「辞典」じゃなくて、「事典」ね。
デカ本、税抜き5000円也!
発売されました、『マイルス・デイヴィス大事典』(小川隆夫・著/シンコーミュージック・エンターテイメント)が。
この本の「さわり」を、ちょりっと紹介した動画をアップしています。
興味を持った方は、ぜひ、まずは店頭でこの圧倒的な情報量と紙量の本をチェックしてみてください。
コメント
さっそくコメントをいただいているので、紹介します。
2019 enchanさんより。
こんにちは!動画配信ありがとうございます。また凄いのが出ましたね・・・30年来のマイルスファンとしてはこれは買わねば・・・。買ったらまずギル・エバンスの項でも引いてみましょうかね・・・
さすが、「生マイルス」を何度も観ているenchanさんとしては、もうこれは買うしかないでしょうね!
Jさんより。
どびどび 内容紹介されたし 買うも 読むも 保存も面草~
期待してますヨ~ 他力本願.. w
J
面草~、っすか(笑)。
じつは、私も最近は少しずつ断捨離中なんですが、おかしいなぁ、捨てれば捨てるほど、なんだかブツが増えてくるんですわ。
さきほども、ダンボール3箱ぶんの資料がドサッ!と届きましたし(昔のジャズ雑誌のバックナンバー)。
いやぁ、ご提供いただいた かまいちさん!
感謝感激雨あられです。
植草甚一のジャズレコードコレクションを譲り受けたタモリ氏も、きっとこういう気持ちだったのでしょう。
(あれ?譲りうけたんじゃなくて買ったんだったっけ?)
今は、この「事典」の内容を「どびどび」紹介するよりも、古いジャズ雑誌の記事を紹介したい気持ちでいっぱいです。
御駄賃取郎さんからのコメント。
小川隆夫さんはおもしろい人だ。(面識はないが。。)そう思ったのはSJ誌上で「ジャイアント・ステップスはモード・ジャズではない。コード奏法である」という小川さんの記事があった。「1990年代にもなっていまさら?」
と想いつつ、モード奏法だと思って聞いていた人が多かったのだろうなあ?と妙に感心した。理路整然とジヤズをかたられるのはどちらかといえば苦手であるが、小川さんの本なら興味がある。しかし、やはり「好きなものは好きだ!」という寺島さんは偉大だ。読んでいて楽しい。実際に聞いて・楽しんで書いているので私もうなづくことが多い。「辛口ジャズノート」は近年まれに見る面白い本であった。
「ジャイアント・ステップスはモード・ジャズではない。コード奏法である」
これ、私も読んだ記憶があります。
『辛口ジャズノート』は、今でも時々読み返しますが、著者の好みはさておいて、とても文章が面白いので、ジャズエッセイ本として楽しめますよね。
読むなら文庫版よりも、発売当初のソフトカバーバージョンで読みたい♪
カトウシュンさんからのコメント。
ロック界で没後○十周年で本や音源が発売されるなんてジミヘンくらいかなあ。
マイルスは偉大なり
関わったミュージシャンの数が膨大なので、マイルスにはあまり興味がないけれども、彼と共演した人やサイドマンが好きな人にとっても、注目せざるをえない存在なのでしょうね。
イヤダローさんからのコメント。
小川隆夫さんが書いた、「マイルスの真実」って著書を読んだことありますが、完読まで相当な時間がかかりました。こういう本は、ボリュームありますよね。
書く方も、大仕事でしょう。
そうですよね。
何度かお会いして感じたのですが、非常にスケジュール管理がスマートな方だなという印象を持ちました。
本業の医療活動に従事しながらも、巧みに時間をマネジメントされて、執筆されたのでしょうね。
サンジョルディさんからのコメント。
【<AOJ>の名盤、<MD>の『RAM』、あるある】
80年代に盛んだった<AOR>が、最近人気だそうで…
AORとは、2つの意味があるそうです。欧米では「アルバム・オリエンテッド・ロック」、アルバム全体のコンセプトを重視したロックで、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』やピンク・フロイドの『狂気』などが挙げられます。
日本では「アダルト・オリエンテッド・ロック』、大人の都会的なロックで、スティーリー・ダンの『彩(エイジャ)』やドナルド・フェイゲンの『ナイト・フライ』などが挙げられます。
AORに対抗して、AOJ「アルバム・オリエンテッド・ジャズ」&「アダルト・オリエンテッド・ジャズ」を思い浮かべてみます。
コンセプトが貫かれ、都会的な大人のジャズアルバム…
マイルス・デイヴィスの『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』じゃないですかー。
ジャズ入門最適アルバムでありながら、ジャズ好きが一周回って戻っていくアルバム。<あの人😎>の動画でも、後ろに飾ってあります。
ジャケットからして、サングラスをかけたマイルスが、トランペット片手に頬杖をつく…大人です、都会的です。
しかもオレンジ色、あれは…
そう欧米の街灯の色じゃないですかー。まさに<都会の夜>です。マイルスのミュート・トランペットが奏でる、
<メロウ><大人><都会><夜><孤独>…「ラウンド・ミッドナイト」は言うに及ばす、「ディア・オールド・ストックホルム」でさえ、テンポを速めて、郷愁よりも都会的、
<ニュー・ストックホルム>です。ジャキー・マクリーンもいませんしね(笑)ジョン・コルトレーンも、この頃は、まだ<バリバリ>吹きません。そこが良い塩梅に、アルバムのコンセプトに合っています。
都会的で大人のジャズ・コンセプト・アルバム(AOJ)名盤、マイルス・デイヴィス(MD)の『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』(RAM)、でした。
もう一つ、このアルバムが洗練され、都会的な理由、それは…
<あの人>がいないから、
でしたー😅
AORといえば、個人的にはやっぱりこれっしょ!なのが、ドナルド・フェイゲンの『ザ・ナイト・フライ』ですね。
ベース名盤でもあります!!
御駄賃取郎さん⇒サンジョルディさん
・・白状しますが私は昔、「AOR]=(アダルト・オッサン・ロック)=(オヤジの若い頃聞いた音楽が大人向けロックとなった)と本気で信じておりました。ちなみに「ボディコン」とは「ボディ・コンプレックス」=矯正おしゃれ着のことだと勝手に信じていました。。そんな自分のような変態が夢中になった音楽がジャズでした。。
アダルト・オヤジは・ロクでもないこと考えるなぁw
サンジョルディさん⇒御駄賃取郎さん
略語の思い違いって、面白いですね😄
御駄賃取郎さん⇒サンジョルディさん
ありがとうございます。いつもとても参考になります。こうしてジャズのことを語れる場を提供してくださる高野さんはじめ、皆様のご意見を拝見するのをとても楽しみにしたおります、
ジェット/[ミル椀]
こんなの出てたの知らなかった