「ミュージック・インク」が繰り広げた熱いライヴ

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チャールズ・トリヴァーとスタンリー・カウエルが結成したユニット、ミュージック・インク。

ベースがセシル・マクビーで、ドラムがジミー・ホップス。

この4人による気合の入った熱い演奏!

リー・モーガンが射殺されたライヴハウス「スラッグス」での演奏が収録された、『ライヴ・アット・スラッグス』。

これvol.1と2があるんですが、両方とも素晴らしい演奏の連続です。

残念ながら、これらの音源、持っていなくて、レコードじゃないと聴けないと思って、ジャズ喫茶でよく聴いていたものですが、

先日、アマゾンを検索していたら、CD、あった!

でも、高っ!

CDが「6150円より」で、レコードが「18235円より」でした。

どうしても聴きたい方だけどうぞ、って感じですね。

※現在は、廉価のようです。

いやはや、こんなに素晴らしいアルバム、もっと廉価で手に入るよう、日本のレコード会社さん、版権買い取って再発してくれないでしょうかね?って感じなんですけどね。

※現在は、廉価のようです。

このアルバムについて、動画でも語っています。

よろしければ、ご覧になってください。

それにしても、トリヴァーのトランペット、ストレートで熱くてカッコいいですよ。

ストラタ・イーストというレーベルは、トリヴァーとスタンリー・カウエルが立ち上げたレーベルなんですが、レーベル立ち上げて
アルバム出すからには、「俺たちの音楽を聴いてくれ!」という熱い思いがあったからこそでしょう。

その熱さがヒリヒリと演奏から伝わってくるのです。

コメント

kamaichi2002さんからのコメント。

雲さん、こんにちは。かまいち@10連休酒浸り、です。
music incのCD アマゾンで1万円越えでした(泣)。この時代が私のJAZZ青春時代でした。トリヴァー大好きでした。しかしこのLPは持ってません。ストラタ・イーストはかつてトリオ・レコードが精力的に販売していましたね。デルマークも。なつかしいです。唯一持っているストラタ・イーストのCD、スタンリー・カウェルのソロピアノ「ミュザ」を聴いてみようと思います。ああなつかしい!
思い出させてくださりありがとうございます。

うほ、1万円越えですか。それはさすがに……。たまに600円くらいのアイスコーヒー飲みながらリクエストして聴くくらいが丁度よいかも。
トリヴァーはストレートなカッコ良さがありますよね。そうですか、青春時代にトリヴァーが流れていたら、それはもう、若きハートに刺さりまくりだったんじゃないですか?!
酒びたり連休生活いいですね。私はもうだいぶアルコールから遠ざかってますね。先日、ビールを一本飲んでみたんですが、あんまり美味しく感じられなかったので、ノンアルコール体質が出来上がってきているのかな? 連休というのに細々とした野暮用消化に奔走しておりますです。

ブラウンサムさんからのコメント。

YouTubeにアップされてましたので早速聴きました。トリヴァーとマクビーはマクリーンの『It’s Time!』と『Action Action Action』で聴いていましたが、トリヴァーについてはハバード似のtpだなという印象でした。雲さんの動画を聞いている最中はあのトリヴァーがハンニバルマービンピーターソンのように演っているのかな?とちょっとためらったのですが(ハンニバルはあれはあれでいいのですが)、いざ聴いてみると、このアルバムもう50年前の演奏ですが当時としては結構先進的な演奏だったのでしょう、今の耳で聴いても新鮮で、途中だれるところもなく感動の70分でした。いいアルバム紹介くださってありがとうございます。

たしかに、「あの時代」のトランペッター、
ハバード、トリヴァー、ウディ・ショウは、イメージもサウンドも似たような感じですよね。
で、似ているようでちょっと違う。で、その違いは?といわれても、説明するのが難しいんですよね。
ドナルド・バードとブルー・ミッチェルとカーメル・ジョーンズの違いは説明できるかもしれないけれど(笑)。
でも、やっぱり、このメンツでやる演奏は、ハバードではなく、やっぱりトリヴァーじゃなきゃダメなんだ!という気分になるのが不思議です。
トリヴァーは、たぶんテクニック的にはハバードには劣るでしょうし、歌心的なところでいえば、ウディ・ショウのほうが上かもしれません。なのに、不思議ですよね、トリヴァー、カッコいいんですよ。なんでだろ?うまく説明できないんですが、「チャールズ・トリヴァー」という名前の響きがカッコいいのかな?(笑)
というのは冗談ですが、動画の後半でも触れたとおり、やっぱり音符の並びとか、演奏の手法以前の問題として、楽器から発せられる音にこびりついている気合いみたいなものがトリヴァーの場合はカッコいいのかもしれません。
そこが、うまく説明できないところなんですけど……。

永井勉さんからのコメント。

Live at historic slugs 聴きました。
Music inc ・・・かっこいいです!!!!!
一曲目の spanning  完全にSo whatのオマージュですよね!
弾けた So whatかも・・・W
全曲 凄いです! で もうひとつ聴きたいと思い
1975 Charles Tolliver Impactを聴きました。
ラストの Mournin’ Variations! どはまりしました!

発想がモンク的なんです!
雲さんに教えてもらったThe Dave Brubeck Quartet の
Blue Rondo à la Turkを聴いたときと同じの感覚です。
渋いJazzもいいんですけど こんな別世界に突然ワープ
してしまうアレンジ・センス 大好きです!!!