1993年に音楽之友社から出版された『決定版 モダン・ジャズ名盤500』という本を今回は紹介しています。
この本ね。
けっこう熱心に読んでいた記憶アリ。
だから、それなりにボロボロ。
4人の選者、市川正二・岡崎正通・佐藤秀樹・悠雅彦(敬称略)が選んだ、
不滅の名盤50枚は?
モダン・ジャズ25人は?
動画で紹介してみました。
コメント
哀・縁斗2008さんからのコメント。
私が初めてかった文春新書の『ジャズCDの名盤』とういう本の著者の一人が悠雅彦さんでした.
右も左も分からない時にこれを見てCDを買い始めてしまい,ジャズが嫌いになりそうになりましたwだって,それを読んで買ったのが「チャーリー・ヘイデンのリベレーションズミュージックオーケストラとバラッドオブフォールン」
「オーネット・コールマンのフリージャズ」「コルトレーンのクレッセント」「穐吉敏子トリオ」とかですよw歴史的・音楽的な名盤と大衆的人気の名盤というのがあることを知りました.
今度,文春新書の「ジャズCDの名盤」も読んでみてください.文学・思想としてのジャズ,教養主義的ジャズの考え方がどういうものか知れる本だと思いますw
福島哲雄氏と稲岡邦弥氏との共著の新書ですよね?
それ、昔読みました。
それなりに学ぶことはあったのですが、セレクトされているアルバムが初心者向けとは言い難いものが多かったので、入門時に読まなくて良かったと思ってますw
哀・縁斗2008さんからの返信。
返信ありがとうございます.やっぱりそうですよねw まさに,タモリさんの言う「初めて日本に来た外国人が日本料理食わしてやると言われてクサヤを食わされた」気分でした.
その後,CDショップのワゴンセールでヴァーブやベツレヘムの紙ジャケットシリーズが安売りされてるのを大量に買った(「クリス・コナーのディスイズクリス」「ビル・エバンスのトリオ64」「シェリー・マンのマイ・フェア・レディ」「オスカー・ピーターソンのナイトトレイン」など)ことでジャズが嫌いにならずに済みました.ジャケット見て直感で買ったほうがいいのに当たったって感じでした。
クサヤの喩え、絶妙ですね!
Jさんからのコメント。
u~~~~n 辛口批評に なってしまいますが
たとえば ホーンでいえば より大きな音量 より速いスピード ブルース
選者の人達は こういうことって.. 無関心?
J
この本は 蕎麦屋で ナカ抜きでネ~ といいながら 済みません 酒売り切れデ~
J
高松貞治さんからのコメント。
私は最初マイルス・デイヴィスを中心にというか、ほとんどマイルスだけ集め始めてました!後から中山康樹さんもマイルスだけで芋ずる式にジャズマンがわかるようなことを書いていました😊
なにしろ共演者が多いですからね。
高松貞治さんからの返信。
マイルスは共演者多いけど、だれもマイルスに対して尊敬の念を持っていないと中山康樹さんはどこかで、怒っていました!
Ken Konishiさんからのコメント。
ウエス・モンゴメリーは、インクレディブル・ジャズ・ギターも凄いのですが、個人的にはハーフノートでのライブが好きです。”NoBlues”でのウエスのアドリブは神がかっていて何回聴いても最高です!
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いいっすねぇ、カッコいいですね!
ノリノリです。
『フル・ハウス』とともに大好きなウェスのアルバムです。
やっぱり、ウィントン・ケリーとの相性が良かったんでしょうね。
早春さんからのコメント。
The Best Jazz Albums(順不同)
01. Other Aspects
02. Jazz Abstractions
03. Ornette Coleman Trio at the Golden Circle Vol.1
04. Town Hall, New York City, June 22, 1945(Dizzy Gilespie & Charlie Parker)
05. Our Man in Paris
06. Thelonious Monk with John Coltrane at the Carnegie Hall
07. No Sun in Venice
08. Kind of Blue
09. Happenings
10. Night Dreamer
11. Our Thing
12. Breaking Point
13. Empyrean Isles
14. Point of Departure
15. Look Out!
16. Magic for Juju
17. Up, Up & Away
18. Blue Train
19. The Complete Live At The Lighthouse(Lee Morgan)
20. Tippin’ the Scales
21. Us Three
22. ‘Round About Midnight At The Cafe Bohemia(Kenny Dorham)
23. A Night At The “Village Vanguard”(Sonny Rollins)
24. Amazing Bud Powell Vol. 1
25. Leapin’ and Lopin’
26. Selflessness Featuring My Favorite Things
27. Curtis Fuller Vol.3
28. Waltz for Debby
29. Unity
30. The Piano Sense of Ahmad Jamal
31. Al Haig Trio Today!
32. George Wallington Quintet at the Bohemia
33. Money Jeangle
34. Black Chirist of the Andes
35. Study in Brown
36. Art Blakey Quintet a Night at Birdland Vol.1
37. The Cape Verdean Blues
38. Blue & Sentimental
39. Bird Symbol
40. For Musicians Only
41. Mornin’
42. Eric Dophy at the Five Spot
43. Art Tatum Trio
44. Wailing with Lou
45. Soul Station
46. Bag’s Groove
47. Thelonious HimselfThe Best Fusion Albums(順不同)
48. Trio of Doom
49. Heavy Weather
50. Head Hunters完全なる独断セレクト5枚(順不同)
1. Lateef at the Cranbrook
2. Andrew Hill Trio, So in Love
3. Of Love And Peace
4. Space of the Place
5. City Dust(Helén Eriksen)*現在の暫定的なセレクトです。なので、あまり聴けていないHeabie Hancock、Jimmy Smith、Miles Davis 等々のセレクトは雑いですがご了承願います(苦笑)。
けっこう私の好物とも重なっていて嬉しいです。
博 橋本さんからのコメント。
そんなにJ.J.ジョンソンが有るのなら『オペラ・ハウスのゲッツ&J.J.』を入れて下さい😅
そういや、セレクトされてませんね。
あくまで個人的な推測なのですが、演奏のクオリティは高くはあれど、あくまでスタン・ゲッツとの興行的に成功したジャムセッションの一端としてしかみなされていなかったのかも??
博 橋本さんからの返信。
ゲッツだからな😂
しかし69年頃のスイングジャーナルでボサノバが一段落したゲッツへのインタビューを読んだ覚えがあります。
そこでゲッツは、自分がこれまでで一番気に入っている演奏は『オペラ・ハウスのゲッツ&J.J.だ」と言っていた覚えがあります。TAKESI0506さんの出番でしょうか?
<バックを徹底して務めるヴァーヴのピーターソン>以下、レイブラウン、ハーブ・エリス、コニー・ケイは見事です。
ゲッツとJ.J. は完璧な熱いソロの後に相手を思いやるようなオブリガードを重ね合わせあいながら静かに幕を下ろしてくれます。御見事 !!!
すみません😅😅😅
セレクトされていましたね !!!!!
但し ゲッツの方ででした。それでも喜ばしい。
こちらこそ、すいません。
思いっきり「ゲッツの6枚」に選ばれてました(冷汗)
博 橋本さんからの返信。
ゲッツだからな😂
ゲッツだからな🤣
博 橋本さんからの返信。
ゲッツはたぶん2番目に好きなテナーサックス奏者です。とはいえ自分がゲッツる事は控える様努めます😅
TAKESI0506さんからのコメント。
69年あたりのスイングジャーナルを確認してみたのですが、ゲッツのインタビュー記事は見当たりませんでした。私がスキャンしなかっただけなのかもわかりません😪
ゲッツがオペラ・ハウスの演奏を一番気に入っていたというのは、ゲッツのレコード評で、読んだ記憶があります。誰が書いたものかどうしても思い出せません😪
99年版の『完全新版モダン・ジャズ名盤500』は私も持ってますが、この「Mook本」というのはMagazineとBookの混成語ということは最近まで知りませんでした😅
博 橋本さん⇒TAKESI0506さん
毎回すみません。お手数をおかけします。
もう記憶だけでほざいているのでご迷惑ですよね、恐縮です。
その辺の2年〜3年の記憶はもう曖昧そのもの。70年〜71年頃の可能性も有ります。
その頃エバンスのインタヴューなども有った記憶です。
ゲッツはボサノバについては直接では有りませんが「金が欲しかった」ととも取れることを言っていたと思います。そんな感想を友人と話しました。
そうですね、Mook は Magazin とBook の合体ですね😅
サンジョルディさんからのコメント。
【モダンジャズ<名盤>ならぬ、<マイ盤>あるある】
*名盤と言うより、「自分の手元に残したい」<マイ盤>を考えてみました。
<ハンク・モブレー>
『ワークアウト』(ブルーノート61年録音)
『モブレーズ・メッセージ』(プレスティッジ56年録音)<ドナルド・バード>
『バード・イン・ハンド』(ブルーノート59年録音)<ジミー・スミス>
『バック・アット・ザ・チキン・シャック』(ブルーノート60年録音)
『ミッドナイト・スペシャル』(ブルーノート60年録音)<ケニー・ドーハム>
『カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム』(ブルーノート56年録音)<リー・モーガン>
『ザ・クッカー』(ブルーノート57年録音)<ケニー・バレル>
『ブルー・ライツvol.1・2』(ブルーノート58年録音)
『アット・ザ・ファィヴ・スポット・カフェ』(ブルーノート59年録音)<アイク・ケベック>
『春の如く』(ブルーノート61年録音)<ジーン・アモンズ&ソニー・スティット>
『ボス・テナーズ』(ヴァーヴ61年録音)<クリフ・ジョーダン>
『クリフ・ジョーダン』(ブルーノート57年録音)<デクスター・ゴードン>
『デクスター・コーリング』(ブルーノート61年録音)<グラント・グリーン>
『サンディ・モーニン』(ブルーノート61年録音)<アート・ブレイキー &ザ・ジャズ・メッセンジャーズ>
『ジャスト・クーリン』(ブルーノート59年録音)<マックス・ローチ>
『マックス・ローチ・プラス・フォー』(エマーシー56年録音)<ソニー・クラーク>
『ソニーズ・クリブ』(ブルーノート57年録音)
『クール・ストラッティン』(ブルーノート58年録音)😌
ジョルディ・クオリティさく裂!!
パキャーン!!!!!🤪
サンジョルディさんからの返信。
ありがとうございます😊
やっぱり、好きなレーベルと好きな録音年が、色濃く出てしまいました😅
TM MTさん⇒サンジョルディさん
おお、、
僕もこの中で
「バード イン ハンド」「ボス テナーズ」「クリフジョーダン」大好きです。「キャットウォーク」と「クリフクラフト」もいいですよね。
サンジョルディさん⇒TM MTさん
『キャット・ウォーク』も『クリフ・クラフト』も、何回聴いてもいいですねー😊
博 橋本さん⇒サンジョルディさん
<アイク・ケベック>
『春の如く』(ブルーノート61年録音)
*ジャッケットもケべクってます😀
大好きです!!!
サンジョルディさん⇒博 橋本さん
ですよねー。
うららかな景色と<ケベクって>いる表情、ですねー☺️
「ケベクる」。
また新しい言葉がw
モブる・ティナブる・クリフる・ケベクる・タレンタる
ブルーノート・テナー五段活用、
はい、これテストにでるからよく覚えておくように!
サンジョルディさんからの返信。
<ブルーノーティアン>には、必須です(笑)😆
サンジョルディさんにとってブルーノートは得意科目だからいいんですけど、
中には、「ビッグバンディアン」とか「イーシーエマー」とか「ウェストコースター」とか「フュージョニアン」とか「パツキンヴォーカリアン」とか「フリージャザー」とか「最近グラスパー」とか「スウィングデキシタリアン」とか「透明ヨーロピアン」とか「クラブジャジン」とか「ヒップ・ホッパー・ホッペスト」な人々もいますから(笑)。
そういう人たちにとっては、苦手な試験範囲かもしれませんねw
サンジョルディさんからの返信。
本当ですねー。
一口にジャズ好きと言っても、いろいろな棲息地帯があるのですねー😆
<イーシーエマー>は、「昨日さあ、俺さあ、一晩中メセニってさあ」とか会話していそうですね😂
エマーにも困ったものですねー(苦笑)。
あ、すいません、エマーな方々、怒らないでください💦
サンジョルディさんからのコメント。
<エマー>、それは、<沈黙の次に美しい音>を求める人々ですよねー😌
なるほどー。
なんとなく「クリスタル」な「サイレンス」を求めてるんですねー。
MrNOBUchanさんからのコメント。
サド・メル・オーケストラ、秋吉敏子オーケストラの名前が出てきたのに、なぜか四十年代、五十年代、六十年代、素晴らしいアルバムを連発していたデューク・エリントンやカウント・ベイシーの作品群が全く、一切、出てこないのは納得いたしかねますな・・・雲さんに詰め寄っても仕方がないんですが(笑)。エリントン、ベイシーはモダン・ジャズではない、モダン・ジャズとは関係ない音楽、ということなのですかね?。
ハイ、詰め寄られたら速攻で逃げますが(笑)、おそらくエリントン、ベイシーがまったく登場していないのは、「モダン」の括りから外されているからだと推察されます。
そのかわり、なのかもしれませんが、ギル・エヴァンスの紹介が充実していますw
Hiromi Hasegawaさんからのコメント。
「50枚」ネタだと寺島、中山、岩浪共著の『ジャズ地獄への招待状』(1992)もあります。
寺島、中山両氏のいつもの「俺様リスト」に対し岩浪氏はビックス・バイダーベック、ファッツ・ワーラー、キャブ・キャラウエィ、チャーリー・クリスチャン(なんと2枚も)等々。岩浪氏は「あんたたち、好きなものばかり食べ散らかしてると体に悪いわよ」とエプロンで手を拭きながら台所から出てくる昭和のお母さん。「なにいってるんだいかあさん、嫌いなものを無理に食べるとかえって体に悪いんだぜ」「まぁ、この子達ったら一人で大きくなったような事言って!」(以下省略)
『ジャズ地獄への招待状』は、面白い本でしたね。
特に、中山さんが書いた「岩浪洋三の一日(でしたっけ?)」のところで、「朝はスポーツ新聞の主にピンク記事に目を通す」というところに爆笑しました。
昭和のお母さん(岩浪氏)と昭和の駄々っ子(寺島、中山両氏)喩え、秀逸ですw
Hiromi Hasegawaさんからの返信。
>「朝はスポーツ新聞の主にピンク記事に目を通す」
いやー、問題はその後(笑)
「岩浪洋三はライティングマシーンと化す。内容構成は一切問わない。とにかく書く。書いて書いて書きまくる。….その場の思い付きで書く。音を聴いているヒマなどない」
もちろん中山さんも褒めて?います「陰口も叩かない、後輩に対して『さん』付けで呼ぶ。決してエラぶらない。…….問題はこうした岩浪洋三の人間的魅力、博識ぶりが、いっこうに文章に反映されていない事である。….特にジャズをくそマジメに捉えがちな初心者にとって……岩浪洋三の文章なとは、汚物同然の扱いを受ける」
まぁ、なんでも言い合えるいい関係だったんでしょう、しらんけど。
はいはいはいはい、笑わせてもらいましたww
ひでぇなぁ、そこまで書いて大丈夫か?!と心配もしましたが、まだ会ったこともない評論家大先生が急速に身近に感じられたことも確かです。
汚物かどうかはさておいて……、ライティングマシーンというのは本当だと思います。
生前、何度かライブ会場でお会いしましたが、演奏がはじまるまでは、ずーっと原稿をお書きになられていました。
それも手書きで。
車輪付きのガラガラと引っ張るバッグ?(海外旅行などに行くときに使うような大きなカバンというかケースのようなもの)に入れて移動されていたようで、いつも、その中にはいっている大量の紙の資料を取り出し、それらを参照しながら、一心不乱にペンを走らせている姿が印象的でした。
まさに寸暇を惜しんで黙々と原稿と格闘しているいった感じでした。
それに比べて、ライヴが始まるまでの間は、暇をもてあまして酒を呑みながら、ぼーっとタバコを吸っている自分は、なんて間抜けなアホンダラなんだろうと思ってしまうほど、ライティングマシーンと化した岩浪さんの姿には鬼気迫るものがありましたね。
Hiromi Hasegawaさんからの返信。
岩浪さんと大橋巨泉氏の共著『100枚のジャズ・ヴォーカル』(1998)は両氏のライナーノーツを集めた一見お手軽企画ですが、「まえがき」によると四国松山の無名のジャズファンだった岩浪青年が巨泉氏に手紙を書き文通が始り上京時に巨泉宅に招待された思い出、SJ社に入社し「巨泉さんに原稿を頼む立場になった」感慨がつづられています。で、二人のライナーをよむとプレイヤー紹介、サイドメン紹介、曲目紹介という(中山、寺島氏が揶揄、批判する)フォーマットがそっくりで最後の署名を見るまでどちらの執筆かわからない。岩浪さんは伝統的?な解説スタイルを継承し頑として変える気はなかったのかもしれません。
ライティングマシンの件ですが中山さんが「苦しい時の岩浪洋三」「なんでもいいから岩浪洋三」と書いてますが、要は他の執筆者の原稿が落ちた時「なんでもいいから500文字で明日まで」と埋め草記事を振っていたのが中山さん(笑)ホントはそんなの新人の仕事だろうに、嫌な顔せず締め切りを守った律儀な人だと思いますね。
その「なんでもいいから明日まで」と言われた人、知ってますw
いや、ほんと、こういう新人がやるような仕事を律儀にこなす岩浪さんは「大人(たいじん)」だったと思います。
カトウシュンさんからのコメント。
海外のジャズばかり集めて聞いてましたが、日本のジャズは注視していませんでした。
日本のジャズも聞いてみようと思います。
永井勉さんからのコメント。
モンクだけの永井です・・・m(__)m
とりあえず1941 After Hours At Minton’s
から1971 Something in Blue
までが今の私のベストです・・・m(__)m
ベスト50には足りてませんよね・・・・・・W
モンクの音楽にしかはやっぱり本質は感じません・・・!!
やっぱりこんなに複雑な思考回路をもったプレーヤーは
エリントンもミンガスもかなわいのではと感じがします・・・m(__)m
頭おかしいですよね・・・アルコール50%です・・・・・・W
御駄賃取郎さんからのコメント。
こういう企画はいつの時代にも求められ、必要ですよね。しかしマスターが読み上げられた50枚で私の好みとダブルのは3枚くらいのものです。(笑)つまり長く趣味とするなら自然と 好みをおいかけていけば集まるのではないだろうか?長年いろんな音楽を楽しむにつけ、特にジャズフアンには私は絶対にチャーリー・パーカーだけは後回しにせよ、としか言わない。ソレ以外はとりあえずフリーだろうがデキシーだろうがお勧め盤をきいていけば
しぜんと自分の道が見えてくると思う。ただCPだけは勧めない。というのは「これが理解できないやつはジャズを・・・」などとほざくどアホが今でも多いからだ。だからジャズ初心者はCPだけは後回しにしたほうが長続きするとおもっている。私の経験では「パーカー命!」と豪語する人の殆どは自分ほどCDも本(CPの)も読んでいないくせに「聞いた瞬間にしびれた!」とほざくばかりなので相手したくない。(=自分の女房を自慢する=私には「恥ずべきこと」にしか思えない)クラシックでも初心者に「フルト・ベングラーのベートーベンから聞け」というようなもんなのでそろそろ「パーカー伝説の盲信」はやめないと、ますますジャズは忘れられるばかりだと思う。ただし、いきなり一聴した瞬間から「パーカーが好き」という極めてまれな才能を持った人は批評家になれる、と思う。
>いきなり一聴した瞬間から「パーカーが好き」という極めてまれな才能を持った人
管楽器やっている人ならともかく、そういう人はほぼいないと思ふ。
クラシックはよく分からないのですが、「フルト・ベングラーのベートーベン」って、ジャズでいえば、マイケル・マントラーの『ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ』みたいなのものですか?
御駄賃取郎さんからの返信。
フルベンのベートーベンはいわゆるクラシックの「お通様」の間ではド定番のようです。音は40年代か50年代のライブSP盤ということでそのヘンがCPと共通すると想います。まだ私にはご提示のJCOAのほうが抵抗ありません。これはこれで理解できます。
しかしクラシックの世界ではまだかしこくも、フルベンなどの昔の音源をせめて聞きやすくしようようと、CD時代になっても「ダイレクト・クランク方式(疑似ステレオ)」を発売努力していましたね。その点かつてのSJでは「疑似ステなどもってのほか」とか「トーン・コントロールは使わずにチューニングすべし」などなどメーカーのいうがままのブームをつくりあげてきましたね。ジャズオーディオのあれこれについては「ジャズポテト」というYOUTUBEチャンネルが実におもしろいです。この方はかつて高円寺のサンジェルマンをおやりになり、当時坊主頭の強面マスターという印象でしたが、レジにいくと真逆の低姿勢が印象的なお方でしたね。
ところで高野マスター。ついにおっしゃいましたね?。w
>管楽器やっている人ならともかく、そういう人はほぼいないと思ふ。 と。www
そうですよね。あの尊敬する?Gさんでさえ時間がかかったとか。そうでしょう、そうでしょうとも!・・・今後CPのレコードには「FOR MUSICIANS ONLY! 」とかラベリングしてくれんかなあ?w
ちなみに私が最初に買ったロリンズの「ヴィレッジヴァンガードの夜」の外盤が擬似ステでとても雰囲気があり、後年モノラルで聞いたときとても違和感を感じたものでした。。おどろいたことにYOUTUBEでは「サキコロ疑似ステ盤」などこうした愛好家のUPもあったりしますね。
フルベン、ベートーベンの「お通様」(笑)的位置づけ、なんとなく分かりました。
ありがとうございます。
>ところで高野マスター。ついにおっしゃいましたね?。w
あれ?
けっこう色々なところで、書いたり喋ったりしてますが、まあ動画もたくさんアップしているので、全部はチェックされていないでしょうから(そりゃ当然ですよね)。
私の場合は、《コンファメーション》が、最初はチンプンカンプンだったパーカーの扉を開いてくれるキッカケとなりました。
▼昔、そのようなことを書いてます。
すべての原点は《コンファメーション》
一点の小さな穴を見つけ、あとはそこを集中的に錐で揉んでいるうちに、次第に穴が拡がっていったという感じです。
この経験もあり、物心つく前から子守歌がわりにモダンジャズを聞かされていたという特殊な環境で育った人や、実際に楽器をやっていてその難しさを体感している人とか、そういう人は別として、モダンジャズに入門したばかりの人が、一回聴いただけで直感的にパーカーの凄さに雷打たれるということは、あまりないんじゃないかなと思うんです(もちろん、素晴らしさに目覚めたらもう後戻りはできませんが)。
つまり、(普通の人は)後天的に学習していくことによって、ようやくその素晴らしさが理解できる世界だと思っています。
学生時代に何でも話を合わせちゃう「お調子者」の友人がいたんですが、彼にパーカーを聞かせたら「わかる、スゴイ」と言ってまし。しかし、じゃあその後、彼はジャズを聴いているかというと、全然ですから。
だから、パーカーを初めて聞く人の「わかる、スゴイ」もあまりアテにならないとも思っています。
御駄賃取郎さんの場合は、周囲のジャズマニアが悪かったですね。
「パーカー押し売り訳知り顔人間」に辟易した経験が、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」になっちゃってる感が無きにしもあらずなので。
まあ分かりますけどね。
私のスポーツ嫌いと同じです。
スポーツそのものはよくよく考えれば悪いわけではないのに、試合の結果で一喜一憂して騒ぐ酒臭くて下品な酔っ払いオヤジが嫌いだから、いつしかスポーツも嫌いになっちゃったのと同じなのかな、と。
御駄賃取郎さんからの返信。
パーカーの件、大変失礼いたしました。m(_ _)m たしかに私は「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」
になっているようです。w 「これは老後のテーマと楽しみ用に」とせっせと買い集めたのですが、その老後に至り、(苦手なものをなぜ残り少ない時間に聞かねばならんのだ?)とおもったりもして。w たしかに私のジャズ仲間はろくなのがおらず、途中からジャズの好みについては全く会話しなくなりましたね。 高野マスターやGさんのような方と若い頃にであっていれば、ここまで私の
「パーカー信者は異教徒であるっっ!」的な敵対心?も。うまれなかったのかも?何事も仲間を選ぶことは大切ですね。^^vありがとうございました。また、全国およそ100人?のパーカーフアンのみなさま、大変失礼いたしました。
さすがに100人以上はいると思われ(苦笑)。
でも、よくよく考えてみれば、パーカーすっげぇぜっ!というオーラをビロンビロン出しまくっている人って過去に10人と会っていないような気がします。
ちなみに、いちばん最近会った人で「パーカーオーラ」をメラメラさせていた人は、鎌倉殿(かまいちさん)でした。
ご自宅にお伺いした時に、いちばん最初に爆音でかけてくれたレコードがダイヤルのレコードでした。めちゃニコニコしてました。
さらに、鎌倉殿はクラリネットを吹奏楽で吹いていた人ですが、アルトサックスも吹かれる方で、昔、鎌倉のジャズ喫茶で行われたジャムセッションにアルトサックスで参加された時の音源も聴かせてくれました。
いたるところで、パーカーフレーズ丸出し!
「わっ、ここもパーカーだ!」と私がいうたびに、「だはははは!」と嬉しそうでした。
「パーカー命!」とまではいかないにせよ、パーカーが身体の細胞の一部になっちゃっている人が御駄賃さんの周囲に一人でもいれば、また変わったジャズライフだったかもしれませんね。たぶん「頭」で聴いている人たちが多かったんですよ。
かまいちさんのように、「身体」で吸収し(爆音シャワー)、「身体」で表現(サックスでパーカーフレーズ)している人って、まあそんなにはいないでしょうからね(プロは別として)。
ぽんかんさんからのコメント。
その時代の価値観で選出された名盤を今の価値観と照らし合わせると面白いですね。
高野さんは「今の時代だからこそ評価されてほしい作品」はありますか?
有名、無名問わず、そういった動画を作ってみるのも有意義かもしれません。
大変興味深いテーマだと思ったので、動画をアップしました。
「作品」ではなく、「ジャズの中のいちジャンル」になっちゃってますが……。