花野夏さんからのコメント。
こんにちは、花野夏です♪高野さんが選んだ「TIME WAITS」は、僕がバド・パウエルの別の魅力に気づいた思い出のナンバーです。それまではいわゆる天才が遺した名演的なものしか聞いていませんでした。だからなのか分かりませんが、「凄い」とは感じても「感動」はしなかったように思います。きっかけはエルモ・ホープでした。ある時からエルモ・ホープに魅せられ、特に「Barfly」というナンバーを偏愛するようになりました。で、当時の友人から『「Barfly」が好きならバド・パウエルの「TIME WAITS」も気に入ると思うよ』と言われ、早速聞いてみたところ、『これBarflyじゃん!』てな感じで、バド・パウエルの天才的ではない別の面の魅力に気づいてしまったわけです。以後、名盤紹介では取り上げられないバドのアルバムを何枚も購入し『俺はこういうバド・パウエルが好きだったのか!別の面を知って本当によかった!』と現在に至っているわけです。バド・パウエルとエルモ・ホープは共にモンクの親友だったんですね。で、調べてみたら「TIME WAITS」がリリースされたのが1958年、「Barfly」がリリースされたのが1959年、なんか音楽の繋がりを感じてニコニコしてしまいます。それではまた♪
⇒こちら
このコメントに触発されて「コメント返し」の動画をアップしました。
パウエルだけでなく、たまには弟分のホープのピアノもいいですね。
コメント
サンジョルディさんからのコメント。
【ジャズ・ブログ風に書いてみた、あるある】
エルモ・ホープ『インフォーマル・ジャズ』(56年録音)
さすがプレスティッジ、ジャケットにやる気が見られません。
聴きどころは、ハンク・モブレーとジョン・コルトレーンのテナーサックス。56年録音で、すでに2人のテナー演奏への姿勢の違いが浮き出ています。
モブレーは安全水域ブロウ、コルトレーンは危険水域挑戦ブロウ。
モブレーがウォーキングなら、コルトレーンは息を切らすぐらいのランニング。
モブレーが腹8分目なら、コルトレーンは満腹。
「ポルカドッツ・アンド・ムーンビームズ」でのコルトレーンは、まるでアイク・ケベックみたいに、息が漏れてるー。
3曲目の、両者のかけ合いも楽しい。ちょっとモブレーの方が、胸を貸す感じ。エルモ・ホープのピアノソロは、<引っかかり>やアクセントの入れ方、ちょっと濁した音選びが独特。
ドナルド・バード、弱冠23歳。トランペットが攻撃的。「ポルカ・アンド・ムーンビームズ」のバラード表現は、貫禄さえ感じます。ピアノソロにかぶせてますし…。
ポール・チェンバースの弓弾き、冴えています。
フィリー・ジョー・ジョーンズは、皆さん期待通りのドラム。
これだけのメンバーです。聴くたびに、新しい楽しみ方ができますよね。
Ken Konishiさんからのコメント。
絶不調のパーカーはいいですね!まさに別格です。ラヴァーマン・セッションでの”The Gypsy”は何度聴いても味があります。殆ど無意識の中であれだけ吹けるのですからパーカーは凄いんです:D
Jさんからのコメント。
ジャズおもしろ図鑑
音のパレット
ブルーノート シマテラ プレステッジ トウゴ とした場合 カッコイイけどなんか変形加工ダヨンネ まあサックスならいいね~ 対しプレステッジ 自然で 生に近いよなあ あれコンテンポラリー様の御登場 みな沈黙..
J
花野夏さんからのコメント。
おはようございます、花野夏です♪
コメント返し、ありがとうございました!そう、バド・パウエル、ビリー・ホリディ、チャーリー・パーカーの3人だけは全てのパフォーマンスに聴くべき意味がありますよね。ある種ジャズ特有のものかもしれませんが、残酷なまでに彼らの音楽の変遷がドキュメンタリーとして音盤に刻まれています。もちろんジャズをお洒落な音楽としてデートのBGMに使うことも間違ってはいませんが(そういう人も少なくないと思います)、アーチストの人生に思いを馳せながら、彼らの日記のページをめくるように音楽に浸るという経験はジャズを聴く耳だけでなく、ジャズを感じる心をも豊かにしてくれると信じています。圧倒的な天才のパフォーマンスに打ちのめされる快感、どんなに出がらしのようなパフォーマンスであったとしてもその根底に僅かでも残っているアーチストの本質に触れる歓び、どちらにもジャズを聴く醍醐味があると思います。これから仕事です。通勤のBGMはバドの『SWINGIN’ WITH BUD』です♪ さぁ、今日もがんばるぞ~!それではまた♪
サンジョルディさんからのコメント。
【ジャズ・物議シリーズ。『アガルタ』は、フュージョンなのか?】
<フュージョンだという意見>
ベースのマイケル・ヘンダーソン、パーカッションのジェームズ・エムトゥーメ、ギターのレジー・ルーカスのリフがまさにフュージョン・リズム。
トランペットやオルガンのマイルス。ワウペダルでフュージョン的。
サックスやフルートのソニー・フォーチュンは、ジャズ的。<フュージョンではないという意見>
ドラムのアル・フォスターは、8ビートのロック。ギターのピート・コージーのソロがハードロック。
アルバム全体に、フュージョン特有の「リラックス・コンフォータブル」が感じられない。<その他の意見>
「マイルス・ミュージック」ということでいいんじゃね?
その他の意見 part2(イジワル編)
ジミヘンにコンプレックスを感じた、ジミヘンより教育も金もある男が、地位と金に物を言わせて作った豪華バンドによる、結局のところジミヘン・ミュージック(拡張版)。
その他の意見 part3(イジワル編)
コルトレーンの『アセンション』や、オーネットの『フリージャズ』にはそっぽを向きつつも、あの「グジャグジャ感」にはちょっとは関心あるなぁ、でもあそこまでやっちゃうと俺様じゃないよなぁ、ロックにも関心あるけれど分かりやすすぎるのも癪だよなぁ、という悶々が巨大な渦巻きとなって生まれたミュージック(パンゲアも)。
結論⇒要するにやっぱりマイルスミュージック(笑)。
サンジョルディさんからのコメント。
【某雑誌・おすすめテナー特集に目を通して思ったこと、あるある】
<やっぱりなと思ったこと>
①ジーン・アモンズ、エディ・ロックジョー・デイヴィス、ジミー・フォレストがやはり選ばれていない。
②アイク・ケベックは、読者にしか選ばれていない。
③ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズは、鉄板。<意外だったこと>
①バルネ・ウィランを挙げる人が結構多い。
②『バラード』も思ったより多い。
③『ディッピン』⁉︎モブレー好きとしては、うれしいような、うれしくないような。
④『モード・フォー・ジョー』が選ばれていない。
⑤ウェイン・ショーター を挙げる人が意外に少ない。⑥『インターステラー・スペース』
インターステラースペース・笑
サンジョルディさんからのコメント。
【ジャズ風知恵袋、あるある】
ジョン・コルトレーン『インターステラー・スペース(日本盤旧題『惑星空間』)』と阿部薫『彗星パルティータ』が、フレージング、アルバム名、曲名の雰囲気などが似ていると思います。勿論、テナーとアルト、デュオとソロの違いはありますが…。
『インターステラー・スペース』が67年録音、『彗星パルティータ』が73年録音です。しかし、『インターステラー・スペース』の発売が74年らしいですから、阿部薫は録音当時、『インターステラー・スペース』を聴いていないはずなんです。似ているのは、ただの偶然でしょうか?
それとも間接的に2枚を結びつけるようなアルバムが存在しているのでしょうか?エリック・ドルフィーやオーネット・コールマン、セシル・テイラーとか。そのアルバム名を教えて下さい。
また、「そもそも2枚は、似ていない」というご意見も、理由付きで教えて下さい。
コメントありがとうございました。
これは返事をせねば!と久々に動画配信するぞー!と発奮することができましたです。
サンジョルディさんからの返信。
コメント返し、ありがとうございました。
「格闘家」と「ストリート・ファイター」、なるほどです。
サックスでフリーキーな演奏を突き詰めてしまった二人のフレーズに、少し似たものを感じてしまったのかもしれません。
Yamada Kevinさんからのコメント。
雲さんの主張楽しんでいます。ただ、ジャズの世界を語るとき彼らの生活環境は外せないし、演奏の中で起きているすべての状況を、単に曲の仕上がりだけでは語ってはいけない。それが出来ないならJAZZは聴けないですよね。JAZZのジャンルは彼らの歴史。あの背景にない現代のJAZZは、真似ているカポエラの如し。
ムーチョ-TenorTbさんからのコメント。
マイルスのネフェルティティ、、、聴いたことありますけど、みじかっ!?ってなりました。ライブ版です。好きでハマりましたが、マイルスはあまり聞かないので一回きりでした笑笑
アルバム版を5回以上聴いてみてください。
周囲の日常風景がぐるぐるとムンクの絵の背景のようにゆっくり渦をまいてきて、なかなか素敵なことが起こるかもしれません。
その効果として、ミステリアスで奥深いオーラを醸し出す人間に見られるようになるかもしれません。
そして、もしかしたら将来、カリスマ性を兼ね備えた存在として何千人もの若者(おもに女子)から崇め奉られるか、新興宗教の教祖として多くの信徒に傅かれる存在になるかもしれません。
ムーチョ-TenorTbさんからの返信。
本当ですか!!今度からは5回聞きます!!
トロンボーンの妖しい旋律で、たくさんの若者を救ってあげてくださいw