてを繰り返してるうちに、1時間かかった!
たしかに、アート・ファーマーの『プレイズ』は聴いたことありません。
ハッピータンさんからのコメント。
お〜、ケリー!
大好きです。
私は
(1)テンペランス
(2)アラバマに星落ちて(キャノンボール)
(3)アイルクローズマイアイズ(ミッチェル)
(4)マイシャイニングアワー(コルトレーン)
(5)ラブ・アイブ・ファウンド・ユー(マイルスのブラックホークエンディングの短いソロ)こうかなぁ‥。
ホントは敢えてミッチェルの『アイル』は普通過ぎても入れたく無かったけど‥ 仕方ないですよねぇ(^_^;)
《マイ・シャイニング・アワー》は、『コルトレーン・ジャズ』にはいっている曲ですよね?
えーと、どんな曲だったけな?とうろ覚え。
いかんなぁ。
聴き返してみます!
ポールジャズ男さんからのコメント。
トリオのアルバムばかりですが5位POT LUCK(なんか渋い)4位SASSY(ノリノリ)3位BORN TO BE BLUE(しっぽり)2位MAKE THE MAN LOVE ME(優美)1位I WANT LITTLE GIRL(良くわかりませんが最高)
そうだ、《サッシー》もいいですよね!
永井勉さんからのコメント。
私の場合はウィントンケリーに詳しくないので参加した
好きな楽曲の順番で決めました・・・W
ジャーン 第5位は枯葉の枯葉です
ジャーン 第4位はジャイアント・ステップのネイマです
ジャーン 第3位はフルハウスのフルハウスです
ジャーン 第2位はソウルステーションのリメンバー
ジャーン 第1位はご察しの通り アイズ・クロ―ズ・マイ・アイズです
ロイ・ヘインズと同じで名曲の影にはウィントンケリー
有りですよね・・・m(__)m
おっ、モブレーとミッチェルが一緒で嬉しいです。
永井勉さんからの返信。
わたしも嬉しいです・・・m(__)m😅😅
ドロマスさんからのコメント。
○5位 サムディ マイプリンス~A面2曲目「オールド フォークス」のケリー
○4位 ヒアズ リー モーガン~A 面3曲目「アイム ア フール ウォンチュー」のケリー
○3位 ジャンピン ブルース~B面の2曲目「イフ ユー クッド スィー ミー ナウ」のデクスター ウィズ 晩年のケリー
※5位~3位はバラードピアノのケリーを選びました🤓
バラードにおけるオブリガードも天下一品!
スローテンポなソロでもコロコロっとスウィンギーな節回しを入れるところがケリーならではですねー🤓○2位 ケリー グレイト~B面1曲目「ジューン ナイト」のケリー
※ショーターのまどろっこしいソロ😅のあと、チェンバースとフィリーと手を繋いで抜け出すところが好きですねー🎵○1位 ウィントンケリー!「カムレイン カムシャイン」のケリー
※ウィントンケリーのリーダーアルバムで一番最初に聴いたのがこれでした!ケリー節の美味しいフレーズが盛りだくさん!いまだ何度も聴きたくなります🎵
さすが、ドロシーのマスター!
バラード方面からケリーの名プレイをセレクトするとは。
伊達にジャズ喫茶(酒)のマスターをやっていませんね!
『ヒアズ・リー・モーガン』や『ケリー・グレイト』なんか、昔はけっこう聴いていたはずなのに、ではこの曲のケリーが良いといわれても、パッと出てきませんでした。
うーむ、まだまだですな。
しかし、1位に《カム・レイン・オア・カム・シャイン》が選ばれていて嬉しいです。
ドロマスさんからの返信。
本当は「カムレイン カムシャイン」と2曲目の「メイク ザ マン ラブ ミー」はセットと考えて、そのセットが1位!
としたんですが、それはズルいと思いやめました。
2曲目に入った瞬間にゾクゾクっとします♪
2曲目もいいですね。
というか、あのアルバムのA面は、《カム・レイン・オア・カム・シャイン》からはじまり、《メイク・ザ・マン・ラブ ミー》、《枯葉》を経て、《飾りのついた四輪馬車》に至るまでの流れがとても秀逸なんですよね。
そういえば、おなじVee Jayといえば、ポール・チェンバースの『ゴー!』のケリーをすっかり忘れてた……😅
博 橋本さんからのコメント。
順不同
*枯葉から『降っても晴れても』:雲村長と事情を同じとして、敢えてこちらを選びました。*ケリー・ブルーから『グリーン・ドルフィン・ストリート』:この名曲をこの演奏で知りました。
*ゲッティン・トゥギャザー(アート・ペッパー)から『朝日の如くさわやかに』:終始キレっキレでなおピンポン玉の様な弾み具合。あたかも ”ミーツ・ザ・リズム・セクション vol. 2”
*いつか王子様が(マイルス・デイヴィス)から『いつか王子様が』:ブラック・ホークと迷いましたがこちらを。ブラックフォークではモブレーの事を煽りまくっている様な気配さえありましたが、ここではソフトにソロを引き継ぎ、磨きのかかったピンポン玉の跳躍で全体をも締めくくりますね。
*フル・ビューから『枯葉』:とにかくケリーの枯葉を一曲 ♫♫♫
ピンポン玉の喩え、秀逸ですね。
博 橋本さんからの返信。
有り難うございます😊
ガーランドはテニス・ボールか?😄
私のイメージだと、ガーランドは真珠コロコロですね。
《ウィル・ユー・スティル・ビー・マイン?》のシングルトーンなんかが特に。
博 橋本さんからの返信。
なるほど。単に『グルーヴィー』や『アット・ザ・プレリュード』の何かゆったりや、おおらかなイメージがつい先に来るもんで・・・。
確かに音色からすると真珠ですね。
CHATOさんからのコメント。
コメントを追加…
こんにちは。
今思いつくまま・・・
1. FULL VIEWのAUTUMN LEAVS
2. マイルスのカーネギーホールライブのSO WHAT
3. ウエスのフルハウスのFULL HOUSE
4. ブルー・ミッチェルの I’LL CLOSE MY EYES
5. ON STAGE
なんか嬉しい……。
2019 enchanさんからのコメント。
動画配信ありがとうございます。サイドで参加曲ですよね? やはり、リーダーのウエス・モンゴメリーを凌ぐ勢いの『Full House』が第一位かな。次が、おなじみマイルスの『Someday My Prince will come』、キャノンボールの 『アラバマに星墜ちて』、リー・モーガン Vol 3の『I Remember Clifford』、モブレーのSoul Stationの『If I should lose you』ってなとこですかね。Booker Little とも演ってますよね。
《フル・ハウス》のケリーものりのりでいいんですよね!
モブレーは《イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー》ときましたか!
なるほど、さすが!!
こぶ こぶさんからのコメント。
エリックドルフィーが好きなんですが、高野雲さんはドルフィーをフリージャズとして聞いていますか?私はあまりフリージャズって感じはしないのですが、、、
Yahoo知恵袋で似たような質問がありそれに対する回答は、「ジャンル分けはつまらない」「ビバップとフリーの中間、そしてビバップとフリージャズの橋渡しをする唯一無二の存在」「前衛的だがフリージャズでは無いアバンギャルドジャズだ」などとありました。高野雲さんはどう思いますか?
そして本人は自らをどういうジャンルだと思っていたのでしょうか?
動画とあまり関係なくてすみません笑今回も楽しくラジオとして聞かせて頂きました!
私はドルフィーがすごく好きで、ドルフィーという1人のミュージシャンの表現として彼の作品を聴いています。だから、特に細かな分け方をして聴いていないのですが、一言でいってしまえば、彼のプレイスタイル(特に初期)は、ビバップが下敷きとなった「跳躍の激しいビバップ」だと感じます。
もちろん、後期はスケールに基づいたアドリブを演奏(モード)している作品もありますが、特にフリーには感じないですね。
フリーと感じる人は、「音色」にフリージャズっぽさを感じるのかもしれませんね。
とりあえず、「インパクト」のある音色ですからねw
でも、演奏のアプローチにあたっての方法論は、コードありき、あるいはスケールありきなので、フリージャズ的な要素は、私には感じられません。
どうやら、フリージャズと分類したがる人は、世の中でおきた自分の中の常識で判断できないことを、とりあえず「宇宙人・UFO・幽霊」などのキーワードを代入して納得するのと同じで、
ジャズの場合だと、音色が激しかったり、フレーズが抽象的で自らの脳味噌で解析できない演奏を「フリージャズ」という言葉で納得したがっている傾向がなんとなく感じられますw
ドルフィーの旋律のアプローチに関しては、以前書いた記事を参照していただけると、もしかしたら理解の参考になるかもしれません。
▼水平ドルフィー⇒垂直ドルフィー
https://cafemontmartre.tokyo/dolphy_play/
また、先日、ライブ配信で「アセンションってフリージャズかなぁ?」的な話もしているので、よろしければ聴いてみてください。
▼ライヴ配信 2023/01/21
CT 110
ブラックホークのソー・ホワットはこれですね
これですね
私も大好きでよく聴いてます♪