先日アップした動画「【粟村本読み】クラリネット奏者 エドモンド・ホールと、ギタリスト ジム・ホール」(こちら)に動画視聴者さまよりいただいたコメントに対してのアンサー動画をアップしました。
【コメント返し】好きなギタリストを教えてください!
コメント
高松貞治さんからのコメント。
普通なら、ケニー・バレルや、ジム・ホールなんでしょうが、私が好きなギタリストはビル・フリゼールなんです。あのギターの演奏がたまりません😊聞いたらイチコロですよ❤
彼はとても音楽性の広いギタリストで、不思議空間な『ビフォー・ウィ・ワー・ボーン』のような作品から最近だとジョン・レノンのカヴァー集も出しています。
高松さんは、どのあたりのフリーゼル(フリゼール)がお好きですか?
私は、ポール・ブレイの『カルテット』に参加しているフリーゼルギターが大好きです。
2019 enchanさんからのコメント。
配信ありがとうございます。『ポール・ウイナーズ』の♪ Volare のイントロが好きでよく聴くのでバーニー・ケッセル、『Idle Moments』の♪ Djangoの哀愁が好きなのでグラント・グリーン。あとエレクトリック・マイルスのギタリストですね・・・マクラフリン、レジー・ルーカス、ジョンスコフィールド。
おお、やはりマイルス系ギタリスト(?)が並びましたね!
オカハセさん⇒2019 enchanさん
ジョンスコの当時【フレーズがアウトする時に身体も斜めにアウトして、インに戻った時に身体も真っ直ぐに戻る】のが衝撃でした(爆)。
TAKESI0506さんからのコメント。
好きなギタリストといえば、やはりバーニー・ケッセルですね。
コンテンポラリーの「イージー・ライク」は私の最も好きなジャズレコードのひとつ。中でも「バードランドの子守唄」はいいですね。85年発行の『ジャズ批評51号』はジャズギター特集ですが、「ギターはジャズの主役か!!」というタイトルで、無碍塾(むげじゅく)という個人指導のギター教室を創設した、石山経麻朗(きょうまろう)さんと岩浪洋三さん、古野徹さんが対談しています。
要約すると……
石山 ギター史上でいえば、ウェスによって初めて、ジャズにおいてギターがホーンと対等な位置に立ったといわれる。
岩浪 ウェスの次がジョージ・ベンソンだな。フュージョン時代のリーダー・シップをとったでしょう。で、今のスタンリー・ジョーダン。音楽全般にかかる新しい可能性を示唆しているように聞こえるね。古野 近年のギターでいえば、あれはロックだ、いやジャズだ、みたいな話がすぐ出たものだけど、考えてみると、ギターって宿命的にフュージョンしちゃうジャンルなのかな。
岩浪 だけど、フラメンコのパコ・デ・ルシアみたいなのがジャズと呼ばれるのは、たまらないね。
石山 あの人は“ジャズと共演した人”ですもん。
岩浪 かといってあれをフラメンコの天才ギターと思うのも間違いよ。ジャズ・ファンのフラメンコ知らずですよ。あのていどのギターはスペインに行けばいくらでもいるじゃない。ただ、彼はスペインで一時ジャズ・グループにいたことがあるので、ずっとジャズに肩入れして弾いてきてはいるんだけどね。古野 ロック系の人はどうです?
岩浪 例えば、ひところ流行ったリー・リトナー。あれはジャズ・プレイヤーの顔じゃないものね。(笑)リトナーをジャズと呼ぶんだったら、アル・ディメオラ、エリック・ゲイルあたりも当然ジャズだね。ゲイルにはプレスティッジで昔ジャズを演ってるのあるしね。
古野 そんな話をきいてると、エリック・クラプトン、ジョン・メイオールは……なんて話になっちゃうけど、ここで愚問かもしれないけれど、石山さんの「ジャズ・ギター・アカデミー無碍塾」に来てる生徒さんは、ほとんどジャズ・ギタリスト志願者なんですか。
石山 というか、ジャズのアドリブを習いたいといって来る人が多い。あるていどギターは弾けるんだが、アドリブを意のままにできない人が多いんだよね。将来はパット・メセニーみたいなことをやりたい、ロックをやりたいという生徒もいるけれど、まずジャズで基本をという発想があるんだろうね。
岩浪 ロックの人間だって、アドリブするときはジャズ的な方法をとるんだからね。
古野 そういう中にけっこう素晴らしいものがある。ロック系のミュージシャンがジャズをやるんだというのではなくて、アドリブを入れたり、音楽の作り方をジャズ的なものに近づけようと思って作ったものの方が、いわゆるジャズ・ミュージシャンがフュージョンと称してロックをやったものより魅力的というケースが多いでしょう。
石山 ジミ・ヘンドリックスとか。
岩浪 『ウッドストック』(映画)、あれは良かったね。アメリカの国歌をアドリブでやっちゃうところなんかものすごい。
石山 うちの生徒で、若い人の中にはジミ・ヘンを知らない人もいる時代になっちゃったですけど。熱狂的なファンもいるけれど。
古野 割と誰にでも両面性はあると思うんですけど、具体的に二つのジャンルを弾き分けたという人は少ないかもしれない。でも、お互いの音楽をきいていることはあたりまえだから。
岩浪 ロックの人に「好きなミュージシャンは誰?」と聞けば、たいていジャズメンの名前があがる。キース・エマーソンでも、スティーリー・ダンの連中にしてもさ。で、あえて「ジャズ・ギター・アカデミー」としたのは、やっぱり一種のプライドなわけでしょう?古野 初めにひと口で、ギターは人気楽器だと言っちゃいましたけど、みなさんはどうお考えですか。
岩浪 女性にさわったことのない男が少ないように、ギターにさわったことのない人間も少ないと思うよ。実際。
石山 世代によって違いはありますけどね。ギターの音、ギターの形を知らない人は、ほとんどいないでしょう。流しのオニイさんの主要楽器でもあるんだし。(笑)
岩浪 今じゃ、カラオケに流されてるんじゃない?(笑)結局ね、その時代の人気楽器というのは、その時代の生活水準と見合ってるんだよ。戦前はハーモニカ。そのあと、オカリナ、木琴と移って、今やギター。
石山 ハーモニカ全盛時代にはハーモニカ教室ってありました?
岩浪 あるわけないでしょう。(笑)
古野 今やギター教室はたくさんありますね。
岩浪 結局ね、抒情とか哀愁とかを好む日本人にギターの音色は合う、という本質的な要素もあるんだよ。
古野 なんだか話が古いなあ。「禁じられた遊び」のテーマとか「夜霧のしのび逢い」あたりを思い出していらっしゃいません
岩浪 いやいや、だってジム・ホールの『アランフェス』なんてセンチメンタルのキワミじゃないですか。それに、「禁じられた遊び」のテーマが日本ほどウケた国はないっていうよ。古野 ロックのステージで、ギターをぶち壊したりする人がいるけど、あれはもったいない。
石山 高級品を壊すことはないんじゃないですか。
古野 はは……。それもそうだ。最高級ギターというと、いくらぐらいですか。
石山 300万円というのを知ってる。生徒でも、いいの持ってるからね。
岩浪 ギターのコレクションをしている人もいるね。
石山 17本持ってる生徒もいますよ。
古野 プロじゃないのに何本もテナー・サックスを持ってる入って知らないですよね。マウスピースなら無数に持ってるって人はいるけれど。
岩浪 言っちゃ悪いけど、楽器のコレクションに凝る人は腕前の方があまり伸びないんじゃないかな。だいたい、コレクターに評論家なしってくらいだから、
古野 岩浪さんだってレコードを集めてるじゃないですか。
岩浪 いや、僕は合い間に買うんですよ。
石山 合い間?
古野 (苦笑)そういえば、岩浪さんの名言があるんでした。「レコードばっかり買っているとダメになるから、レコードを買ったときは必ずトルコへ行く」でしたよね。(爆笑)
岩浪 ソープランドね。弘法筆を選ばず。石山 僕もジャズ・ギターを意識したキッカケがウェスなんだ。リバーサイドの『ボス・ギター』なんだけどね。彼のアドリブのラインはたいへん印象的でしたよ。
古野 今でもウェスはよくコピーされているんですか。
石山 やっぱり、そうね。うちではビ・バップ系統が人気がある。ギタリストのコピーだけでなく、チャーリー・パーカーのフレーズのコピーも盛んですよ。次が、70年代以降のインプロビゼーション志向が多くて、三番目はアコースティック。最近はソロ・ギターを演りたいといって門を叩いてくる人が目立っている。
岩浪 そういえば、フュージョンだかロックだかをやってたギタリストが近年ソロ・ギターを手がけてるね。三大ギタリストの饗演(マクラフリン、コリエル、パコ・デ・ルシア)にしても、複数で演るシチュエーションもあるけれど、各自何曲かずつソロを披露するね。
古野 ディメオラが今度、ソロ・ギターを吹き込んだというし。ジャズでソロ・ギターが割とよく弾かれるようになったのは、いつごろから? ジョー・パスあたりからよく聞かれるようになってるけど。
岩浪 ピアノに比べると、ずいぶん遅いかな。
石山 ソロ願望は古くからあったと思うな。
岩浪 ベートーべンがむかし、すごいセリフを言ってるじゃない。
石山 ああ、「ギターは小さなオーケストラである」。
岩浪 ピアノと似て、一本でシンフォニー的な音楽をやれる楽器なんだから、ピアニストがソロ・ピアノを弾きたがるのと同じ願望はあると思うよ。
岩浪 ジャズ・ギタリストの性格をみていると、タイプを感ずるよ。ひとはひと、おれはおれ。我が道を行く。
石山 ふところで弾く楽器ですからね。
岩浪 孤独派というか一匹狼というか。たとえばビッグバンドを率いて、まとめ役をやってるようなギタリストってエディ・コンドン以外にいないものね。
石山 ビッグバンドなんかに入ったら死にそうになっちゃいますよ。
古野 その逆がベース奏者?
岩浪 そうなんだ。おれが、おれが、だものね。
古野 チャールズ・ミンガスがベース奏者というのは、どんぴしゃのイメージですからね。あの人みたいな性格の人は、とてもシコシコ、ギターなんて弾いていられないでしょう。
岩浪 ひとをぶん殴るし。(笑)だいたいね、バンドが解散するっていうので何が原因かときいたら、べース奏者が悶着おこしたからっていう例が多いもの。我が強いんだよ。とかく。
古野 石山さんを見てると、心やさしき孤独派って感じだもの。これがギタリストの典型かな?
岩浪 ジャズの場合はね。ロックなら、ギタリストがいばってるよ。ジャズにはホーン楽器という花形があるから、ギタリストはあまり大きなツラをできないって面もあるんじゃない?
石山 パワーの点では物足りないかもしれないけれど……
岩浪 だからホントにウェス・モンゴメリーが登場した時、初めてホーンに対抗できるだけの音とパワーを持ったギターが出たと思ったよ。
石山 まあ、パワーだけならアンプでカバーできるけれど、それだけがギター音楽の魅力ではない。ギターの持つ繊細な音を生かして聴かせるのもジャズなんだから。
古野 確かに今のロック系のギターには、一部の名手を除けば、ギターを弾いてるのかアンプを鳴らしてるのかわからないような人が多い。
岩浪 ホーンとギターの共演で、対等に、と思えばパワーがいるでしょう。ロック並みのやり方でホーンに迫る方法もあるんだが、そうするとバランスをくずしちゃう。ジャズではなくなるね。だから、脇役に回らざるを得ないような面があるよ。
石山 良いたとえかどうか――たとえばトランペットという土俵で、クリフォード・ブラウンとウィントン・マルサリスとではどっちが偉いかという比較が当たり前のように行なわれている。テナー・サックスでも、ジョージ・アダムスはコルトレーンより偉くないなんてことが当たり前に言われているでしょう。でも、ギターという土俵では、そういう議論が常に無意味になっちゃう。パコ・デ・ルシアにしても、パット・メセニーにしても、スタンリー・ジョーダンしても、クリスチャンと比べてどっちが偉いかといった話が成り立たない。何か新しさを引っ下げて出てきているんですよ、近ごろのギターは。
古野 というか、ジャズという土俵だけでは語りつくせないですね、ギターは。ジャンルの壁がなくなりつつある楽器というのか、独自の音楽ジャンルを築きつつある楽器だな。いまのベンソンだって、ウルマーだって、ブラック・コンテンポラリーとしか言いようがないでしょう。
岩浪 ウェス・モンゴメリーが出るまで、ジャズ・ギターのもとはクリスチャン。しかし、それ以降は、フュージョンしまくっているよね。
石山 ラリー・コリエルがロックからジャズに入ってきた頃から、奏法もどんどん分岐してきている。ロック系の要素、モードの要素がジャズ・ギターにもどんどん入った。つまり、ビバップのラインをどんどん消し去って行く方向ですよね。それに伴って、技術面も変化してきている。
岩浪 そのずっと前に、レス・ポールという、ジャンルのワクをはずしたギタリストもいたけどね。岩浪 「レス・ポール」という名前のギターがあるね。
石山 ジミー・ペイジが使って、ロックでももてるようになった楽器ですよ。
古野 アイディア・マンなんだな。
岩浪 そういや、去年の夏アメリカへ行ったき、ニューヨークのファット・チューズデイにトリオで出てジャズ演ってた。
古野 秋に行ったとき、ブルーノート(ジャズ・クラブ)のスケジュールにレス・ポールが入ってた。
岩浪 カントリーをやりジャズをやり、という人なんだけどね。
古野 日本じゃ、ジャズのギタリストだと思ってる人は少ないでしょう。
岩浪 JATPでもかなりやってるんだよ。片や、カントリーのボス、チェット・アトキンスと共演のレコードまである(RCA)。
古野 話を戻しますけど、ギター・ミュージックはどうやら、宿命的にフュージョンするらしい。で、特別のギター愛好者ならずとも、ギターの親しみやすさという土壌があるから、良いレコードが生まれたときに、ワッと関心があつまる。で、バカ当たりする、ということなんでしょうね。しかしながら、そのへんがいわゆるジャズ・ファンにとって許せない部分なのかもしれない。
石山 かたくなだな。フュージョンでもね、成功しているのはギターだけなんだから。ジョージ・ベンソン。古野 けれど、ギターはジャズを変革するかというレベルでは語りにくい。ジャズを常にリードする楽器という言い方も変だ……。しいていえば、ネクスト・ステップヘ連れて行ってくれる楽器ということですかね。
石山 つまるところ、やっぱり、主役みたいなもんですよ。
岩浪 節目をおさえてはいるけどね。
石山 まあ、僕は主役だろうがなんだろうが、気にしないですけどね。我が弱いギター弾きですから。(笑)
永井勉さん⇒TAKESI0506さん
流石です・・・😅😅😅
おっしゃっている事がすべて解る62歳のジジイです・・・WWW😅😅😅
TAKESI0506さん⇒永井勉さん
えっ、62歳といえば、これからが青春ではないですか😉
私は、67歳ですが、ただいま青春の真っ只中にいると信じてます😊
永井勉さんからのコメント。
私の場合はジャズではジョー・パス 1974 – Virtuosoにはやられました
ロックだとジェフ・ベック 1975-Blow by Blow
ルーツミュージックだとスライドギターの名手、ライ・クーダー 1976-Chicken Skin Music
などが好きです。😅😅😅
博 橋本さんからのコメント。
Bruce Forman Little Rootie Tootie で動画の検索してみて下さい。
Bruce Forman, guitar. Little Rootie Tootie, a Thelonious Monk tune. 1988.
わーい、モンクだ!!
博 橋本さんからの返信。
“I Mean You” も有りました😎😎😎
みんなモンクが好きなんだ!
大 深堀さんからのコメント。
僕が好きなギタリスト,タカナカマサヨシとジェフベック。サンタナ。フランクザッパ。ジョンマクラフリン。アートリンゼイ。グラントグリーン,ケニーバレル。ロビーロバートソン。
アート・リンゼイにぴくッ!
飛田野正人さんからのコメント。
最初に自分に影響を与えたギタリストは、中2の頃に聴いた山下達郎でした。
カッティングがカッコいいですからね!
大 深堀さんからのコメント。
ジミヘンドリックス。ピートタウンゼント,アンディサマーズ,ロバートフリプッス。今堀恒雄。くみはらただし。ヤマジカズヒデ。
パットメセニー。ジムホール。ピートコージ。レジールーカス。スティーヴヴァイ。エリックジョンソン。エリッククラプトン。ロバートジョンソン。ライトニンホプキンス。ジョニーギターワトソン。BBキング。ギタースリム。ビリーギボンズ。
ギターと関係ない話からなんですが。エリック・ドルフィーていますよね。ここの皆さんはご存じの。彼っておでこの真ん中に瘤(こぶ)みたいなふくらみが出てる写真が多いですよね。ほとんどの生前の写真でそこの箇所に瘤(こぶ)が出てる。これは医学的には脂肪がたまってああいうふうに瘤みたいになる。彼は糖尿病だったのでそういう合併症が出てたのかもしれない。で、この瘤は終生あったんだと思ってたら、最近ドルフィーが1964年にチャールズ・ミンガスと一緒に演奏してる動画を視てたら、瘤がなくて横にメスで切ったかのような跡が見える。でそこをどうも手術したんじゃないかて思ったんです。
Charles Mingus Sextet, at the Konserthuset Stockholm, Sweden, April 13th, 1964 (Colorized)
これが1964年4月13日で、彼は1964年6月29日に逝去。死因は糖尿病から来た心臓発作。享年36歳。ほんの2か月後に逝去。ミンガスとやってるときはいつもの感じでやってますが、裏では瘤の手術してメスを入れて脂肪を抜いたり。しかしそういう甲斐もなく2か月後に逝去。あっけない。治療の苦労も虚しく。そこをまず。ジャズの人って早死にが割合多いですね。病死とか。もちろん長生きの人もいますけど。高野さんがあげたCharlie Christianはまだ25歳で夭折。結核だったと。
Charlie Christianのはたしかに良いですね。前に出てくる。ジャズの人には珍しく。
ギターというと、単独じゃなくバンドで弾いてることも多いですが。私が好きな瞬間は、ロックバンドで名人と言われてるギタリストがいて、その人がベーシストに食われていく瞬間てあるんですね。古くはロックトリオCreamのGoodbye-Cream収録I`m So Gladにおけるクラプトンとジャック・ブルース。ブルースのベースがフレーズの変幻自在さでクラプトンを上回ってる。ブンブン音もデカいし。その後だと1999年に1970年代のロックトリオBB&Aのボガートとアピスが来日。日本の誇るロックギターCharと共演するんですが、BB&AならぬCB&Aとか。そこでLadyというBB&Aの曲でやっぱりボガートがキレて音もアクションも大きく、ギターよりも目立ってる。YouTubeでみましたけど。とはいってもギターも相応にキレてる。そういう明らかにエゴを張ってる。格闘技戦みたいな名勝負が好きですねえやっぱり(笑)ジャズ畑だとやっぱりDuranでのジョン・マクラフリンですかね。これもマイルスのペットと張り合ってる感じがイイですね。互いに過激なフレージングで格闘してる感じが。
しかし一言いえば、マイルスが採用した人含めてジャズギタリストでジミヘンを超えてる人はいないような気がする。技術的な問題はともかく。喩えればあれは自分の音によって逆に灼熱に巻き込まれて燃えていった人なんですね。そういう人は中々いない。ロックギターでもいない。1973-1975のマイルスが面白いのはパフォーマーが自身の発する毒に汚染されていってる不健康さ。その辺が音楽の魔力で怖いところでもあり。評論家がジャズギター論じてる座談会もコメントにありますけど、どっか楽天的というか核に触れてない。そこがコアだと思います。
ドルフィーのコブについては、菊地成孔のラジオ番組「粋な夜電波」(だったっけかな?)で詳しく語られているのを聞き、なるほど~、けっこう細かく調べてるんだなぁと感心した記憶があります。
それよりかなり前に「いーぐる連続講演会」で元ジャズ批評編集長の原田さんもコブについてはユーモラスに語られており、この話を聞くまでは、私、ドルフィーのおでこに関しては、まったく関心がなかったので、言われてみれば確かに!と思ったものでした。
田中一正さんからのコメント。
お気に入りのギタリストですね。
小生は高野さんと好みや守備範囲に共通点が多いのですが、思い入れのあるギタリストは、このチャンネルではおそらく取り上げられたことがないと思います。二人います。
まず、Johnny Smith。心に染み入る素晴らしいギタリストです。
もう一人、Derek Bailey。一度やったことは、二度としない、と決めていると思わせるような実に多彩な表現力のあるギタリストです。
デレク・ベイリーはたしかに取り上げていませんね。
ジョニー・スミスは、以前、取り上げたような?(うろ覚え……)
龍大阪さんからのコメント。
龍大阪です。
ギターで好きな人。意外かもしれないですが、いろいろ思いめぐらすと、やはり、リー・リトナーとなってしまうのですよ。そもそも私が持っているCDやLPの数は知れているのですが、ギタリスト名義のレコードで買ったのはリトナーがたぶん多い。お気に入りは、ストールン・モーメンツでリトナーはギブソンのL5を使っているらしい。サイドメンはアーニーワッツ、ハービーメイスン、ジョンパティツッチと言ったところで非常にまとまっている。それで表題曲やモードジャズをやっている。
しかし、本心では「シュガーローフ・エクスプレス」というアルバムが一番好きだ。当時、オーディオ雑誌みたいなので、「ダイレクトカッティング」とかで音が良い、という文句につられ大枚はたいて買ってしまった。中高生にしてみればLP1枚はすごい出費なのだ。「ダイレクトカッティング」とは、つまり、テープ編集無しで、直接LPのカッティングマシンに演奏の音を出力して、レコードの溝を刻むという、今では考えられない暴挙なのだ(笑)
まあ、それからマスターという金属製の原板を作ってビニール盤をプレスするらしいのだが。
というわけで、この演奏はA面B面、それぞれ15分ちょいの演奏を休憩もままならずノンストップで演奏しているらしい。マイルスのカインドオブブルーの時の演奏にも負けないライブ感である。
メンバーは、西海岸のGRPのメンバーが主で、ハービー・メイスン、エリック・ゲイルらが参加している。そして、若き日のパトリース・ラッシェン。ショーターのジョイ・ライダーに参加しているように意外と実力者なのだ。
たしか、このレコードのライナーノーツに「リトナーは本来スタジオでじっくり重ね録りしていくのが得意だから、実力が発揮できていないところがある」みたいなことが書いてあったように記憶している。しかし、今、youtubeとかで改めて聞き返してみると、かえってライブの緊張感があって良いと思う。他のアルバムでシュガーローフとかもやってるけど、なんか、ストリングスとか入れて派手なアレンジにしてるけど、リトナーのギターサウンドが、逆にかすんでしまってるような。
「シュガーローフ・エクスプレス」と「モーニング・グローリー」はリトナーの曲。演奏だけでなく作曲の才能もあると思う。他の選曲のセンスもなかなか。アースウィンド&ファイアーの曲や、ブラザーズ・ジョンソンのTommorowとか。クインシーの「バックオンザブロック」でこの曲を取り上げていたが、「どっかで聞いたことあるな」と思ってたけど。ここで聞いてたのか。
リトナーはロック畑の人と勘違いしている人もいると思うけど、基本、ジャズの人。そんで、ギターも、ソリッド、セミアコ、フルアコ、純粋なアコースティックギター、そしてギターシンセまで、なんでも弾けちゃう。顔は、マイケル・J・フォックスをもっと甘くしたような二枚目だし、かっこいい西海岸のアメリカ人って感じだよね。
そうだ、私がジャズという領域の音楽に初めて接した、あの、ブラバスのコマーシャルでの渡辺貞夫の「カルフォルニア・シャワー」。あのアルバムのギターもリー・リトナーなのであった。CMで聞いた「セブンス・ハイ」がジャズにのめり込むきっかけでした。
博 橋本さんからのコメント。
確かに「チャンネル」ですね。私もつい「サイト」と言ってしまいます😅
好きなギタリスト。
*ジミー・レイニー、タル・ファーロウ、ジム・ホールが好きです。
*デュアン・オールマン、ジミ・ヘンドリックス、ロビー・ロバートソン、ライ・クーダ、マーク・ノップラー、ストーンズ加入後のロン・ウッドなども好きです😅
永井勉さん⇒博 橋本さん
ライククーダーいいですよねえ~~~
1976-Chicken Skin Music が一番特徴的な音源だと感じてます!!
一般人が聴いたら「なんだこのイモ音楽」だと感じるでしょう・・・
しかしここには、カントリーミュージック、デルタブルース、ハワイアン、
ジャズ、キューバ音楽などのルーツミュージックが混在しているんです!!
ライククーダーの良さが解る橋本さんの感性は豊かなんだと思います・・😅😅😅
博 橋本さん⇒永井勉さん
有り難うございます、焦ってます😅
Kawai Andyさんからのコメント。
広く浅く〜?家にあるものですが、(笑)
チャーリー・クリスチャン、ジム・ホール、ジミー・レイニー、ケニー・バレル、パット・マルティーノ、ジョン・スコフィールド、ビル・フリゼール、ジャンゴ・ラインハルト、ウエス・モンゴメリー、デレク・ベイリー、ジョー・パス、パット・メセニー、ジョン・マクラフリン、ジョン・アバークロンビー、ラルフ・タウナー、高柳昌行、渡辺香津美、高中正義。
それぞれ個性強い人が多い。他のジャンルもしくは、専業ではないですが、アートリンゼイ、小山田圭吾、ジョアン・ジルベルト、バーデン・パウエル、ドク・ワトソン、チェット・アトキンス、ローリンド・アルメイダ、ジョニ・ミッチェル。節操がないです、こんなにあるんだと結構ビックリしました!自覚がありませんギタリスト好きなのかな?それとも弾けないので憧れだからでしょね。
追加で、ジミ・ヘンドリックス、もちろんレジー・ルーカス、ピート・コージー、ゴンチチ。キリがありません。
ゴンチチにピクリ!😆
ドロマスさんからのコメント。
前回の永井さんのスレに、
ウエス モンゴメリー!とカキましたが、実はウエスを聴く前に(フュージョンにも手を出したころ)ジョージ ベンソン(ブリージン)を聴いて、ウエスに影響を受けたギターリストということを知り、ウエスに行った…という経緯がありました。
ケニー バレルを聴くといつも痺れますが、癒しはグラント グリーンすね!
おおざっぱにそんな感じですが、、
痺れ感と癒し感が今のところウエスがNo.1です🎉
ウエスに影響された日本人ギターリスト「宮之上 貴昭」さんも好きです!
カトウシュンさんからのコメント。
好きなギタリストといえばバーニー・ケッセルなのですが、最近見つけたギタリストがおりまして「カール・コリンズ」というギタリストです。
ブルーグラス出身でアート・テイタム、ファッツ・ウォーラーに影響を受けたピアノライクなフレーズが特徴なギタリストです。
ベニー・グッドマン楽団に所属し、ハーブ・エリス等と共演していました。
ああああ、さんからのコメント。
ジャズ畑ならジョー・パスが好きです!エラフィッツ・ジェラルドとのデュオ作がいいんですよね〜
ジョイ・ディヴィジョンのバーナード・アルブレヒトとか、最近ではBlake mills がいいですね〜