ニルス・ペッター・モルヴェルの『クメール』ライナー

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ノルウェイのトランぺッター、ニルス・ペッター・モルヴェルの初リーダー作『クメール』(ECM)のライナーノーツから参加ミュージシャンや録音背景、彼の経歴などを紹介した動画をアップしました。

コメント

kamaichi2002さんからのコメント。

ニルス・ペッター、僕も大すきになりました。低音のサウンド・チェックにもなるし入手しようと思います。ECMの録音は素晴らしいですからね!
「クメール」というのは、あの「クメール・ルージュ」のクメールですかね? ぼくも「クメール・ルージュ」だと雲さんに指摘されましたね(爆笑)。それは絶対に違いますが、雲さんのいわんとしたことはあの文脈では首肯せざるを得ませんでしたwww。

>ECMの録音は素晴らしいですからね!
「オーヴァー・ザ・レインボウ」の住人のお仕事の賜物でもあるんでしょうね。

ブラックジョークのつもりだったんですけど、もしお気に障ったようでしたらごめんなさい。

TAKESI0506さんからのコメント。

ニルス・ペッター・モルヴェルというトランペッターのことは全く知りませんでした😣 YouTubeで聴いてみると、先日のオフ会で話題になった近藤等則の音楽に似ているのではないかなどと感じました。近藤等則は私の好きなNHK時代劇「腕におぼえあり」のテーマを担当していて、忘れられない名前です。

ライナーノーツに関しては、“活字ジャズ”の私としては日本語のライナーノーツは無くなってしまっては困ります。
 またまた中村とうようさんの話になりますが😊、
「うわさの男」や「ウィズアウト・ユー」などで知られる歌手、ハリー・ニルソンが73年に来日した時の、この様なエピソードをとうようさんが披露しています。

『ニルソンの記者会見で、ちょっとした“事件”が起こった。会見が終るころになって、油井正一氏が「アメリカでは、だんだんレコードに解説がつかなくなってきたが、日本ではライナー・ノーツは絶対必要である。ところが解説を書く者が、資料不足で困ることが多い。ぜひ解説執筆者の参考になるようなインフォメイションを提供してほしい」というような発言をされた。これは、ニルソンとともに記者会見にのぞんでいたRCAの社長にたいしての要望だったのだが、ニルソンが、音楽に何で解説なんか必要なのだ、と反論しだして、ことがややこしくなった。油井さんが、現実にわが国では解説がついていなくてはレコードの売れ行きが減る、と説明したのに対し、ニルソンは、解説がなければレコードを買わないような人は買ってくれなくとも結構だ、自分のレコードの売れ行きが落ちても解説なんかないほうがいい、とまで言いきったので、会見の席はシラケたムードに包まれてしまった。
 実はぼくはこの記者会見の直前に個人的にニルソンに会っていて、そのとき、ぼくはあなたのアルバム2枚のライナー・ノーツを書いたんだ、と言うと、彼はサンキューなんて言っていたのだが、内心は感謝どころか、こいつ余計なもの書きやがって、と思っていたのかもしれない。アメリカ盤の『ハリー』の裏表紙には、子供の書いた作文が子供の字のままで掲載されていて、それはニルソンの音楽とは無関係なのだけど、表紙の子供の写真とあいまっておもしろい雰囲気を作っていたのだが、日本盤はその作文の代わりにぼくの解説を載せていた。それが気に食わなかったのかもしれない。
 でも、音楽家にしてみれば、自分の音楽に何の先入観もなく、ただ耳を傾けてもらいたいと思うのは当然で、自分の知らないうちにあれこれ解説されているのは不愉快だろう。ジョーン・バエズも日本に来たとき、今後自分のレコードに解説をつけるときは英訳して自分の所に送り、OKしてからにしてくれと注文をつけた。日本語が読めないだけに、何が書いてあるのか不安になる気持はわかる。
ロックもジャズもクラシックも、日本人にとっては外来文化であり、音だけ楽しめばいいというわけにはいかない。そのかわり日本人はアメリカ人以上に世界中の音楽を幅広く受け入れている。それも適当な手引きがあってこそ可能だったのだ、と……。
 でも内心は、日本人もほんとうは、もう解説なしにレコードを聞くようにならなければいけないな、と思ったことだった』

本当は音楽は感じるものだ、頭や知識で聴くものではない。
そういうカッコ良さげな建前スローガンは分かっていつつも、やはりライナーノーツが無いと、知らないミュージシャンたちばかりの音楽を聴く際は、少し不安になってしまいます。私の場合。

特に英語以外の言語圏のミュージシャン、それこそたとえば今回の北欧のミュージシャン中心の音楽なんて、そもそもスペルを見ても何て読めば良いのかわかりませんからね(涙)。

ミュージシャンの名前を読めるようになったところで、音楽そのものの愉しみとは無関係なのかもしれませんが、やっぱり名前の読み方すらわからない人の音楽を聴くよりは、「せめて貴殿のお名前を…」ではありませんが、名前くらいは知った上で目の前でなっている音楽を受け止めたいなという気持ちはあります。

あとは、せめて各曲の解説もないよりはあったほうが良いかな。
もちろん有名なスタンダードナンバーのような場合はいちいち作曲者の名前や、何年に作曲されたとか、マイルスが名演残しているとか、そういう情報はいりませんが、その曲を対象のミュージシャンはどうアプローチしているのかなどの演奏の解説があると嬉しいですね。

やっぱり、インターネットで世界とつながりやすい時代になったとはいえ、それでもやはり言語や文化など諸々のバックグラウンドが異なる異文化圏に住む我々にとっては、まだまだ「言葉のガイドライン」は必要だと思うのです。

もちろん、将来的にはそういうもの無しでも楽しめるだけの知識や情報検索リテラシーが高い人ばかりの世の中になればライナーノーツは必要なくなるのかもしれませんが、まだまだ先の時代になりそうな気がします。

だからといって、私は日本盤ばかり買っているというわけでもなく、日本盤を買ったからといってライナーノーツのすべてを読んでいるというわけではないのですが……。
知りたいときに知りたい情報が傍らにあるという安心感を買っているのかもしれませんね。

Kawai Andyさんからのコメント。

雲さんのこの動画で判りましたが、影響されたミュージシャンを聞いてなるほど〜そういう人達のサウンドが聴けますね!
電化マイルスのワウやジョン・ハッセルの様な音響処理した音(ホワイトノイズと尺八が混じった感じ)とビル・ラズウェルと細野晴臣の『N.D.E.』の様なワールドミュージック的世界が聴こえてきて、ダークなアンビエントと云った趣きですね。

ダルシマー(ツィンバロン)はイーノの『AMBIENT 3』や細野さんの『Medicine Compilation』アンビエント系アルバムに参加したララージで知りました。チターの様な打弦楽器です。ピアノのご先祖と言われてますね。

余談ですが、イーノは『AMBIENT4』のセルフライナーノーツででアンビエントのアイデアのヒントに『GET UP WITH IT』の「He Loved Him Madly」の影響を語っていたというブログを発見したのですが、興味のある方は是非読まれてはいかがでしょうか?

マイルス・デイヴィスから、環境音楽へ——ジャズの「帝王」が1980年代の日本の環境音楽に与えた影響を探る

読みましたよ。
ご紹介いただきありがとうございます。

私は子どもの頃にYMOの『テクノデリック』やイーノの『アナザー・グリーン・ワールド』が大好きだったからこそ、エレクトリック路線以降のマイルスやプーさんの『ススト』にすっと(すすっとw)はいっていけたのだなぁとより一層確信が強くなりました。

永井勉さんからのコメント。

ニルス・ペッター・モルヴェルのクメール
洗練されたビッチェすブリューとしか言いようがないです
音を置きにいっている感じがして熱意が伝わりません・・・ごめんなさい・・
突然ですが・・・企画です・・・WWW
どうでしょうか・・・例えばテーマを雲さんが提示して
それに対してチャンネルの皆さんが曲・・もしくはアルバムを紹介するというものです。
漢字一文字でジャズを語る企画です・・・WWW
例えば・・漢字一文字で・・・蒼・零・水・温・剛・柔・無・明・暗というだけで
このチャンネルの皆さんはいろいろなアルバムを想像出来ると思うんです・・
逆に雲さんが剛というテーマで何枚かアルバムを紹介するということも
ありです・・・・・・笑点みたいな企画ですがどうでしょうか・・・😅😅😅

>どうでしょうか・・・
出たぁ~~🤣🤣🤣🤣🤣

面白そうですね!
やります、やります。

まずは「色」からいきましょう!

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