1967年と1996年のサイド・ワインダー(リー・モーガン)評

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1967年の『スイング・ジャーナル』ではリー・モーガンの『ザ・サイドワインダー』についてどう評されていたのか?

1996年の『ジャズ批評』ではリー・モーガンの『ザ・サイドワインダー』についてどう評されていたのか?

それぞれの「サイドワインダー評」を紹介した動画をアップしました。

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コメント

高松貞治さんからのコメント。

この『ジャズ・レコード黄金時代』は主に、植草甚一さんを特集していて、最初に48歳の夏、突然モダンジャズの魅力にとりつかれたと書いていて、植草甚一のファンにはたまらない1冊です😁植草甚一さんの魅力を知りたい人は買って損はないと思います😋

なかなか読みごたえがある上に、持っている喜びも満たされる作りの本ですね。

高松貞治さんからの返信。

私はこの本の重要なところをポストイットの付箋を貼り付けてぺたぺた、ポストイットだらけですよ!アマゾンでは2000円位ですが、持ってない人は買う価値がありますね!

御駄賃取郎さんからのコメント。

私の記憶ですが、この本の少し前にシンコー・ミュージックから「POPS黄金時代」(だと思う)分厚い復刻本が出版され「リアルタイムでのビートルズの記事」などで話題となりましたね。そしてしばらくしてSJから同じスタイルでの復刻版が出ました。

ポップス分野の本も出ていたんですね。
しかも、シンコー・ミュージックから。
なるほど、「黄金時代」というのは、シンコーミュージックのポップス本から取ったのかな?

それにしても、昔の人って(今も?)、「黄金」って言葉好きですね。
「黄金仮面」に「黄金バット」。城山三郎の『黄金の日日』。マイルス「黄金のリズムセクション」などなど。あと先ほど「黄金演歌・歌謡曲百景 テイチクアーティストによるわが心の流行歌」というCDも見つけました(笑)。

御駄賃取郎さんからのコメント。

嗚呼・・本日ついに「カムカムエブリバディ」(NHK朝ドラ)が終わりましたね。。私には近年ではとても良いドラマでした。NHKはこれまで何度かジャズをテーマにとりあげてきましたが、今回が一番濃密にジャズがテーマでしたよね。ただし、いずれもジャズがまだ大衆にも自然とうけいれられていたスイングジャズでしたね。
・・・一体いつからジャズは一部のマニアだけの音楽になったのだろう?スイングジャーナルも1945年の創刊号はペラペラの「ダンスと音楽」というタイトルでしたし、およそ60年で休刊となったことを思えば「長年に渡りジャズ文化を生き延びさせてくれてありがとう!」と思う。自分もこれからはスイング・ジャズという「未知のジャンル?」を求めて、余生を励まなくてわっ!(^o^)

私も今朝『カムカムエブリバディ』の最終回を観ましたよ。
御駄賃さんと同じく良いドラマだったと思います。
先々週~先週あたりから、アニー・ヒラカワの正体が、初代ヒロイン(安子)であるか否かでけっこうネット上では論争があったようですが、そういうことも含めて、なかなか楽しめるドラマでした。
いちおう伏線回収もきちんとされてましたしね。まさか英語のナレーションは、ひなた(川栄李奈)が作った英語のテキストの文章だったとは。ラストのビリーも含めて、きっちりとまとめてくれた感じがします。

で、ジャズなんですが(笑)、以前、御駄賃さんもお書きになられていたとおりNHK(朝ドラ)のジャズはビバップ以前のものがほとんどですね。
かろうじて、循環もの(オレオのような、いわゆるリズム・チェンジもの)も今回は登場していますので、そこは結構大きな進歩(?!)かなとは思っていますが、まあこのコード進行もビバップ前からあったわけで。
とはいえ、40年くらい経ってもプロトランぺッター(トミー/早乙女太一)の持ちネタが同じ曲だというのもねぇと思いましたが、あまり曲を変えると視聴者がついていけなくなるという配慮なのかもしれません。

このドラマの中で重要になる場所の一つに、元・進駐軍オフィスの洋館があります。
この建物内のいわば社交場(ダンスホール)のような場所で、戦後、そして21世紀もジャズが演奏されたわけですよね。そのような場所で演奏される音楽=ジャズ、というイメージが朝ドラの視聴者にはスッとはいってくるのでしょう。

このことから、いまだ多くの日本人が平均的に抱くジャズのイメージは、創刊当時のダンス雑誌(後の『スイング・ジャーナル』)が紹介していたような音楽。あるいは大人チックなムードある音楽(ただしタンゴではない)。これらが、おそらく朝ドラを観る多くの日本人が暗黙に抱く漠然としたジャズのイメージなんでしょうね。

まあ 朝からパーカー、ガレスピーのようなビ・バップは厳しいでしょうから、今後もジャズが絡むストーリーでは、スイング、あるいは中間派止まりの状態が続くのではないかと思います。

Ken Konishiさんからのコメント。

この一枚はジャズ・ロックと言われた一枚ですね。フォービートジャズが少々日和った時代です。そうです。まさに”いなたい”のですね。モーガンよりヘンダーソンのテナーに魅力を感じたものです。サイドワインダーが”がらがら蛇”・・、と言う意味を知ったのは、だいぶ後年の事です。

私も長年「ガラガラヘビ」だと思っていたのですが、じつは当時放送されていたテレビ番組のキャラクターの名前からとったのだそうです。

おっしゃるとおりジョーヘンもいいですし、ブレイクしたところに入るボブ・クランショウの「クッククーン」な太いウッドベースの音もいいし、地味かもしれませんが意外とバリー・ハリスのピアノもツボを押さえているという、やっぱり一人ひとりの演奏者のセンスと力量がきれいにひとつの形にまとまった演奏だと思います。

Ken Konishiさんからのコメント。

そうなんですね。初めて知りました。とにかくリズム陣もいいんです。特にボブ・クランショウのベースが良いんですね。1963年に録音されたマッコイ・タイナーのニューポートでのライブでもクランショウの、ブンブンいうベースが心地よいです。地味な一枚ですが大好きです。

ブンブンきますね~。
それと、『ライヴ・アット・ニューポート』のタイナーは、コルトレーンのところでのガンガンピアニストとはまた違った側面を見せており、なかなか聴かせてくれますよね。良い作品だと思います。

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哀・縁斗2008さんからのコメント。

高校生の時に小室哲哉系サウンドに辟易して,「ジャズを聴きたい」と思ってTSUTAYAで借りてきたコンピレーションCDの一曲目に入っていた曲.

初めてこの曲を聞いたとき→「なんだこの変な曲…これがジャズか…俺には合わないな…」
数年後に街のオーディオショップのスピーカーから流れているこの曲を聞いたとき→「…か,かっこいい!!…今ならジャズが聴けるかも…」

あれから20年余り,今でもジャズを聴き続けています.

リー・モーガンの「ザ・サイドワインダー」は,安易な気持ちでジャズに近づいた僕を遠ざけ,そして泥沼のようなジャズの世界に再び僕を引き込んだ曲です.

(・∀・)イイネ!

Hiromi Hasegawaさんからのコメント。

6年代初頭のロックやR&Bについて全く分からないのと、世代的なものかもしれませんがどうしても「ジャズロック」というとラリー・コイエルの入ったゲーリー・バートンを想定してしまう、”SideWinder”だとむしろこっちのノリに近いんじゃないかという気が….。

『真夏の夜のジャズ』でも同じ曲やってましたが、「なんかエライいもの見ちゃった」感がありました。

いいですねぇ!
『真夏の夜のジャズ』のヴァージョンも大好きです。

Jさんからのコメント。

ザ サイドワインダー  ディッピンのリカードボサノバ(ディップもいいけどディップじゃなかったノリでおもわず 訂正です) m(._.)m などは もう永遠の名曲        サッチモ この素晴らしき世界..
特にバリーハリス クランショウ 最高だね!
                      J

永井勉さんからのコメント。

サイドワインダーのドラム・・・問題作ですよね・・・W
ハイハットの刻みが普通の8ビートではなく
シャッフルビートの刻みでスネアもロック的な
位置ではなく何かモータウン風なんです・・・???
ただ最初に思ったのはこの変なビートは聴いていて
楽しいですね・・・・・・W

この時代に、この人(ヒギンズ)でしか生み出しえなかったであろう「絶妙」リズム♪

永井勉さんからの返信。

おっしゃるとうりです・・・W

博 橋本さんからのコメント。

レコード時代、ジャケットの表のメンバー表記のBOB CRANSHAWが、
BOB CR(E)NSHAW になっていました。
したがって発売初期のCDの解説の表紙やリーフ・レットもBOB CRENSHAWとなっていました。
レコードを複写して作製したのでしょう。
80年代に気付いて当時のJAZZ喫茶の何件かのオリジナル盤のLPを密かに確認しましたら、皆 CRENSHAW でした。
だから初めからだと思います。
その後いつの間にかCDショップ等で見かけるCD(レコードも)は新品、中古を問わず CRANSHAW になっています。
お持ちの方はご確認あれ。参考までに😃

ク”レ”ンショウだったんですか!
団次郎が団時朗に、あるいは「極楽とんぼ」の加藤浩二が加藤浩次に、山本圭一が山本圭壱に改名したように1文字チェンジしたんですかねぇ?(笑)

博 橋本さんからの返信。

単なる誤植だと思います😅
雲村長のお手持ちの物はどうですか?
初期の3000円位のCD はCRENSHAW の筈です。

私が所有しているクランショウ参加のモーガンCDは、すべて輸入盤でした。
しかも、けっこうCD時代初期のものなので、つやつやの厚めの紙に曲名やパーソネルが印刷されているものなので、レコードの複写ではないバージョンです。なので、残念ながら「Eバージョン」のクランショウは発見できませんでした。

博 橋本さんからの返信。

すみません。上手く伝わりませんでしたね。
「Eバージョン」は『ザ・サイドワインダー』に限ってのことです。

飲み込み悪くてすいません。
『ジゴロ』や『デライトフリー』、はたまた『トムキャット』まで見ちゃいました(汗)。

博 橋本さんからの返信。

御免なさい。いずれ写真でもお見せ出来ればとも思いますが。
ちょっと『ザ・サイドワインダー』で画像検索したら1枚見つけました😁
Google の画面で意外に下の方のです。天からの俯瞰でちょっと斜めって下の幅が狭目のやつです。

発見😆
netflix の『私がモーガンと呼んだ男』の14:12 あたりに ”BOB CRENSHAW” 表記の『ザ・サイドワインダー』が映ります。

ありがとうございます。メモメモ。
『私がモーガンと呼んだ男』は、今日こそみるぞー、今日こそみるぞーと毎日思っているのですが、昨日はアニメの『平家物語』の最終回を観てしまいました(涙)。
ダメですね……。
でも、『平家物語』のオープニングの歌は、けっこういいですよ♪ 興味あれば是非!(←と話をそらすw)

博 橋本さんからのコメント。

では今夜、『平家物語』のオープニングを観てみます😄
ここ2〜3日、気にして見てみると解説本や雑誌に使われている写真にCRENSHAW 盤を見受けます。

R Kさんからのコメント。

お疲れ様です。
今聞いてみると、なんとなく〝品のいい〟8ビートですね。誰のアイデアだったのでしょうか。よく考えられていますね。うるさくないリズムがアドリブをより引き立てている様に思います。

時折思うのですが、もし、リー・モーガンがあの事件がなく、もっと長生きしたらどんなアルバムを聞かせてくれたか考える事があります。

ちなみに8ビートというと、
カーティス・フラーの〝スモーキン〟というアルバムでも、やはり同じ様なリズムパターンを聴く事が出来ます。お薦めです。

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フラーも、そのようなリズムでやってたんですか!
未聴なんですが、調べてみたところ70年代作品とのこと。
時流に合わせて(?)トライしたんでしょうね。