動画の常連視聴者さんより、「なんでミンガスは、めっちゃ素晴らしいコンポーザー&ベーシストなのに、なぜ日本で知名度がないの?」というご質問をいただきました。
言われてみれば、そうだ。
たしかに。
あんなに凄いのに、でも、同時にクドさが同居しているから、「すまーとな人」が増えている現代においては、このクドさが災いしているんじゃないかとも思うんですよね。
しかし、だからといってミンガスを聴かないのは勿体なささすぎます。
ミンガスの音楽はたしかにクドい。
でも、そこが魅力でもあるんですよね、裏を返すと。
なので、ミンガスのクドさ(=魅力)を動画で語ってみました。
クドくて面倒くさい男が作り出す音楽に酔いしれてください。
まずは、ミンガスの音楽からどうしようもなく漂ってくる濃厚さと作・編曲能力が良い形であらわれた《オレンジ色のドレス》をお勧めします。
個人的には、エリック・ドルフィーが参加している『イン・ヨーロッパ vol.2』のヴァージョンが好きですね。
コメント
永井勉さんからのコメント。
またまた取り上げていただきありがとうございます・・・謝謝
モンク工務店 営業の永井です・・・W
本当にたくさんの情報をありがとうございます・・・涙
いいですよね~~ミンガス!!!!W
ロックのなかではプログレが好きだったので
ジャズのなかでのモンク・ミンガス・エリントンはジャズプログレという感覚で聴いています・・・W
昨日 エリントンの1966 Far East Suite の Tourist Point of Viewを偶然聴きました・・・上には上がいる!
きっと モンクもミンガスも もう追いかけるのは辞めようと感じたのでは??
これをやられたら誰も敵いませんよね・・雲さんはどう思いますか?
エリントン 恐るべし・・・W!!!
あれはヤバいですねぇ。
やっぱりエリントンと他のミュージシャンの間には猛烈に高くそびえる壁のようなものを感じられます。だから、敬して遠ざけられるというか、あまり聞かれていないのかもしれませんね。
永井勉さんからの返信。
モンク研究家の永井です・・・W
エリントンの1966 Far East Suite ラストの Ad Lib on Nippon
凄いアレンジですよね!!!
で 気づいてしまいました・・・W
エリントンをコピーしながらも 彼が持っている泥臭い所とか不思議な音楽感 不協和音
をより増幅させたいと思った事がモンクのスタイルを創ったって事に!!
そして不世出のモンクというピアニストを生んだ 祖 エリントンに感謝・・・!!
最近の永井さんは、どんどん日本のジャズファンの主流?である美メロとかおしゃれムーディーなものを求める傾向からどんどん外れていくような気がしていて、心配……というのは嘘で😀、どんどんディープな音楽道に潜っていくような感じがしていて、とても素晴らしいことだと思っています。
こういう求道者的な聴き手がもっといれば、日本のジャズシーンももっと元気になるのになー、なんてちょこっと思っています。
kamaichi2002さんからのコメント。
1974年?の「アット・カーネギー・ホール」はそういうミンガスをとりさって、純粋にエリントンナンバーをやってますね。
created by Rinker¥1,430 (2024/11/22 02:39:31時点 Amazon調べ-詳細)しかし、単なるジャム・セッションじゃない。決してミンガスは前に出ないが、あの4ビートは凄い! それに乗ってソロをとる連中のソロを取る奴らのの切れっぷり! 永遠の愛聴盤ですよ。この盤も紹介してください。
そうそう!あのアルバムはヤバかっこいいです!昔、「いーぐる」でベース特集をやったときのエンディングにかけました。ひたすらしゃにむに鬼気迫るピッチカート。ミンガスおそるべし!
市田真二さんからのコメント。
私もつい最近までミンガス素通りジャズ人生でした。雲さんの動画がきっかけでかじるようになった口です。何故素通りだったか。私の場合、ジャズ鑑賞初級期体験でおおかた決まってしまったのでしょう。まず初級者が管楽器やピアノではなく敢えてベース奏者のリーダー作に小遣いをはたく可能性は低いこと、たとえ買うかどうか迷っても代表作と言われるアルバムのサイケ調ジャケ絵や和文タイトルで引いてしまうこと、初級者が手を出す所謂名盤と言われるアルバムにはミンガスがサイドマンとして参加していることがないのでリーダー作以外で彼を聴く機会は滅多になくこのベーシストいいね、ということもなく数十年経過。こんなところでしょうか。そして、雲さん動画で運命の出会い。アンチーブ、タウンホール、プレゼンツ、5、クラウン、直立、等々でぶっ飛び、でもまだまだ聴き込みが足りないぞ。頑張ろう。話は変わりますが、雲さんは「えんがちょ」世代なんですか?動画の中でこの言葉を聞いて大変懐かしい思いでした。
ああ、なるほど。ベースという楽器自体が、よっぽどのマニアではないと、あまり関心集めないということはあるかもしれませんね。
「えんがちょ」は、自分よりもちょっと上の世代が使っていた記憶があります。じゃあ、我々の世代は?というと、うーん、あまり思い出せないです。
ムーチョ-TenorTbさんからのコメント。
私はベース好きですよ、めっちゃくちゃ。ジャズの初心者の初心者の初心者ですが。はい。え??これって私おかしいですかね???
おかしくはないですよ。ただ、ウワモノより先にベースに反応する人口は、やっぱり少ないというか、少数派ですよね、やっぱり。でも、少数派=おかしい ではないと思います。
坂巻洋さんからの絵文字。
😮🌾💙🌿
💙💙💙💙
ムーチョ-TenorTbさんからのコメント。
中学生ですが、この前顧問の先生にミンガスのCDを貸してください!っていったんですよ。そしたら…wあのw…ww はい。そしたら、その歳でミンガスに感動するのは変態とか頭おかしいとかいろいろ言われましたwwえ?これって頭おかしいですか?
感動に年齢は関係ないです。
したがって頭おかしくないですよ🥴
ムーチョ-TenorTbさんからの返信。
ありがとうございます!安心しました!!
中村耕太郎さん⇒ムーチョ-TenorTbさん
こんにちは。宜しくお願いします。それは、
ニコニコしながら、ホメ言葉のニュアンスで? それとも、年齢と音楽の対比で、頭をひねっている感じ?
後者だったら、キミに「負けた…」と思ったんだよ。僕も中学生の頃にミンガスを聴いていたよ。
ムーチョ-TenorTbさん⇒中村耕太郎さん
こんにちは!どうだったっけ、、たぶん8割は誉め言葉として、だとおもいます。あとは衝撃かな?おどろいてました、、
まぬけさん⇒ムーチョ-TenorTbさん
ミンガス好きな私って異端か?w
ムーチョ-TenorTbさん⇒まぬけさん
異端とまではいかないけどちょっと変わってるよねみたいな認識ですかね笑笑
もんたまつこさんからのコメント。
私はブルース&ルーツが好きです。
一曲上げるとするとオーヤーのイククルージアスティックスですね。
意外と旧世代のロッカーに信者がいますよね。
ディするとあの世で歯を折られますよ笑
重戦車チャールズミンガスをもっといろんな人に聞いてほしい。
松兼六苑さんからのコメント。
はじめまして。いつも楽しく拝聴させて頂いております。ジャズを聴き覚えていく段階では一般的な編成のピアノトリオや2管で比較しながら好きなミュージシャンを探してたので、そういう枠から外れた編成で独特の音楽を作ってるミンガスの音楽に興味を持つまでにかなりの時間を食ってしまいました。初めて聴いたらすぐに独特のドライブ感のある演奏の虜になって一気にアルバムを何枚も買い込んでしまいました。Mingus Ah Umがフェイバリットです。
s tさんからのコメント。
最近ジャズを聴き始めた者なのですが、apple musicでthe clownのジャケを見た時、かっこいいと思いました笑
中身はもっとかっこいいのですが…
それ以来ミンガス聴きまくってます。
GM HNさんからのコメント。
ミンガスの音楽はジャズの皮をかぶったロック
しかり!
Hiromi Hasegawaさんからのコメント。
ミンガスはブッカー・アーヴィン経由で聴くようになりました。トラディショナルなブルース・ジャズのフォーマットに軸足を置いて聴いた事がないような音楽をつくる、個人的にはエリントンと比肩する偉大な音楽家だと思います。
日本で理解されないのは日本人はjusticeという概念が判らないから「政治的」という言葉をものすごく拡大して捉えているからではないかな?と思ったり。
>「政治的」という言葉をものすごく拡大して捉えているから
それはあるかもしれませんね。
音楽に触れる以前に、彼を形容する言葉で引いてしまう人も多いのかもしれません。
坂巻洋さんからの絵文字。
🌱💛😀🌾
😀😀😀😀
カトウシュンさんからのコメント。
ミンガスくらいの巨漢だと隠れても見つかりそう(笑)
うまく隠れられても、匂いや鼻息の荒さで位置がバレそう(笑)。
カトウシュンさんからの返信。
しかし、ミンガスのベースいいですねぇ(笑)
腹の底からズンズンくるのがたまらんです。
あと、音色ね。
乾いた音色がゴッツくてハードボイルドなのですよ。
Docter Masterさんからのコメント。
はじめまして。チャールズ・ミンガスは、ジョニミッチェルのアルバムから名前を知るようになり、「直立猿人」と「ミンガス プレゼンツ ミンガス」を聴きました。
ただ、正直、まだピンときていません。ジョニミッチェルのアルバムから入ったので、聴く前はジャズロックっぽいものをイメージしていたので、そのギャップもあるのかもしれません。
オススメされていたアルバムを聴いてみたいと思います。
ありがとうございました。
ぜひ色々聴いてみてください!
netbsd maniaさんからのコメント。
人気ないんですか? ドルフィーとのセッションなんか最高ですけどね。ヨーロッパのツアーはみんな凄いですよね。
ミンガスとのセッションは、おっしゃるとおり、どれもが
凄いです!最高です!圧巻です!
本多文さんからのコメント。
ミンガスが好きな人は私を含めマニアックな方、来日コンサートで一番期待を裏切らなかったのがミンガス、一番がっかりしたのもミンガス、翌年のチケットが悲しい結果に
katsu arikさんからのコメント。
ミンガスが日本で人気ないて聞いたこと無いわ
そうですか。
からすカラスさんからのコメント。
ミンガスの音楽性に日本のジャズファンがついていけなかっただけでしょう(笑)コールマンもアイラーも前衛的な音楽は苦手なんだよね~ただそれだけ(笑)それを知ったかぶりの評論家が孤高のジャズとか怒れるジャズマンとか変な批評するから敬遠されるのよ
海口Gさんからのコメント。
団塊の世代です。ジャズに触れたのはコルトレーンからでしたが、次に触れたのはミンガスでした。
コルトレーンが来日した同じ年の1964年4月19日 パリ、シャンゼリゼ劇場 ライヴのレコードに触れたとき(1972年のジャズ喫茶新宿DIGだったかと)、コルトレーンとは違うようで似ている、似ているようで違う、でも、なにか共通している・・・一言で言えば「歪な真珠」=「バロック」でした(^∇^)
CD時代になったときも CHARLES MINGUS GREAT CONCERT1964は買いました。
ところが、21世紀になって、1964年欧州ツアーの一コマがYouTubeで見ることができ、びっくり・・・また、共演が叶わなかったジョニ・ミッチェルの1979年の「ミンガス」これも必読、いや必聴ですね。