チャーリー・パーカー、セロニアス・モンクが分からないと公言している人の文章

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チャーリー・パーカーや、セロニアス・モンクが分からないと公言して憚らない方の文章を紹介する動画をアップしています。

ま、お察しの方も多いと思いますが、寺島靖国氏・著の『辛口ジャズノート』からですね(笑)。

※YouTubeメンバーシップ会員限定で公開している動画です。

皆様からの反応や、いかに?

コメント

永井勉さんからのコメント。

単なる爆弾投下だと思います・・・W
ジャズ聴きのファンを増やす為にヒールに
なっているだけじゃないんですか・・・???
そんなことを薄っすらと感じました・・・WW
😈😱😱😱😈👿☠👺

永井さんおっしゃる「ヒール説」、これは確かにあると思います。
ジャズ評論界(?)に蔓延する「パーカー崇拝」的な傾向に一石を投じようという目論見もあったのでしょう。

ただ、私思うのですが……。

寺島さんの好みって、やっぱり「わかりやすいメロディ」だと思うんですよ。

ということは、要するに「自分の脳味噌で処理できるメロディ」ということでもあり、パーカーのようなスピード感あって、音符の数が多くて、複雑な譜割りの「いわゆる典型的なビ・バップ・フレーズ」は、寺島さんの脳味噌では処理できないのではないかとも思ってしまうのです。

……と、ずいぶん、失礼なこと書いてますが(汗)

それを裏付けるエピソードがあります。

昔、寺島さんのラジオ番組にゲスト出演した際、私は「この《枯葉》が、スリリングでカッコいいですよ!」と、ミシェル・ペトルチアーニとエディ・ルイスの『デュオ・イン・パリ』というCDを持っていってかけてもらったんですね。

音源がかかっている間の会話は、当然オンエアされないので、音楽が流れている間に本音トークバトルが始まるわけですが、もう、この演奏に寺島さんはボロクソ。

歌心がない、
メカニカル、
簡単なことを、わざと難しく(?!)弾いている、
テクニックをひけらかしている、
こういうジャズを有難がるファンが多いんだよね、
……などなど。

まるっきり、ツボが私と逆なんですよ。

しかし、ラストのテーマ、動画の9分17秒目あたりから、急に態度が変わって、「いいじゃない!」。
本当に「もうこのへんで演奏終わりますよ」とばかりに演奏の調子を変えたところで褒めはじめました。

そして一言、「最初から全部こういうふうに弾けばいいんだよ!」とのことでした(笑)。

え~~!!
冒頭のフェイクしたテーマとアドリブを全否定して、最後のしんみりした原曲に近いテーマの部分のみを褒めるだなんて……、これってジャズ聴いている意味あるのかなぁ?なんて思ったものです。

後藤雅洋マスターから「キング・オブ・ポピュラー・ミュージック」の称号をさずけられたことに深く納得する一瞬でした♪

永井勉さんからのコメント。

なんなんでしょうね・・・
普通にそれまでロック ポップスをバンドで
私はguitarを演奏していたのに・・
モンクを聴いてやられました!!
私からしたらポップスが素晴らしい事とモンクを非難する事は
寺島さんの感性が貧弱だとしか言いようがありません!!

ロック、ポップスといっても、永井さんの場合は、プログレ、変拍子などの曲を実際に「演奏」されているので、プレイヤー目線なんだと思いますよ。
お客様目線ではなく。

ところで、ペトルチアーニとルイスの枯葉は、どうでしたか?

高松貞治さんからのコメント。

寺島靖国さんは、チャーリー・パーカーの演奏を雑音がうるさすぎて録音が悪くて何を演奏しているとかわからないと言っています!だから、チャーリー・パーカーたちの、CDやレコード悪いとケチをつけています!まぁまともに寺島靖国さんを相手にしないことですね!こんな毒舌ジジイもこの世の中にいるなぁと思うだけでいいんじゃないですか?こういう人もいると、ジャズも楽しくなりますね!いろんな意味で。ちなみに、寺島靖国さんは早稲田大学、ドイツ語学部を卒業したのを、誇りにしているというか、自慢してますが、本人はドイツ語、全く話せませんから!外国の人に、寺島靖国レーベルでアルバムを作るとき、外国の音楽の人と会話をしていて、ドイツ語学部を卒業していると聞いて、なんでドイツ語、話さないんだと、突っ込まれてました!

>こういう人もいると、ジャズも楽しくなりますね!
その通りだと思います。
実際、楽しんでます♪

永井勉さんからの返信。

オルガンとピアノのデュオになるんですね・・
あとベース音がついてまわるのは
オルガンのフットペダルなんですか??
いいですねえ~~~!!!
両者とも歌心があってしっかりソロを
譲りあっている感じとか 波形・・・???
ピアノとオルガンは音の立ち上がりが
真逆な楽器だと思うので音の分離がはっきり
していて凄く聴きやすいデュオですね・・・
🧐😳😄😙

ご感想ありがとうございます。
オルガンのベースは、フットペダルか左手で弾いているのかは、ちょっとわかりませんが、とにかくジミー・スミスなどのオルガン奏者や、ドアーズのレイ・マンザレクとは違うソフトな音色でモリモリ弾いているところが良いですよね。
ペトルチアーニの粒立ちのハッキリとしたピアノの音色が引き立っていると思います。
良い演奏だと思うのですが、うーむ、歌心ないですかねぇ???

Tommy Jobimさんからのコメント。

モンクとパーカーに最初に接した時の違和感を克服できるかどうかは、その方のジャズにおける本質的な美意識にあると思います。
これを認識・好感できない方はジャズの楽しみの半分も楽しめていないと思います。
ジャズを解ったというのは、パーカーのスピードとゲッツの寛ぎ感を感受した瞬間だと思っています。(あと、モンクの微妙なズッコケ感と知的スリルに)

メグ・ジャイアンに一言 「モンクに文句を言うな。バーカー!」

あははは😂
トップ・ガンやユー・ガット・メールを思い出しました。