『ファイヴ・ミンガス』と呼んでいるけれども、正確にはジャケットの表記どおり、『ミンガス・ミンガス・ミンガス・ミンガス・ミンガス』が正式名称らしい。
タイトル、クドい(笑)。
で、中身の音楽も、熱くてクドい。
しかしまた、そこが良いのです。
このアルバムの解説をYouTubeにアップしています。
ドルフィーもアーヴィンも参加。
各ソロプレイヤーのアドリブも楽しめる上に、彼ら癖のあるメンバーたちをまとめ上げ、濃厚なジャズ、あるいは曲によっては火花が飛び散るような熱いジャズを展開するミンガスのサウンドは、これまたド迫力。
このサウンドの分厚さ。
本当にデューク・エリントンが好きだったんだなということが分かります。
コメント
永井勉さんからのコメント。
モンク先生だけがみんなの綺麗な心を少しだけ汚してくれる
開祖だと信じてる永井です・・・・・・W
ミンガス 聴きました!!
5 Mingus
Mingus Ah Um 1959
ついでにMoney Jungleも聴きました!!
悪いわけがないじゃないですか!!
すべてはエリントンからなんですね!!
楽器をたくさん使うMingus
ピアノからのモンク 両者とも 凄いです!!
なんとなくですけど根底にある同じ匂いを感じました!!
それとは別ですが Money Jungleの Fleurette Africaine
凄い曲ですよね 汚れているのに綺麗というか エリントン 恐るべしです!!
やった!響いてくれましたか。エリントンは、モンクにとってもミンガスにとっても親父みたいな存在感ですね。汚れているのに綺麗。このニュアンスわかりますよ。コルトレーンとエリントンのアルバムの一曲目なんかも美しいですよ。ほんと、超時代的。
永井勉さんからの返信。
Duke Ellington & John Coltrane
の1曲目 In a Sentimental Mood
いいですね~~~
いつも全力の Coltraneが Duke Ellingtonの前では
子猫みたいですね・・・W
個人的には 名演だと思います!!
力を抜いた Coltrane のプレーは最高です!!!
やはりそう感じられましたか!私もそう思います。
市田真二さんからのコメント。
面構えからして怖くて近寄りがたく、これまでミンガスは縁遠い存在。ドルフィー参加の64年のタウンホールライヴ盤にはぶっ飛んだのだが、若い頃聴いた直立猿人の印象が余程尾を引いているのか他のアルバムには手が伸びず仕舞い。しかし今回5ミンガスを聴き彼の音圧、音色、ドロドロ感に感動、やっとほかのアルバムも聴く決心がついた。濃度の濃い演奏をいっぺんに聴くとどっと疲れるので少しずつ聴いているところ。これまでアットザボヘミア、直立猿人、道化師、ミンガス3、メキシコの思い出、イーストコースティング、アーアムまで到達。疲れるが満足感一杯。変わったところではレッドノーボのムーヴもスタンダード曲でのミンガスが聴けてよかった。まだまだ先は長い、気負わず、頑張るぞ。
たしかにモツ鍋とドブロクなミンガスをたっぷり摂取した後に、レッド・ノーヴォを聴くのって、まるで湯上りミント炭酸水を飲むような爽やかさがあるかもしれませんね。バド・パウエルが1曲だけ参加して(四月の思い出)、長いソロを繰り広げる『アンティーブ』も素晴らしいですよ。あ、それはもう聴かれてましたよね??
市田真二さんからの返信。
アンティーブは既聴です。早起きついでに今あらためて聴いたのですが、3ホーンによるサウンドの分厚さ、とくにドルフィー、アービンのプレイには興奮させられます。《I’ll Remember April》ですが、ドルフィーの凄まじさに比してバドパウエルのプレイは今一つ尖がっていない、乗っていないというか、アドリブも似たようなフレーズの繰り返しのように聴こえちゃいました。そのように聴こえたのは私だけかな?
閃きを失ったかわりに味を獲得した時期のパウエルの長尺演奏ですね。同じようなフレーズが散見された長尺ソロでも退屈せずに引き込まれませんか? 私の場合、スティープるチェイスのゴールデンサークルの演奏のような感覚で聴いています。熱い演奏のあとのちょっとした「さまし」として良いバランスなんじゃないかと思っています。
市田真二さんからの返信。
ついつい、パウエルと言えばスティットを蹴散らしてしまうあの演奏をイメージしてしまう私、まだまだ演奏家への寄り添いが足りないかな。
前期と、中期、後期のスタイルはまったく違うので、人生後半の語り口になれれば、それはそれで味わい深いものがあると思いますよ。いずれ、取り上げます。
永井勉さんからの返信。
モンク命の永井です・・・・・・W
ミンガス イイです!!
1959 Mingus Ah Um の 02 Goodbye Pork Pie Hat
から始まり 1963 5 Mingusを聴き 1956 Pithecanthropus Erectusを聴き
1957 The Clownを聴いている最中なんですが とにかく圧巻ですね!!!
ミンガスのコンセプトをもったアルバム・・・かっこいいな~~
ピンク・フロイドの原子心母 のようなプログレ感ですよね!!!!W
この人って Jazzの域超えてますよね!!
いわれてみればプログレ精神宿ってるかもですね。たまたま守備範囲がジャズでウッドベース奏者だから、ジャズのフィールドでこういう表現したんでしょうけど、もっと後の時代に生まれていたら、また違う音楽作っていたかもしれませんね、ミンガスは。
ムーチョ-TenorTbさんからのコメント。
このアルバムはやっぱりエリントンの真似(パクリ笑)をしてて、全体的にテンポが早い笑
顧問の先生に貸していただきました笑笑
そうなんですよ!雲さん!小編成でビッグバンドを再現する、、僕の目標でもあります笑笑
僕もエリントンはあんまりわかってない気がします笑笑でもミンガスは結構わかってきた?のかな?笑笑
ミンガスによってエリントンを取り入れているのか、、、
特にベターゲットのサックスが攻撃的すぎて痺れた笑笑
全て雲さんのおっしゃる通りです!
>小編成でビッグバンドを再現する、、僕の目標でもあります笑笑
頑張ってください!
参考までにコチラ。
ビッグバンドというよりは、トンガリ・インストバンドって感じではありますが、昔、このトロンボーンの先生のアンサンブルのレッスンを受けていました。
トロンボーンがはいると少人数でもバンドに厚みが出ますね♪
ムーチョ-TenorTbさんからの返信。
ありがとうございます!5回以上聞いてきます!
あ、あまり無理しないでね♪