『ジャズ批評』発行人・松坂比呂さんのこと

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動画『ベニー・ゴルソン、女性が聴くジャズと蘊蓄ジャズオヤジ』(こちら)にいただいたコメントを紹介した動画をアップしました。

コメント

高松貞治さんからのコメント。

ドイツの神学者ディートリヒ・ボンベッファは、「夜は悪魔が支配する時間なので、夜中に原稿を書いていけない。夜中に原稿書くことを余儀なくされた場合、翌日太陽の光の下でもう一度その原稿を読み直してみること」と述べています。高野雲さんの考えた事は正しいと思います!

そっか、だから夜中に書いて朝見直すと、悪魔のようにヒドい内容なんだ。

高松貞治さんからの返信。

ポール・ヴァレリーは20歳ごろから死ぬまで朝4時に起きて、仕事をしていました。これはもう伝説になっています!だから私は、尊敬する、ポール・ヴァレリーを真似して朝型人間なんです!

朝型生活は、私も一時期実践してみたことはあるのですが、朝4時とかに起きると、日中眠くなりませんか?

長谷川孝二さんからのコメント。

「ジャズがわかってる」って自分で思ってるオッさんは、イタすぎますね〜。
そもそもわかったからなんなんですかね?なんかオッさん頭が良いのか知恵遅れなのかわからなくなりますね。そういうオッさん達のせいでジャズライブに来る女性客が少なくてジャズメンが迷惑するのでホントやめてほしいですね。
女性客がいるかいないかは男達にとっては意識していない人にとってもパフォーマンスに絶対影響するはずです。

>そもそもわかったからなんなんですかね?
私もそう思うんですが、先日、漫画家・山田玲司のYouTubeを見ておりまして(タイトル忘れましたが「山田玲司のヤングサンデー」のどれかだと思います)、山田氏は世代斬りでアニメや漫画作品および作者を分析するのが得意な方なんですが、70年代の若者の気質や特徴として、「知ってるとカッコいい」「難しいことを言ったもん勝ち」と分析していました。

80年代にもその傾向はあったとは思うのですが(ニューアカブームなど)、70年代のほうがその傾向は顕著だったようですね。

知識でマウントとれた時代。
だからこそ、
>なんかオッさん頭が良いのか知恵遅れなのかわからなくなりますね
そう、知識はあるけど(知識の使い方がわからない)知恵遅れなオッサン予備軍が量産されていた時代だったのかもしれませんね。

私もわりかしその傾向があるタイプなので、気を付けなければと思っています。

長谷川孝二さんからの返信。

ジャズを演奏する人も聴く人も含め、追求すればするほど、そういうオッさん予備軍になる危険性は僕も含めてあると思います。
ところで松坂さんのアドバイスは、僕も「言いたいことを全て言ってはいけない」を座右の銘にしてソロを取るようにしようと改めて思いました。

>僕も「言いたいことを全て言ってはいけない」を座右の銘にしてソロを取るようにしようと改めて思いました。
長谷川さんにも松坂さんの言葉が響いたようで、なんだか嬉しいです。

takashi deguchiさんからのコメント。

7年前に松坂比呂さんからジャズ批評誌への投稿依頼のメールをいただいた。三重県の奥志摩にあるジャズ喫茶 SWING の取材だった。183号「特集 JAZZ わんにゃ〜ランド」掲載号を頂いたが、自分の書いた記事を読んだら恥ずかしくて仲の良い友人にあげた。久しぶりに手元にある原稿を読み返したら、やっぱり恥ずかしかった。松坂比呂さんに触れられていたのでとても懐かしくなりました。

コメントいただきありがとうございます。
「ねこジャケ・いぬジャケのジャズ・アルバム約130枚ご紹介!」の『ジャズ批評183号』は、残念ながら持っていないんですよ。
残念!

手作り&同人誌感覚を失っていないところが『ジャズ批評』の良いところですよね。

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べらんめえAORおやじさんからのコメント。

高野さん、文章充分上手いですよ。ものぐさ精神分析は、なだいなだではなく岸田秀では?
今年の7月4日、チャーのコンサートを観に日本武道館へ。
交通事故で左足親指粉砕骨折の為、往復タクシーで行きました。
彼女さんを誘ったらなんと同じ日にスティーヴハケットのコンサートへ行くとの事。
ガビーン。
寺島靖国って人物は、よく知りませんが 女にジャズはわからないって言葉は偏見。プログレ好きの女性だっているんですよー。松坂さんって女性は、鋭いですね。
言いたい事はすべて書いてはいけません。
高野さん本性を見抜かれちゃったって。
そんな事な~いない。私なんて口さえきいてもらえないんじゃないかと思いますよ。
それで今日は何を言いたいのかというと、そのプログレ好きの彼女さんジャズに全然ハマってくれないんですよー。

そうですか? ありがとうございます😆
>高野さん、文章充分上手いですよ。

>ものぐさ精神分析は、なだいなだではなく岸田秀では?
すいません、混同してたと思います。同じ時期に同じような切り口の本を読んでいたので、多分記憶の中でごっちゃになっていたんだと思います。

>そのプログレ好きの彼女さんジャズに全然ハマってくれないんですよー。
そうなんですか。私の思い込みなのかもしれませんが、プログレ好きの人って、結構変拍子ものが好きなんじゃないかと思うんですよね。
で、実際、学生時代や社会人になって飲み屋で知り合ったりした音楽好き(プログレも好きな人)に、デイヴ・ブルーベックの《ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク(トルコ風ブルー・ロンド)》を勧めたら、結構ハマる人多かったんですよ。
試しにお聴かせくださいませ。

え?もう聴かせた?響かなかった?
うーん、じゃあドルフィーの『アウト・トゥ・ランチ』。

え?それももう聴かせた?イマイチってた?
うーん、それでは上原ひろみ・ザ・トリオ・プロジェクト『ALIVE』なんかは?
このトリオ(上原ひろみ、アンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップス)、がんがんとプログレった感じで攻めてきますよ。

え?ハマらない?

そっか、もしかしたら、無理してジャズにプログレ文脈を持ち込まん方がいいのかもしれませんね。
むしろ、ブルー・ミッチェルの《アイル・クローズ・マイ・アイズ》や、チェット・ベイカーの《ザッツ・オールド・フィーリング》のようなストレートかつソフトな4ビートの方がハマってくれるかもしれませんね。

また話戻りますが、ジャズは全然興味ないし知らんけどエディ・コスタの『ハウス・オブ・ブルー・ライツ』だけはめちゃ好きという女性が昔いました。

じゃあこれは?とデニー・ザイトリンの『ライヴ・アット・ザ・トライデント』を勧めたら、中程度にハマってくれました(笑)。

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2022年6月20日