ジャズ評論家に物申す!!こうあってほしいジャズ評論〜スイングジャーナルより

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『スイングジャーナル』の特集「ジャズ評論家に物申す!こうあってほしいジャズ評論家」を読んで見ました。

Part1

コメント

人力飛行機さんからのコメント。

後藤雅洋さんが若いですねえ。村井さんと一緒にいーぐるのイヴェントで並んでる近年の風貌が焼き付いてるから今のメガネかけてる風貌が当たり前になってる。この座談会のときはまだ壮年ぽい。髪も黒いし。後藤さんて1947年生まれ。2024年で77歳?この写真のころは幾つでしょう。40代半ば?とにかく若いですね。けど私見ではメガネかけてる姿の方がイイ感じに見えますけどね。綺麗に枯れた感じで。

ジャズ批評についての座談会ということで、ジャズ批評における定説について疑問を出させてもらうと。

エリック・ドルフィーってこの前のライブ配信でも話題に出てたけど。ドルフィーの音源は私にしてはよく聴いてるけど、いまだに何やってたのか不明なんですよね。

拍子抜けさせる趣味でもあったのか。彼のフレーズってはぐらかすことばっかり考えてるみたい。つまりリスナーに共感させないことを目指してる?聴いてても共感できない。だからコルトレーンと共演してると、コルトレーンや彼のバンドはまだ感情を伝えてる。音楽やってる。My favorite thingってホントに好きなものを連想させる。怒ってるみたいなときもある。必死さがある。ドルフィーは感情でさえもない。むしろ感情を解体してる。解体したがってる。で、スピード感はあっても必死さがなくてはぐらかすことに快感してる。そんな感じするんですよね。無機質で。絵画なら抽象画だと思うんですよね。ピカソみたいな。コルトレーンがゴッホやゴーギャンなら。だから相性良かったんじゃないか。印象派と抽象画で。

だからドルフィーの演奏で熱いこと言ったり魂がどうの・・・言う人いると「ホントかなあ」て思っちゃう。あの人ってどういう感性してたのかいまだに謎だと思います。阿部薫がドルフィーの継承者を自任してるのを読んだことあるんだけど。阿部薫が「人間の敵、生命の敵に突撃するために軍楽隊を作った」とか豪語。物騒なこと言ってる。ドルフィーってそんなことおそらく謂わないでしょう。演奏では手本にしたかもしれないけど思想は阿部さんのものですよね。唯一、二人に共通するものがあったとしたら、阿部さんは、この世に執着するものとか、善だろうが価値だろうが、認めたくない人だった。そこがもしや共通していたのかな。ドルフィーのあの屹立する感じはそうだったのか。穿ち過ぎかもしれませんが。

大 深堀さんからのコメント。

スティーヴライヒの18人の音楽家のための音楽を流しながら、雲さんのはなしをきいています。大深堀でした。🎉🎉🎉😂😂😂

御駄賃取郎さんからのコメント。

jジャズをききはじめた頃スイングジャーナルを読んでは自分が「買おう」と思えるレコードの候補を10枚位リストUPしては、中古屋めぐりなどの参考としていた。その際私は内容の評点(5つ星が満点)、と録音評(これも5点満点)で候補を淘汰して持ち歩いた。そして最初から購入を決めたレコード以外はジャズ喫茶でリクエストして聴いてみてから考えた。

だが、しばらくするとこれには問題があること?に気がついた。それは、ジャズ喫茶の爆音で集中して聴くと、すべて欲しくなってしまうのだった。そしてそれを購入して自宅の安いコンポで聴くと(・・なんだこれ?)と思うこともあった。つまり自宅では大音量はだせないのだ。それに自宅では音だけには集中できなかったし、テレビもみたかったのだ。といって、ヘッドフォンにやむなく切り替えるも、やはりスピーカーの音とは違うと思った。

またジャズ喫茶での問題もあった。それは、リクエストしたレコードがかかるまで時間がかかりすぎる弊害(に感じた)にいらつき、ほしいレコードは自分ですべて「買うしかない」と思い、ますます「トラ」仕事のバイトに精を出したものだ。

評論家の好みもしばらくしてわかってくると、自分自信の好みに合うタイプと会わないタイプもなんとなくわかり、買って後悔することも減ってきた。

自分は油井正一センセ派だったが、一番「だまされた!」とおもったのはトレーンのライブ・イン・ジャパンのセットだった。その次が富樫の「スピリチャル・ネイチャー」だった。後者は特に直後の中古店に大量にならんでいたものだ。トレーンのインジャパンを「聞ける」ようになったのはここ最近のことだ。やっと抵抗なく聞けるようになった。

またキース・ジャレットの「ソロ・シリーズ」も当時「これのどこがジャズなのだ?」という論争も、最後は油井さんの「キースのソロには根底にブルースがある」というひとことで終わった。

自分はとにかく、(これを聴いてみたい)と思わせる書き手が好きだ。分析・批判するのはだれでも言えるが、それを共感させることはかなり難しいと思っている。

Jさんからのコメント。

アハハ   いかにも A から 後藤 大西 寺島 ラズウェル さん
 という感じですかね~    まだご存命の方々そうですので(おいおい勝手にころすなよ) 違ったらお叱りうけそうですね😄
                   J

やっぱりそういう順番になりますかね〜。
AとDは、ほぼ確定なんですが、時折、BとCがどちらだろう?って思っちゃうんですよね。
Bは寺島さん的でもあるんだけど、発言によっては大西さん的でもある。
うーん、ジャズ喫茶オヤジの「ブラインド」は難しい。

Part2

コメント

Jさんからのコメント。

やはり A 個性強めの深い音楽好き B バランスのとれた柔軟な総合型 C  好き嫌い強い系 D ユーモアたっぷり 😁    かな~
                      J

>C  好き嫌い強い系
やっぱり、Cが寺島さんかなぁ……

永井勉さんからのコメント。

永井です・・・WWW 超嬉しいです、モンクはやっぱり
サンクチュアリ・・聖域なんですね・・・W
あっしの耳に狂いはなかったです・・・WWW
プレーヤーとしても作曲家としても超絶なんです!!!
異質なコード進行・・・それでいて綺麗なメロディー・・
ただ、フュージョンプレーヤーみたいな速さは無視・・WWW
それでも心地いい・・それがモンクだと思います!!!
モンクは聖域です・・!!!😅😅😅

そうなんです、モンクは不可侵なのです。
というか、評論家さんたちの間では、ギルらとともに不可侵だった、ようなのです。
聖域。
なるほど。

人力飛行機さんからのコメント。

聴いててまたフト思い出すのが。マイルスの自叙伝が出てるし、彼のインタビュー集も出たと思うんですけど。ただ、他のジャズ・プレイヤーについてはさほど出てないと思うんですよね。古今東西のプレイヤーがどんなことを喋っていたのか、意外と出てないと思うんですよね。

このジャズ評論①コメント欄にドルフィーのこと書いたときに、ドルフィーのインタビュー検索して、コルトレーンと二人で答えている英文インタビューあったので読んでみたんですけど面白いんですよね。で、ドルフィーのことを意識していたという阿部薫のインタビューも手元にあったので改めて読んだらやっぱり面白い。こんなこと喋ってたのかと。プレイヤーの言葉ってやっぱり参考になるし面白い。ジャズのこと知るにはジャズ評論もいいけどプレイヤーのインタビューって参考になる。所詮評論家って実作者には敵わない部分もあると思うし。

どっかの出版社で古今東西のジャズ・プレイヤーのインタビュー集成とか編集してくれたら楽しい。勿論特定のプレイヤーで1冊出すのもあり。ロックでは割合出てる。ジミヘン、ボブ・ディラン、ジョン・レノン、・・・ジャズでもやってくれたら楽しいと思いますよ。勿論聴くときの重要な手掛かりにもなる。

>他のジャズ・プレイヤーについてはさほど出てないと思うんですよね。
ジャズマンは少ないですよね。
昔、JICC出版局から『Jazz Hot』というインタビュー集出てたんですが、2千数百円と(当時としてはかなり)高かったのか、すぐに品切れになっちゃいましたね。
テッド・カーソンのインタビューとか、けっこう面白かったのですが……。

あと、音楽之友社から出ていた『グレート・ジャズ・ピアニスト』もエヴァンス、秋吉敏子、ザヴィヌル、セシル・テイラーらのインタビューが掲載されている本も面白かったですが(特にラストのテイラーが)、これも分厚くて高かったので、きっとあんまり売れないまま絶版になっちゃったんでしょうね……。

永井勉さんからのコメント。

昨日、真夏の夜のジャズという映画を
u-nextでみました・・・アニタオディ・・・カッコイイ
突然ですが企画です・・・WWW
あなたのすきな白人女性ジャズボーカリストって誰ですか・・・
あっしは薄命だったBeverly Kenneyが好きですね~~~😅😅😅

博 橋本さん⇒永井勉さん

凄い!!!🎶 Monk の影に Johnny Smith もいましたか・・・😊😊😊

御駄賃取郎さんからのコメント。

クラシックの輸入番はドイツ語がほとんどなのでほとんど解読できないので楽だ。ジャズの解説はあったほうが良い。ライナーでは悪口などありえないのでそれを読みながらCDを聴くのが楽しみだった。
そこへいくと、SJのレビューでいわゆる「中堅クラスの批評家」が、好きでもないアーティストのレビューがまわってきたならことわればよさそうなものだが、むりやり書いておよそ「見当はずれ」なことを書いていたことが多かったように思う。たとえばジョニー・グリフィンの名盤蒐集倶楽部にえらばれた「ライブアット:カフェ・モンマルトル」のレビューはひどかった。「こいつ、グリフィンのことなんざ、きらいだべ!??褒めるところが、まるで見当違いじゃねえか!」と、自分はその手抜きぶりに激怒したものだ。これほどアホ◯出しな批評家なんぞ、くたばれ!と本気で思ったものだ・・。

ジャズ喫茶のオヤジ殿の「仲間内の温泉旅行」の話しを読んだことがあるが、すると、「無尽」とかもあったのかな?笑
読者はレコード購入にあたっては唯一の参考資料としてレビューを読んでいた割に、いいかげんなレビュアーが多かった。つまり単に好き嫌いで書くなよ!と編集者のセンス(レビュアー選び)のなさにもあきれることが多かったな。