80年代中頃の『スイングジャーナル』に掲載された「ザ・論争!」というコーナーを動画で紹介してみました。
評論家の岩浪洋三氏が「最近の若いモンは!(若い評論家は!)」という体で、評論家の小川隆夫氏を「攻撃?」している記事ですね。
コメント
TAKESI0506さんからのコメント。
これはスイングジャーナル85年6月号に載ったものですね。
この時代のスイングジャーナルには「ザ論争」とか「比較デスマッチ」とか論争が盛んでしたが、同じ号に杉並区の男性からこのような投稿がありました。単なるジャズ論争にとどまらず、もっと建設的な問題提起を
昨年の寺島×岩浪論争以来、レターズ欄、〝比較デスマッチ”そして〝ザ・論争”と本誌ではジャズ論争が盛りあがり、今やブームになった感さえあります。もちろん論争の盛りあがり自体は、評論家諸氏、ジャズ喫茶店主諸氏、そしてなにより読者諸氏のさまざまなジャズ観がかわされ、世のジャズ・ファンのコミュニケーションを深めるなど、たいへん結構なことだと思います。しかし、私はこの一年、レターズ欄にしろ〝比較デスマッチ”にしろなにか本来のジャズ論争とは筋違いの意見がかわされているのではないかと疑問を感じています。まず、レターズ欄からいえば、ジャンル論争や感性論争が先走り、ジャズの現状に対して切りこむような問題提起がほとんど見あたりません。〝いかにJazzを聴くか〟ということはなおざりにしてよい問題とは思いませんが、そのようなことを個人の思い入れでああだこうだといっていても悪循環に終始するだけで、建設的なものは出て来ません。レターズ欄でもこの手の投稿は遠慮して頂き、例えば現代ジャズ・シーンに対する読者諸氏の問題提起をつのられたらいかがでしょうか。私はその一例としてエスタブリッシュメントになったジャズに対する問題提起、すなわちジャズを〝古典〟にしてしまった新伝承派に対するアンチテーゼを提起したいと思います。次に〝比較デスマッチ”に、ついてですが、この欄は正直いってしんどいです。いったい、ソロ・モンクとコンボ・モンク、あるいはバラード・トレーンとハード・トレーンに優劣をつけることになんの意味があるのでしょうか? 心あるジャズ・ファンならば、この手の企画には憤りさえ覚えるかもしれません。
そして、〝ザ・論争”。この欄は4月号から連載されたばかりなので、多言はできませんが、そのテーマや論争の内容から言って〝比較デスマッチ”の延長といったところでしょう。こんな論争に引張りだされた大和明氏は実にお気の毒です。繰り返しますが、論争そのものを否定されるべきではありませんし、論争を盛んにすることによってSJ誌の紙面も、より一層充実したものになることでしょう。ただ、いたずらな論争にはもう幕を引きましょう。現代のジャズ・シーンはお遊びの論争ではおさまらない実にさまざまな問題をはらんでいるのです。この投稿に啓発されたわけではないでしょうが、「ザ論争」シリーズは次号の今井正弘という人をターゲットにした「ジャズメンのクラシックに疑問」で終了しています。
岩浪さんの論争は、62年のスイングジャーナルの「論争に火をつける/レコード批評の対立をめぐって」、71年には粟村さん、中村とうようさんとの「論争有用」、74年の鍵谷さんとの「セシル・テイラーをめぐっての公開質問状」、84年発行のジャズ批評の「ジャズ論争を読む・書く/論争によってもっとジャズ界を活性化しよう」など数多いですが、やはり論争がお好きなのでしょうか😅
85年6月号でしたか。
というより、あの記事ファイルはTAKESI0506さんからのものでしたか。
博 橋下さんからということで、ライナーノーツのコピーを手渡され、その中のファイルだったので、こちらも博 橋下さんからの贈り物だと勘違いしておりました。
失礼しました。
私も、今回お「ザ・論争」を読みながら、なんとなく「論争のための論争」なんじゃないかと感じていたのですが、読者さんからもそういう指摘があったんですね。
高松貞治さん⇒TAKESI0506さん
本当にみんな論争、大好きみたいですね! こんなことが昔は頻繁にあったとは…。
高松貞治さんからのコメント。
最近になってYouTubeで妙に、ハンク・モブレーを進めてくるんですが、これは私だけですか?以前の動画で取り上げられた、ハンク・モブレーをチャンネル登録した後、何故か、ハンク・モブレー三昧なんです。嬉しくて最高です!
視聴している動画の傾向をAIが分析して「おすすめ/関連動画」を表示しているようなので、人によって表示される関連動画はずいぶん違うようですよ。
私の場合は、モブレイのおすすめはまったく表示されません。
プラモやベースやオカルトの動画ばかりが表示されています(苦笑)。
博 橋本さんからのコメント。
スミマセン、私、これは送っておりません😅😅😅
もしかするとTAKESI0506さんの資料と、どこかで混在しましたでしょうか?😅😅😅
しかし、面白く聴いています。小川さんの反論も楽しみです😃
失礼しました。
以前の鎌倉オフ会で、TAKESI0506さんから博 橋本さんから預かっていたということで、例のライナーノーツのコピーを手渡されたのですが、その中に雑誌の記事が挟まったクリアファイルもあったんですね。
ライナーノーツだけではなく、雑誌の記事もいただけるとは!と嬉し感激、いつか紹介せねば!と思っていた次第であります。
しかし、雑誌のファイルはTAKESI0506さんからのものだったんですね。
ずっと博 橋本さんからのものだと思っていました……(汗)。
Kawai Andyさんからのコメント。
小川さんの反論、楽しみです〜!
少々お待ちくださいね。