次号のジャズ批評の特集は「ジャズ・ヴィブラフォン」。
先日、こちらの動画で、「最近のジャズ批評はうんたらかんたら」と書いたところ、編集部から、「んじゃ、書いてもろや!」と挑戦状がきました。
あ、嘘です(汗)。
動画で、「エリック・ドルフィーの『アウト・トゥ・ランチ』のボビー・ハッチャーソンが好き」と語っていたところ、編集部からそのことについての執筆依頼がきたのです。
さて、どうしよう?!
動画で喋りながらいろいろと切り口を考えてみました。
いろいろな側面から語れる、とても栄養たっぷり、おいしいところたっぷりのアルバムなのです。
コメント
高松貞治さんからのコメント。
毎年Amazonのジャズ批評3月号に
Yasq do Fontanaという人が書評していて、この人はAmazonミュージックで聴いて、無かったらCDを買うと言っています。この人は4月にならないと書評を書くことはないみたいなので、今回のジャズ批評3月号をどう考えるか楽しみです!もしかしてこの高野雲さんの動画の常連さんですか?
>動画の常連さんですか?
誰が聞いているかまでは、さすがにチェックできないのでわかりません。
Clap Stomp Swingin’クラストさんからのコメント。
アウトトゥランチ、良いですよねー!
リチャードデイビスのアプローチ、当時のベーシスト平均で聴いても特異なスタイルだったと思いますし、今聴いても刺激的ですね。
迫力ある開放弦での低音、いいオーディオで鳴らしてみたい名盤ですね!
ダブルストップで弾いたり、アルコで効果だしたりと、けっこう色々とアプローチしていますよね。
ベースだけでも聴きごたえたっぷりのアルバムだと思います。
Masanori Matsudaさんからのコメント。
確かに雲さんは語りも上手いし
最後まで聴き入ってしまいます。
エリックドルフィーの OUT TO LUNCH
初めて聴いてみましたが、
凄すぎて言葉が出ません。
1964年にこんな凄い音楽が
誕生してたんですね〜
ちなみに今日 FM Tokyo 系列で
やっている tokyo speakeasy って言う
生放送でやっている番組を
仕事しながら聴いてまして、
秋元康氏 と
株式会社幻冬舎代表取締役の見城徹氏 が
対談しておりまして、モノを書く際に
秋元康氏は全体像のデッサンを
描く様にして作品を作って、
見城氏は細部を合わせていって
全体を構築していって、たった文字
2文字の
ニュアンスの違いで5〜6時間悩む事も
あるって言ってました。
モノを書くって凄い事ですよね〜
って言うか雲さんの解説語り
文章はもうホント凄いと思います。
快楽ジャズ通信のエリック・ドルフィーの
アルトサックス編で
コルトレーンのフレーズは地球の重力圏内で、エリック・ドルフィーのフレーズは
大気圏突き抜けていって重力から
逃れているなんて比喩されていたのを聴いて、めちゃくちゃ感動しましたし、
なるほど〜ガッテンって感じでした。
雲さんはジャズ聴き始めの自分にとって
ある意味広大な海の中での羅針盤の如く、
行き先を明確に照らしてくれてるかの様です。ジャズのお話は雲さんが一番です。
このアルバム何回も聴いて雲さんの
執筆是非とも読んでみたいです。応援しております〜。😃
ありがとうございます。
「快楽ジャズ通信」までチェックされていたんですね。
モノを作る人のコダワリって、そのポイントは人それぞれですが、傍からみると、すごい集中力や執念を感じることが多いです。
私の場合、動画へのコダワリに関していえば、編集とサムネール作りに、いかに少ない労力と短い時間で仕上げるかという、ラクすること・手抜きをすることにコダワッています(笑)。
岩浪洋三氏曰くところの「レスター・ヤングのさぼりの精神」。
最小限の労力で最大限の効果。
この「さぼりの精神」を見習いたいです(←方向が違う😅)
カトウシュンさんからのコメント。
今回の挑戦状がきっかけで高野さんには日和らずに好き勝手に喋ってほしいですね\(^^)/
次号の「ヴィブラフォン特集」楽しみにしております!!
はい、頑張ります!
いや、けっこう日和っちゃうかも(汗)。
怖いんで……
2019 enchanさんからのコメント。
動画配信ありがとうございます。そのJAZZ批評はさすがに購入しなければ・・・・あ〜っ!!そういえばモンクはドルフィーと共演なし、今気がつきました!
そうなんですよ、共演していなんですよ。
していたら、どんな演奏になっていたんでしょうね。
おそらくモンクのレパートリー中心になると勝手に想像しますが、だとすると、モンクとコルトレーンが熱演を繰り広げた「ファイヴ・スポット」や「カーネギー」のライヴ録音以上の圧巻の熱、熱、熱!なパフォーマンスになっていたんだろうなと勝手に妄想を膨らませています。
尚樹 安藤さんからのコメント。
お昼休憩中(OUT TO LUNCH)。帰宅予定を指す時計は時空を超えて、、、。ジャケットも良いですよね!それにしてもトニーウィリアムスのドラムも凄いと思います。
帽子と髭、は、いちにいさんしい、、にいにいさんしいご!と聴いていくといつのまにか不思議と心地よくなります。ハッチャーソンの音が時空超えた時計の鐘の様でそれにドラムも反応して、、。モンクとドルフィーが共演したら、ドルフィーのソロでモンクはどんなダンスを?、とか空想するとますます良い曲ですよね☺️。いつもありがとうございます。
あの変拍子、たしかに数えると気持ち良くなっていきますよね。
ハッチャーソンの「時空を超えた鐘」の喩え、いいですね。
今度の『ジャズ批評』の原稿に使わせてもらおうかなw(まだ書いてないので)。
尚樹 安藤さんからの返信。
返信ありがとうございます😊。ジャズ批評も楽しみにしています。
まかせんしゃい!
……と、また自分にプレッシャーをかけてどーするよ?!😭
尚樹 安藤さんからの返信。
約5000人の視聴者の方々が見方についてるじゃないですか、、。影ながら楽しませて頂いてます。
ありがとうございます。
Hiromi Hasegawaさんからのコメント。
ラーメンの例えは秀逸で納得しました。あと「異化作用」と言えばブレヒト、「幕が下りて劇場の外にでて『ああ、面白かった』で3秒で日常に戻れるような演劇はぜってーやらねえよ!」(笑) Jazzで個人的に「なんじゃこりゃ!」度の高いのがサージ・チャロフの”The fable of mabel”ですね。
>ラーメンの例えは秀逸で納得しました。
ありがとうございます!
で、チャロフの曲なんですが、未聴だったんですよ。
YouTubeで検索してみたら、あったので聴いてみました。
「なんじゃこりゃW」。
まだ一回しか聴いていませんが、リアルタイムでは、このめまぐるしい展開とすっとんきょうなバリサクに脳の処理速度が追いついていかない……。
最初にモンクの《ブリリアント・コーナーズ》を聴いたときの気分を思い出しました。
Hiromi Hasegawaさんからの返信。
リプライありがとうございます。CDの解説を書いている後藤さんによると「シンフォニー・ジャズの傑作」「入念に書かれた難解な譜面」はわかりませんが「ミンガス、ドルフィーに通じる強いメッセージ性」という点は理解できました。作曲のツワージックはチェット・ベイカーのコンボにいた人でみな西海岸の白人プレイヤーですが、イメージが違いすぎて私にとって本当に謎です。
同感です。
「いわゆる典型的なウェストコースト」のイメージからはほど遠い、なんだか実験チックな曲と演奏に感じました。
でも、こういうの好きですけどね♪
永井勉さんからのコメント。
めちゃくちゃ面白いコミュニティー
に爆弾投下します・・・m(__)m
あなたは何派ですか・・・・
モンク派・・・マイルス派・・エリントン派・・ミンガス派
個人ではなくビバップ派・・ハードバップ派・・もっと前のスイング派
ふゅージュン派 ブルース命派 単純ロック派
後はあなたの基準で勝手に作って下さい・・・WWW・・・泥酔永井から・・・m(__)m
私は「ふゅージュン派」←そうとう酔ってますねw
というのは冗談で、そうですね、私は「変態派」(笑)。
テクニックが変態級に凄まじい人、
音色やフレーズが変態的に気持ち悪い人、
アイデアやアプローチが変態な人、
理論や定石などを破壊して、もっと面白い価値を作る人、
行動が、一般人とはちょっと違って奇異な人、
……などです。
そういう括りをすると、けっこう私が好きなミュージシャンを幅広くカバーできるので。
マイルス、モンク、エリントン、パーカー、ドルフィー、オーネット、アイラー、セシルのような「ジャズ・ジャイアンツ」のみならず、ロック、ポップスのフィールドにも当てはまる人がいるので便利です。
たとえば、ポール・マッカートニー。
なんでこのコードで、この音がくる?(しかも心地よい!)とベーシストなら誰もがのけぞる(?)《サムシング》のベースラインを生み出す発想も、私の中では「変態派」です。
あと、お父さんが作った椅子がお気に入りで、常に演奏会場にはその椅子を持ち運んでいたグールドも私の中では「変態派」。
ジャンルの垣根を飛び越えて、「変わった人」が作り出す、美しいサウンドが私の場合はどうやら好きなようです。
永井勉さんからの返信。
変態派・・・私が待っていた答えがそれです・・・・・・W
何か音楽の聴き方が尋常ではないですね・・・W
何故かというとモンクを基準として音楽を聴くと
すべて許してしまう自分がいるんです・・・W
私もおかしいけどあなたのほうが遥かに狂っています・・・・・・W
>私もおかしいけどあなたのほうが遥かに狂っています・・・・・・W< いやぁ、それは……(苦笑)。 永井さんも私も どっこい、どっこい、すっとこどっこい 永井勉さんからの返信。
ごめんなさい・・・もう寝ます・・・W
再び永井勉さんからの返信。
脱皮して完全モンク体になった永井です・・・m(__)m
私も60にしてジャズ歴4年目なんですが
何でこんな素晴らしい音楽が世の中に普及しないんですか・・・???
ブルースとクラッシック音楽の融合だと私はとらえてます
聴いた感じが複雑で素晴らしいですよね・・・・
でも何で普及しないんですかね、
この音楽は知性的で富裕層だけにしか解らないという
当時のうたい文句から来ているのかなと思います・
凡人はジャズを聴くなとか、頭の悪い奴らにはジャズ
を聴く価値がないだとか多分飛び回っていたと思います・・・m(__)m
ジャズが本当にクラッシックになる前に
なんとかしてみたいですね・・・
救世主 雲のジュウザ 復活・・・ガンバレ雲
泥酔永井です・・・
拳王の…
ク・ソ・バ・カ・ヤ・ロ・ウ…
いいっすねぇ、ジュウザ(笑)。
ところで、モンク広まらないのって、「聴かず嫌い」の人が多いんじゃないかなと思っています。
ベストセラー作家の村上春樹が『セロニアス・モンクのいた風景』という本を出したりしていることもあり、けっこう名前や風貌ぐらいは認知されていると思うんですよ。
しかし、春樹ファンは『モンクの風景』を読んだとしても、じゃあその本の読者全員が「んじゃ、いっちょ聴いてみるべ」と腰を上げてセロニアス・モンクの音源を聴くかというと、そういうわけでもないと思うんですよね。
まあ無理して強引に広めなくても、永井さんのように、一定層の人には、楽器やってる・やってない、ジャズに興味ある・なしに関係なしに、運命的にモンクの音楽と出会い「ガッビーン!!!!」とくる人はいると思うので、そういう人が次のステップに進めるような環境やガイドが分かりやすいところに(目につきやすいところに)「ある!」ということが大事なんじゃないかと思っています。