ピアノトリオが好きな人こそ管楽器入りジャズを聴こう!
これをテーマに語った動画をアップしてみました。
短めに話すつもりだったのが、15分を超えた喋りになってしまいました。
YouTubeにアップしようとしたところ、
⇒「エラー」
原因は、15分を超えた動画は設定を変えないとアップできないのだそうです。
おお、数十秒とはいえ、15分を超えた喋りをしていたんだ……。
あわてて設定を変えてアップしたら、今度は視聴できるようになりました。
ジャズのピアニストは、管楽器奏者と共演することによって、ピアノトリオでは演奏しないフレーズが相互刺激で出てくることってあるんですね。
だから、ピアノトリオばかり聴いていると、垣間見れない世界もあったりするんですね。(ピアノトリオしか出してないピアニストなら別ですが)
そんなことをツラツラと語った動画です。
よろしければご覧になってください。
動画の中では一例として、ピアニスト、デューク・ジョーダンのリーダー作『フライト・ドゥ・ジョーダン』(ブルーノート)を例にあげていますね。
タイトル曲。リーダーのジョーダンのピアノソロが映えるのは、彼の前にディジー・リースのトランペット、そしてスタンリー・タレンタインのテナーサックスがあるからこそだと感じませんか?
そして、ピアノトリオのように、ピアノがテーマを弾いて、そのままアドリブに入るフレーズと、管楽器にバトンタッチされた後に引き始めるフレーズってけっこう違いがあると思うんですよね。
コメント
tomita Theloniousさんからのコメント。
そういえば「フライト・トゥ・ジョーダン」は聴いたことありませんでした。すいません。思わず納得の話ですね。
でも管楽器は嫌い。ウルサイ。あたしゃピアノしか聴きたくない。って人がピアノトリオを聴いているのかな。
って思う。読書しながらとか。
にゃるほど~。やっぱうるさく感じるんですかね~。
ジョン・ルイスの『グランド・エンカウンター』のビル・パーキンスのようにうるさく感じない管の演奏もあるんですが、逆にピアノトリオとはいえ、もう読書どころではないハサーン・イブン・アリの演奏もあるんですが、まあ、先入観なんでしょうね。ピアノトリオは落ち着いて聴ける、管入りはうるさい、みたいな。
まあ、その傾向は20年後も同じような気がするので、私がとやかく言っても仕方のないことなんですけど……。
R Kさんからのコメント。
〝ピアノ・トリオ〟ですか。〝ギター・トリオ〟はどうなんでしょうか。
私は管楽器の人間なので、こと〝ジャズ〟においては〝ビアノ〟の人と〝ギター〟の人には、何となく同じ雰囲気を感じるところがある様な気がします。
どちらも〝メロディ〟と〝ハーモニー〟が同時に出せる、自己完結性が関係しているのでしょうか。
まだありましたね。〝ビブラホン〟です。〝M.J.Q〟の名曲、〝バグス・グルーヴ〟。ブルースですが何となく格調高く聴こえるのは先入観からですかね。
特に〝M.J.Q〟の演奏においては、〝室内楽的ジャズ〟と称した評論家がいた様に思います。いずれにしても鼓膜が破れんばかりの音量とは、違う方向性のものですね。嫌いじゃありません。
〝多様性〟のひとつだと思えば良いのではないでしょうか。〝システムと乗り〟さえ同じであれば、〝ジャズ〟に変わりはないですね。
いろんなミュージシャンがいるのと同様に、いろんなオーディエンスがいるのですね。それを〝否定〟するという事は逆に自分を否定する方向に跳ね返って来るかもしれませんね。
〝キーボード〟の括りで、〝オルガン〟プレイヤーの〝ジミー・スミス〟の演奏は、そんな中でもパッショネイトな演奏ですね。
〝ザ・キャット〟というアルバムでは、
フルバンド+aの編成をバックに、グルーヴィーなソロを聴く事が出来ます。また、似た様な編成で、ギターの〝ウェス・モンゴメリー〟と共演したアルバム〝ナイト・トレイン〟では、ふたりのブルージーな演奏がいいですね。バックのホーンセクションのアレンジメントもいいですよ。
どちらも私の愛聴版です。
XO XOさんからのコメント。
高野さん、こんにちは👋😃ジョンコルトレン、スマイルデイビス、格好いいですね。日本人は日野皓正、渡辺貞夫、ちょと脱線しますけども、MJQ 、ロンカーターも良いですね。
ん? スマイルデイヴィス???
もしかして、『マイルス・スマイルズ』の新しい略だったり?
だとしたら、私、このアルバム大好きですし、これに参加しているロン・カーターのベースプレイも凄いと思っています。(やっぱりトニーのドラミングがいちばん凄いですけど)
XO XOさんからの返信。
高野さん、こんにちは👋😃マイルスですね。🙇MJQ のあのビブラホンの音色が哀愁を誘いますね。🌠💡😉🙆
ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンは、とても気持ちが良いですね!
涼やかな音色に、あの微妙なタメが、とても心地よく脳内マッサージをしてくれます。
MJQも良いですが、私はホレス・シルヴァーとの共演(『ミルト・ジャクソン・カルテット』)やハンク・モブレイと共演した時のアルバム(『ハンク・モブレー&ヒズ・オールスターズ』)をよく聴いています。