ヘンリー・レッド・アレン(tp)~粟村政昭『ジャズ・レコード・ブック』より

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粟村政昭著『ジャズ・レコード・ブック』の「A」の項で印象に残った箇所(粟村節)を動画で紹介してみました。

ポールジャズ男さんからのコメント。

聞いた事の無いアーティストですね。詳しい方は知っているんでしょうが。前にJAZZ喫茶に行った時にジュリアン・プリースターと言うトロンボーン奏者を知りました(有名な方かも😅)新しい発見がまた楽しいですね🎶

ヘンリー・レッド・アレンの音源、何曲か聴いてみましたけど、おそらくはジャズ男さんの好みなのではないかと思います。

ジュリアン・プリースターは、ずっと前に動画で紹介したことがあります。

TAKESI0506さんからのコメント。

2000年の1月から12月号のスイングジャーナルに、岩浪洋三さんが他業種の人たちとのふれあいを語る「縁は異なもの」という連載がありました。6月号には菅原文太の名が出てきます。

「もう10年くらいたつが、横浜でジャズ・クラブの開店パーティーがあり、同じテーブルで菅原文太の隣に座ったことがある。話をすると、ジャズに関するうん蓄も尋常ではなく、一番好きなジャズメンはヘンリー・レッド・アレンだというから好みも渋い。なんでも学生時代ジャズのトランペットも吹いていたという。また、いつだったか、読んだエッセイがうまいので舌を巻いたことがあるが、学生時代文芸部にいたと聞いて納得した。また、どこかで会ってジャズの話をしたいものだ」

菅原文太がジャズ・ファンであったことも知りませんでしたし、一番好きなジャズメンがヘンリーレッドアレンであったとは全く意外でした。

この連載には、先日亡くなった大江健三郎との話も出てきます。

「大江健三郎は、故郷愛媛県の松山高校で一級下だった。学生時代、彼が文芸部で、ぼくは映画部だったので、ほとんど会う機会はなかったが、彼は高校の文芸誌「挙上」(原文ママ/『掌上』?)におおえけんのペンネームで、既に「ジャン・コクトオのオルフェの首」といった難しいエッセイを書いたりしていた。芥川賞を取った頃は、「文学界」にソニー・ロリンズやセロニアス・モンクについてエッセイを書いていたし、59年11月号の「新潮」にはジャズ小説「上機嫌」を書いている。マリガンやチェット・ベイカーの名前も出てくる。再読したいと思っているが、全集にも収録されていないようだ。
 彼とはふしぎな縁があって、東京ではときどき、予期しない場所でバッタリ出会って立話をする。池袋の西武百貨店のエレベーターの中で、サイン会に向かう彼に会ったこともあるし、京王線の仙川駅では友人たちと歩いている彼に会った。昨年は東京文化会館で家族連れの彼にばったり会った。彼は今でもジャズが好きなようで、この前、講談社のPR誌に、最近、30年代のものを中心にデューク・エリントンのCDを世界各国から集めていて、その一部を持って武満徹のお見舞いに行った、といったエッセイを書いていた。彼のエリントン論を読んでみたいものだ。
 彼が2年前にニューヨークを訪れたとき、ぼくの友人で、ハーレム・ツアーを主宰しているトミー富田が案内役を務めたが、彼はハーレムに着くなり目を輝かし,「夜にもう一度来たいなあ」といったそうだ。今でもジャズを愛し続けているようである」

ありがとうございます。
知らなかった話、「へぇ~、そうだったんだ!」連発でした。

高松貞治さんからのコメント。

この人は全く知らないですね。私の中で無名というか、影が薄いのは、トロンボーン奏者のジミー・クリーブランドです。マイルスのバンドに参加した割には影が薄く、私はあまりというか、自分はよく知りません。高野雲さんの動画でもあんまり取り上げてないみたいですし、やっぱり日本では人気ないんでしょうか?有名だったらごめんなさい😅

有名か無名なのかどうかは分かりませんが、マイルス好きだったら一度や二度聞いたことがある(目にしたことのある)トロンボーン奏者だと思います。

『マイルス・アヘッド』なんかは私が好きなアルバムなんですが、残念ながらマイルスのトランペットやアレンジにばかり耳がいき、彼が奏でるトロンボーン単体の音は残念ながらあまり印象に残っていません。

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博 橋本さんからのコメント。

<ヘンリー・レッド・アレン>
以下のサイトの 12:24 あたりからセンターでソロをとります♫♫
“The Sound Of Jazz” 12/8/1957 Papa Jo Jones, Osie Johnson, Billie Holiday, Count Basie, Lester Young

過去に何度か見たことのある映像だったのですが、ロイ・エルドリッジやコールマン・ホーキンス、ピー・ウィー・ラッセル、ベン・ウェブスターなど他の見慣れたスター級の大御所ジャズマンたちに目を奪われてさすがにヘンリー・レッド・アレンにまでは注意が向かなかったですね~(もちろんヘンリー・アレンも大御所なのですが…)。
ありがとうございます。

博 橋本さんからの返事。

もう少しはっきりした画像の物もあったと思うのですが・・・。
でも、いつもながら、ビリーとレスターのシーンは見入ってしまいます😊