中山康樹・著『ウィントン・マルサリスは本当にジャズを殺したのか?』。
この本、なかなかおすすめ!
読み応えあり。
ということで動画をアップしました。
「ジャズ」評論家・中山康樹氏、最期の渾身の著作です。
コメント
Ken Konishiさんからのコメント。
自分はジャズ喫茶世代なので、マルサリスを聞いたときは上手いなと思いましたが何故か心に響かない感じを受けました。表現が難しいですが、表面的なんです。おっ!と思う瞬間が無く今一燃焼不足な感じが残るのですね。色々と恵まれすぎたミュージシャンだと思います。
トイペット愛玩具さん⇒Ken Konishiさん
ウィントンに関しては、才能には恵まれてはいるけれども、十分な下積み経験を重ねないまま青田買い同然で世にでしまった事もあるのかも知れませんね。
サンジョルディさんからのコメント。
【「知らない」とは言えないジャズ好きご隠居と、何でも聞きたがるジャズ好き熊さんの会話】
熊「ご隠居、ここんところ、キイボードを買って、ジャズの楽譜を見ながら鳴らしているんですがね」
隠居「ほう。感心じゃの」
熊「『クール・ストラッティン』や『モーニン』、『ワークソング』とか、黒い鍵盤を多く使うんですよ」
隠居「それは、<黒鍵>と言うんじゃよ。半音下がりのフラットじゃの」
熊「へえ。でね、あっしは、その黒鍵とやらの音は、日本人に響くんじゃないかと思いやしてね」
隠居「良いところに気がついたのう。ザックリ言うと、日本人は、半音下がりが好きなんじゃ。だから『クール・ストラッティン』がジャズ喫茶で合唱され、『ワークソング』が尾藤イサオに歌われたんじゃよ。ジャズでは、半音が使われた音階をブルーススケールと言って、好んで使われるんじゃ」
熊「じゃあ、キーボードで黒鍵だけ弾けば、ジャズになりやすかい?」
隠居「ふむ、おそらく民謡になるじゃろうな」
先ほどいただいたコメントのアンサー動画をあげています。
いつもオモロネタ、ありがとうございます。
サンジョルディさんからの返信。
早速ありがとうございました。
野中太喜さんからのコメント。
マイルスのデイグは?
まさに汽水域でしょうね。
あるいは両者の架け橋。
永井勉さんからのコメント。
こんばんわ永井です・・・W
以前の{ 楽器ができない奴がJAZZを語るな!!}
と同じ感じのお話ですよね・・・W
大好きな話題です・・・W
確かに楽器の演奏が出来て楽理を知ったうえでJAZZを語るのは理想だと思います・・・
私も楽理を少しだけかじってますが 私が思うのはプレーヤー目線でjazzを追って行く人
リスナー目線でjazzを追って行く人の二つに分けられるのではないでしょうか・・・
例えばパーカーのコンファメイション。いい曲なんですけどプレーヤー目線だとすぐに分析から入るんですよね・・・W
使われているコード進行の確認 コードを弾いてみる 一曲ぶんコードを弾いてみる
ソロの確認 ソロの練習 ・・・・無理!!
私は、客観的にJAZZを聴けません・・・いつも分析から入ってしまいます・・・泣く
雲さんも多分 同類ですよね・・・W
いただいたコメントのコメント返し動画をアップしました。
いつもコメントありがとうございます。
Tetsuo Nambaさんからのコメント。
コメントを取り上げてくださり、ありがとうございます。僕は絶対音感はありませんが、なぜか E flat のキーが聴いていて、しっくりきます。管楽器をやってきたせいでしょうか。
コメントありがとうございました。
コメント返しの動画をアップしていますので、よろしければご確認ください。
今後もよろしくお願いします。
松兼六苑さんからのコメント。
コメント返し動画嬉しい!ありがとうございます。Money Jungleのミンガスのベースの生音のゴリゴリした暴力的な弦の振るえが生々しく聴けて大好きなアルバムです。レジェンドのEllingtonにまったく物怖じしないミンガスの神経の図太さがそのまま音になったような迫力で、ついつい音量を上げて聴いてしまいます。
Jさんからのコメント。
J のバップの定義(感覚) ビー(ル)バップ 火を噴くバーナー ハード(ボイルド)バップ 走るクルマ(時々マフラーから火を噴く また 時に道脱線 マア4輪ナラ安定ダヨナ)
J
Ken Konishiさんからのコメント。
何度も失礼します。Dexter rides againのジャケはサヴォイ盤らしくダサいのですが、牧歌的でいい味出していますね^^ちなみに乗っているのは馬ではなくポニーです:D
ムーチョ-TenorTbさんからのコメント。
そういえばJJのアルバムで、ミンガスがベースしてて、後半はポールチェンバースがベースしてるのがあって、前半は、あー、ミンガスね〜。位だけど、後半聞くと、ミンガスやる気なかった、、、?と思わざるを得ないほどポールチェンバースがめちゃくちゃ目立っているのが面白かった。ミンガスは目立とうとするのにフレーズを使わず、とてもシンプルな四分音符のキッチリしたウォーキングベースで、彼の名言を思い出しますね笑笑ポールチェンバースは八分音符をかなり使って、とても目立ったベースで、ソロみたいなのもあって、ミンガスの新しい面を知り、ミンガスについての理解が少し深まった気がします。同じくチェンバースも。昔雲さんが言ってたチェンバースのベースの話がわかってきました笑笑まぁ、それを知ったのはJJのアルバムなんですけどね笑
ムーチョ-TenorTbさんからのコメント。
フラット系、、、めっちゃわかります!!僕は、他のキーはG minorが好きです笑笑
R Kさんからのコメント。
お疲れ様です。
ウイントン・マルサリスについてですが、結論から言って〝大勢いるジャズメンのひとり〟という解釈でいいと私は思います。多分ウイントン自身もそう思っているのではないですかね。彼の年格好からして、幼少期にはいかにジャズ発祥の地ニュー・オリンズと言えども年代的には街中にすでにいろんな音楽が溢れている頃だったのではないでしょうか。そうして見ると〝アース・ウィンド&ファイアー〟がアイドルだったというのもうなずけます。
生真面目な性格であろう事は、彼の楽器の演奏スキルの高さでも分かります。もちろん楽器演奏の才能に恵まれている事もありますが、実際の演奏の中でコレクティブなニュー・オリンズ・ジャズのスタイルを取り入れた演奏をしばしば見受ける事や、演奏の前後に時として〝説教くさく感じる〟解説を丁寧にする事を鑑みると、彼の〝一徹さ〟が分かると思います。それは彼の作曲やアレンジ、彼の率いるバンドにも表れていると思います。
いずれにしても、ジャズミュージシャンはほぼ自分のやりたい音楽をやると考えていいと思いますが、それはまた、その評価は彼ら自身とはまた別に〝オーディエンス〟にも委ねられているのですね。そう考えると〝いいか悪いか〟などと考えるのは意味がない様に感じます。つまり、
〝みんな違ってみんないい〟
高名な詩人が言っておられましたが、私はそうした聴き方で沢山のアルバムを楽しんだ方が得だと思います。
追伸です。
音楽理論についてですが、
より深くジャズに浸りたい方にはぜひお薦めしたいと思います。ちなみに、
管楽器主体のフルバンドの楽譜の場合、〝♭系〟の楽譜が多い様に思います。テレビで流れるビールのCFで〝茶色の小瓶〟がありますが、グレン・ミラーのオリジナルのキーは〝♭5つ〟のD♭です。なぜかCFで流れるものも同じD♭のキーだったりするのは面白いですね。
また、しつこくて申し訳ないのですが、ベニー・ゴルソンの名曲〝ファイブ・スポット・アフター・ダーク〟ですが、アルバムの中で演奏されているキーは〝#ふたつ〟のBmです。
一見#ふたつなら演奏しやすいと思われるかもしれないですが、これもある意味〝変態〟の様なキーですね。楽器をやる方にはお分かり頂けるかと思いますが、〝調号は♭3つになるが、なぜ半音上のCmではいけないのか〟とつい考えてしまいます。ですが、あの曲のあのフィーリングにはルートの音をあえて〝B〟にする事が必要だとゴルソンは考えたのでしょうね。そしてそれは正解だったのですね。
私にとって、BやBのマイナー系は鬼門ですなぁ~(苦笑)。
ピアノだったら山あり谷あり、ベースだと、あれ?いつのまにかB♭になってる??(ダメじゃん)
ベースやピアノにとっては「なんでBなの?Cでいいじゃん」と思うBは、
管楽器にとっても「B♭のほうが全然ラクなのに」なキーでもありますよね。
しかし、ゴルソンは演奏しやすさよりも、響き、テイストのほうを取ったんでしょうね。
やはりキーが違うと音のツヤや深みが違った聞こえますからね。
望月英伸さんからのコメント。
ウィントン・マルサリスはモーリス・アンドレ, ティモフェイ・ドクシツェルと同じジャンルの演奏家と思っていました。トランぺッターというよりトランペット奏者ですね。ジャズもできるという方がむしろ驚きです。
なるほど~、クラシック方面からだと、そのようにウィントンは見えるのですね。
私たちジャズ聴きからすると、キース・ジャレットと同じく、クラシック「も」演奏できるジャズマンという認識でした。