弘田三枝子のMy favorite Miles~『ジャズランド』1976年3月号

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先日アップした動画「『ジャズランド』のマイルス生誕50周年特集のタイトルをざっくり紹介」(こちら)に、「弘田三枝子が好きなマイルスのアルバムは何て書いてあった?」という質問コメントをいただきましたので、アンサー動画を作ってみました。

弘田三枝子のマイ・フェイヴァリット・マイルス・アルバムは?!

コメント

kankannouさんからのコメント。

阿部克自🎷📷

博 橋本さんからのコメント。

【コメント返し】”COOKIN’ ” 有り難うございました。
弘田三枝子は小・中学生時代の私にとっては、洋楽との接点であった当時の何人かの歌手やミュージシャンの内の重要人物でありました。
当時のアメリカのポピュラー音楽をテレビやラジオを通じて、明るく元気に紹介してくれました。
併せて ’65年のニューポート・ジャズ・フェスティバルに招待されたり、その後何年かの米国での生活を経ての活躍でした。
詳しいことは当時の小・中学生の頭で揃えられる情報で高がしれています。
その頃の様子の一部として後に、フォト・ジャーナリスト(著作『ハーレムの熱い日々』他) として著名な吉田ルイ子の写真展でコルトレーンと仲良く喋っている弘田三枝子の写真を見る事が出来ました。
当時の日本人歌手としては意外な体験をしながらも、その辺りの評価はあまり取り上げられなかったのは残念です。
確かに当時の日本ではGSブームや世界現象のビートルズの登場、ロックの台頭等で彼女の活躍は表立たなくなりましたね。
良くも悪くも『人形の家』は起死回生のヒットとなった訳ですが、一昨年、静かに亡くなられました。
僭越ながら《サマー・タイム》1曲のためにジャニスが、《奇妙な果実》の為だけにビリー・ホリデイが存在しているのでは無いのと同様に《人形の家》1曲の為に弘田三枝子が存在していた訳ではなかった事を少しほざいてみたかったという事でした。

あの山下達郎にも影響を与えた歌手というぐらいの知識しかなかったのですが、今回、YouTubeで《子供ぢゃないの》や《人形の家》などの代表作を何曲か鑑賞してみましたが、やっぱり《マック・ザ・ナイフ》がええなぁ~でした(こちら)。
一瞬、日本人?!と思うほどの本場感、歌唱力。さらに出だしのシンプルなポッポコパーカッションが気持ち良いですね♪ 

博 橋本さんからの返信。

まさにボビー・ダーリンを凌ぐ感😆
こんな姉さんが欲しかった小学生でした😅

TAKESI0506さんからのコメント。

弘田三枝子といえば、「バケーション」をすぐ想い出しますが、検索すると1962年のヒットとのことですから、私はまだ幼稚園でした😅 イントロの「ぶいー、えー、しーえー、てぃ、あ、おえー」という箇所が、街中のあっちこっちで鳴っていたような記憶があります。

ジョージ・ベンソンの「ブリージン」はスイングジャーナル76年の「話題の新譜4つの意見」に取り上げられて、弘田三枝子が語ってます。

『●ギタリストとしてよりもボーカリス卜として最高
〈マスカレード〉を聴いた時は、ワアッ、うまいなあと思いました。いままで、トランペッターのチェット・ベイカーやドラマーのグラディ・テイトが歌っているレコードを聴いたことがあったけれど、ジョージ・ベンソンのボーカルは、本職である楽器のかたてまに歌を口づさむという感じではなくて、ボーカリストとしても高く評価できるほどテクニックがあって説得力がありますね。〈マスカレード〉がアメリカで大ヒットしたのも、当り前のような気がします。たとえそれがジャズであれソウルであれ、良いものは良いというアメリカ人の感覚は、日本人の私から見て実にうらやましいものです。〈マスカレード〉はレオン・ラッセルが作った曲で、私も自分のレコードに入れていますが、何度歌ってもあきのこない、いい曲ですね。そして、ベンソンの声は、中性的な魅力があると思います。いい曲であること、ベンソンの声に魅力があること、この二点が大ヒットした大きな要素だと思います。ただ、このレコードでは1曲しかベンソンのボーカルは聴けませんが、近い将来、ぜひボーカルだけのレコードを作ってほしいと思いました。ところで、ギタリストとしてのベンソンですが、私が日頃愛聴しているウエス・モンゴメリーと比べて、少しスケールが小さいなと思いました。たしかに、テクニックはあるし、歌心もあると思います。でも、多くの場合テクニックだけがちらついて、ハー卜が伝わってこないのです。その点、ウエスときたら、もうハート、ハートが前面に出て、いつも私をとりこにしてしまいます。そしてテクニックがあることを感じさせないんです。本当に偉大な音楽家というものは、テクニックを感じさせないところにあるんだと思います。こういう意味で、ベンソンのギターはまだまだだと思います。でも、ボーカルは超一流のものだと思います。こんなにフィーリングにあふれた歌を私もこれから歌っていきたいな、と思いました。(談)』

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なかなか的を射てますね。

博 橋本さん⇒TAKESI0506さん

コメント有り難うございます。
’70年代になってジョージ・ベンソンはクインシーの新生オーケストラに参加したりして、より注目度を増していたと思います。私は正直彼の歌には興味は有りませんでした。相変わらずの与太郎ジャズ・ファンです😅

長谷川孝二さんからのコメント。

弘田三枝子さんは、典型的な「はひふへほ唱法」の人です(笑)。
「はひふへほ唱法」は、和田あきこさん、そして玉置浩二さんもです。
はひふへほ唱法は僕が勝手に名付けた用語です(爆)。
要するに「あかさたなはまやらわ」の行を全て【はひふへほの余韻を残す歌い方】です(笑)。

例↓
「わたしはあなたに〜♪いのちをあずけた〜♪」=→「はたしわははなたにひ〜♪ひのちをほ〜はずけたは〜♪」
「わらってゆるして〜♪」=→「わらはってゆるしてへん〜♪」

言われてみればは~
確かにひ~😆

Kawai Andyさん⇒長谷川孝二さん

鋭い!(笑)ww

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gontaさんからのコメント。

有難う~! 子供の頃に弘田三枝子さんの【ジャングル大帝レオの主題歌】で力強く伸びやかな声が大好きでした!

♪おわ~お、わ~お
あの勇ましい歌声は弘田三枝子だったんですね。
なんとなく記憶に残っている程度だったんですが、先ほどYouTubeで検索して何バージョンか動画を視聴してみましたが、うーむ、懐かしい、おぼろげな記憶が鮮明になってきました。

ちなみに、作曲は冨田勲だったんですね(驚)。

Docter Masterさんからのコメント。

マイルスがマーヴィン・ゲイのことを好きだったとは、初耳です。マイルスの、他ジャンルの音楽から貪欲に吸収する姿勢って凄いと思います。
ところで、バックに音楽が流れていますが、電話の着信音かと思いました笑

私も初耳でした。
>マイルスがマーヴィン・ゲイのことを好きだった

バックのBGMは、以前偶然フリー音源のサイトで、かわいらしいサウンドを見つけたので、試しに使ってみたのですが、たしかに着信音に聞こえるかもしれませんねw

永井勉さんからのコメント。

私が好きなマイルスのCDはやっぱり1958 Milestones
です・・1959 Kind of Blueもいいんですけど
1959 Kind of Blueが静だとしたら 1958 Milestonesは
動なんです・・・m(__)m

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どうでしょうか・・・あなたの好きなマイルスのアルバムと
あなたの好きなマイルスの曲をリスナーさんに聞いてみたいです・・・
時間があったらこの企画お願いします・・・m(__)m

いいですね~。
この企画いただき!
やります!

とうことで、告知動画をアップしましたよ。

※あれ、なんか削除されてます(すいません)

ただ、今回はYouTubeショートにしてみたので、どれぐらいコメントが集まるのか不安ですが……。

永井勉さんからの返信。

ところでレイズフォーのオマージュが出来ました

Lower4 直訳は下級な4ですか?です😅😅😅

最高じゃあないですか!!!
音もさることながら、脱力系のビジュアルも音楽に合っていて素晴らしい❣️

永井勉さんからの返信。

めっちゃ嬉しいです・・
バカみたいな趣味なんですが
モンクを共有する事だけで幸せな気分になります・・・m(__)m😅😅😅

永井勉さんからのコメント。

告知ありがとうございます・・・m(__)m
マイルストップ5ですね・・・W
行きます!!!
第5位 1968 Bitches Brew
第4位 1966 Miles Smiles
第3位 1957 Round About Midnight  
第2位 1959 Kind of Blue
第1位 1958 Milestones
私の場合は聴いた回数が多い順に並べてみました・・・m(__)m
🎺🎧🎧🎧

さっそくありがとうございます。
けっこう私が選ぼうとしているのと一致して焦ってます(笑)。

人力飛行機さんからのコメント。

弘田三枝子の1976年のコメントMy favorite Milesは興味深い話ですね。それが1976年の雑誌でのコメント。「マイルスならやっぱりプレシティッジ時代よね」というコメントは私も何回か弘田さんだけじゃない色んな方のコメントで読んだことがあります。あとはカメラマンの方と同様、「アコースティック時代しか聴かない」方もいらっしゃった。それはでもだいたい1980年頃までのマイルス評じゃないかと思います。昔よく本屋で視た、白黒の表紙の『ジャズ批評 マイルス・デイビス』ていう本があって。このシリーズは色んなジャズの巨人を一冊まるごと特集していた本でしたけど。それが1980年頃出た本で、そこにそういう方がやっぱりいらっしゃた記憶があります。「マイルスはやっぱりアコースティック」という。その後、マイルスの聴き方がどういう変遷をたどったかというと、1980年に音楽界にカムバックしてからはもう彼は電気一辺倒で、ペットにマイクをつけるのが当たり前だし。またそれで何が悪いという感じだったし。日本でやった1980年代Live under the skyとかYouTubeにも動画がUPされてますけど演奏はいいしペットは吹きまくってるしカッコイイし。2000年頃から中山康樹さんの「マイルスを聴け!」シリーズとか出て。そうあと菊地成孔さんの書いた大部の研究本もありますね。その辺からもうアコースティックと電化と分けることはしない、というか、どっちかしか聴くことはない聴き方が一般的に成った印象があります。私は元々マイルスが気になってきたのが1970年代後半の隠遁時代に寄せ集めで出た『Directions』をしかも1980年代後半CD化された後に聴いて、「Duran」というノイジーなギターと過激なペットがフィーチャーされた音源があって、「これは?」という興味で聞き出した人間。あのアルバムはそれまでの全キャリアからの未発表音源集なので、アコースティックから電化まで網羅されてて、それが良かったのか否か、区別は最初からなかったんですね。きっと1980年代後半から以降、マイルス聴き始めた人は皆、アコとエレキの峻別はしないんじゃないですかね。結局はどっちも良さがあるし。