MrNOBUchanさんからのコメント。
ヴァイブラフォン奏者による名演ですか・・・。
例えばライオネル・ハンプトンで言えばカリフォルニア州パサデナにおける実況録音盤「スターダスト」が超有名で、もちろんとんでもなく素晴らしいのですが、私個人的にはヴァーヴの「ライオネル・ハンプトン・クインテット Vol. 1」が断然一押しです。LPで言えば全四曲入り、A面は「フライング・ホーム」(17分超)一曲のみ(この曲は過去、チャーリー・クリスチャンを擁し、ハンプトンも加わっていたベニー・グッドマン・セクステットの歴史的名演で高名です)。
ハンプトン(vib), バディ・デフランコ(cl), オスカー・ピーターソン(p), レイ・ブラウン(b), バディ・リッチ(ds)というクインテット編成で、全編リズム・セクションの三人が、聴いていて冷汗が出るくらい(?)凄みを感じさせる圧巻のリズムを刻み続けます。その強烈過ぎるリズムをバックに、ハンプトン、デフランコ、ピーターソンが猛然と火を噴くようなソロを、交代で続々と連打しまくります。
なぜ、このアルバムをジャズ史上の大名盤として評論家諸氏が語ってくださらないのか、不思議でたまらないのです。⇒こちら
コメント
Ken Konishiさんからのコメント。
自分はホテル旅館業に従事しておりまして、フロントの先輩がハンプトンの大ファンで、悪いけどレコードにサインを貰ってきてくれないか?と言われ、自分で行けばいいのにと思いながら、ハンプトンさんの部屋に行きサインを貰いました。小太りの小さなおじさまでしたよ。それから自分も”サイン貰いたい病”にかかり、様々なミュージシャンから直接サインを頂戴しました。今でも大切に保管しています。
昔、私の知り合いにも「サインもらいたい病」の方がいて、その人の話によると、ほとんどのジャズマンは気さくにサインしてくれたそうです。
あのセシル・テイラーからもサインをもらったそうで、ニューヨークの路上でばったりとテイラーに会った際、ダメもとでお願いをしたら、けっこうフレンドリーな対応で快くサインしてくれたそうです。気難しい人というイメージが、このエピソードでちょっと変わりましたね。
大御所ライオネル・ハンプトンも、きっと大御所ぶることなく快諾してくれたんでしょうね。
Ken Konishiさんからの返信。
そうですね。デクスター、マクリーン、ブレーキー、アニタ・オデイ、ホレス・シルバー、ケニー・バレル、ディジー・ガレスピー、マックス・ローチ、マンデル・ロウ、トミフラ等々皆さん気さくで感じよく、ご苦労されているのだなと感じましたよ。ミルト・ジャクソン、レイ・ブラウンにも頂きました。
凄っ!
「サイン長者」ですね(笑)。
高松貞治さんからのコメント。
「ライオネル・ハンプトン・クインテット」を買おうと思ってアマゾンを見てみたら、8000円以上しますよ!自分の検索方法が間違ってんのかなあ😰
ほんとだ!高いっす!!
あれから値上がりしちゃったんでしょうか?!
安い時に買えてラッキーでした♪
TAKESI0506さんからのコメント。
ライオネル・ハンプトンというと、私はすぐレスター・ヤングを思い出してしまいます。
テディ・ウィルソンのブランズヴィック・シリーズと並ぶスイング時代のセッションシリーズのハンプトンのビクター・シリーズには、スイング時代の主要ジャズメンはすべて参加してるのに、レスター・ヤングは一度も起用されてません😪
ハンプトン来日時に油井正一さんが「あのすばらしい一連のビクターセッションで、レスター・ヤングを一度も使わなかったのはなぜですか?」と聞くとハンプは、しばらく考えたふりをして、「セッションの日に限ってレスターが旅に出ていたからだ」と答えたそうです。他のベイシーメンバーは参加してるのだから、もちろんこれは言い訳で、レスター独特の音色や繊細なフレーズがハンプトンの体質に合わなかったのでしょう。
ヴァーヴにはスタン・ゲッツと共演した“ハンプ&ゲッツ”という快作がありますね😇
言われてみれば、たしかに同時代に活躍したビッグネームでありながらも、共演作って思い浮かばないですね。
音楽的な相性なのか、それとも人間的な相性なのか……。
レスターの影響を濃厚に感じるゲッツとの共演、『ハンプ・アンド・ゲッツ』を聴くかぎりでは、それほど音楽的な相性の悪さは感じないんですけどね(むしろ良い)。
MrNOBUchanさんからのコメント。
私の個人的「ヴァイブラフォンの押しアルバム」を早速お買い求めの上聴いていただき、さらにわざわざ感想動画を作ってくださり、まことにありがとうございました。しかし「ツタヤの残骸」には、一人で大笑いしてしまいました。ヴァーヴのハンプトン、この「ライオネル・ハンプトン・クインテット」に限らず、実に聴きごたえのあるアルバムがたくさんあります。
さらにヴァーヴではありませんが、早世してしまったため、現在では「幻のピアニスト」としてしか語られることがないオスカー・デナードもハンプトンのグループにかつて在籍し、録音も残しています。若い、優れた才能を見つけ自分のもとで育てることを厭わなかったハンプトン、なかなか偉いオヤジです。
素敵なアルバムを紹介していただき、ありがとうございました。
「若い才能」といえば、MALTAも音楽監督として起用していた時期もありましたね。
なぜかうちには1枚だけマルタのCDがあるのですが、ちゃんと《スターダスト》もはいっています(笑)。
Tetsuo Nambaさんからのコメント。
「エ゛エ゛エーッ、ア゛ア゛アー」の迫力。”Flying Home”はE♭の Rhythm Changes ですね。感傷的な”These Foolish Things”も良い。8部音符で、シャッフル気味に跳ねるのが彼のスタイルなのかな。
永井勉さんからのコメント。
私は1966年 エリック・クラプトン のクリームからブルースに入ったのですが
その50年ほど前にロバート・ジョンソンというギタリストが
悪魔に魂を売ってテクニックを身に着けたそうです・・・m(__)m
Crossroad
多分ギター弾きはこの呪縛から一生逃れる事が出来ません・・・
ふっふっふ、
「沼」にようこそwwwww
カイジのパチンコ沼ではありませんよ(笑)。
カントリー・ブルース、特にロバジョンに関して語りだすとキリがないので、いずれ機会があれば……。
博 橋本さん⇒永井勉さん
1967年 クリームの『ホワイト・ルーム」 ドアーズの『ハートに火を付けて』 ジェファーソン・エアプレインの『あなただけを』がラジオから流れ始めた時、「なんとなく、ラジオに合わせて一緒に歌えなくなった曲が増えたな」というのをはっきりと自覚したことを今でも忘れません。
心有る奴らがギターを持って少しづつ集まり始めていました。