教えて!あなたが好きな白人ジャズヴォーカル

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先日アップした動画「ジャズ評論家に物申す!!こうあってほしいジャズ評論②」(こちら)に視聴者さまよりいただいたコメントを紹介した動画をアップしました。

コメント

高松貞治さんからのコメント。

私は、アン・フィリップスが好きですよね!アルバム「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」なんかは、まさに歌手の声。音の人だと思いました!ジャケットもかっこいい!どこをとってもすばらしい!

トイペット愛玩具さんからのコメント。

「真夏の夜のジャズ」初めて観た際もアニタ・オディのパフォーマンスには強烈な印象を受けましたね。後、白人女性ボーカルであればシーラ・ジョーダンは外せないですね。「ポートレイト・オブ・シーラ」「コンファメーション」ベーシストのハービー・Sとのデュオによるライブ盤「イエスタデイズ」が個人的愛聴盤ですね。

ノエルNoelさんからのコメント。

ベタベタですが
男性ならチェット・ベイカー、女性ならジュリー・ロンドンですかね〜
息が多く混ざる感じの声が好きです☺️✨

永井勉さん⇒ノエルNoelさん
ですよね・・・WWW

御駄賃取郎さんからのコメント。

ユーチューブのジャズサイトをよくみていますが、不思議なことにヴォーカルを中心にしてUPしているサイトにおめにかかれませんねえ?
 一昔まえ?には「すきな白人ヴォーカリストは?」といえば、たいてい?アン・バートンやヘレン・メリルあたりかな?と思うのですが、やはり今は少し違うのかな?
もちろんアニタやクリス・コナーといったベテランも大好きですが、年齢とともに深みと味が増す・・・というのはあくまでも「音だけでの印象」のような気がします。私は晩年の来日したクリスを生で見た時は・・・まさに「鬼気迫る」?ような迫力?いやさ、その迫力・容貌には「恐怖」さえ感じたものでした。爆

個人的に一時期入れ込んだのは北欧のカーリン・クローグでした。日本での人気・知名度は今一つのようですが、古くはMPSでのデクスター・ゴードンのアルバムでも知られていましたよね?私はブリジット・フォンテーヌ関係で知りましたが、前衛スタイルから正統派スタイルまでこなすという隠れ北欧ジャズの有名人みたいです。w
なお、2000年頃に出たギター1本でのアルバムを店頭で聞いた時、てっきり、「え?中本マリの新譜か?」と思いました。声の質?がそっくりに感じたものです。今でもこのCDが一番の愛聴盤です。「女性ヴオーカル・プラス・超絶ギター?1本のアルバム」というのがどうやら自分の好みみたいです・・。

カーリン・クローグ!
いいですねぇ!
スティーヴ・スワロウや、スティーヴ・キューンが参加しているアルバムは、一時期夢中になって聴いていました。
アルバムタイトルは、たしか『ウィ・クッド・ビー・フライング』、だったっけかな?(覚えにくい…、あと借りパクされちゃったので手元にないんです…)

永井勉さん⇒御駄賃取郎さん

2001 Karin Krog & Jacob Young・・初めて聴きました・・・イイ
Julie London – Julie Is Her Name (1960) ギター バーニー・ケッセル・・
で聴けるサウンドとよく似てますね
Julie Londonと・・・2001 Karin Krog & Jacob Young・・・
空気感がそっくりですよね!!違いといえば
少しブルース感が漂うJulie London・・・
ECM感が感じられるKarin Krog・・・両方ともいいですねえ~~~
そうなんです・・・バーニー・ケッセルもJacob Youngも共通
しているのはコードワークの強者なんです!!!
気持ちイイものはいいですよねえ~~~😅😅😅

御駄賃取郎さん⇒永井勉さん

ありがとうございます!実にうれしいです!!・・・私にはこういうディスクレビューが理想でした。こんなレビューを読んだら、私ならそのまま近くのCD店に直行することマチガイなし!でした。(^^)v

なるほどねえ、バーニー・ケッセル、ジュリー・ロンドン、ECM感などなどすべてに大納得!の連続でした。

もしや?どこかの雜誌で実際にディスクレビュアーをやっておられたお方なのでは?と思っております。^^v

ポールジャズ男さんからのコメント。

ロージーですかね~。なんやかんやアルバムが一番多いです。スコット・ハミルトンのテナーも相性抜群で酒が進みます😅

御駄賃取郎さん⇒ポールジャズ男さん

いいいですよね~。スコット・ハミルトンもご機嫌ですよね~。

ところで今日の朝ドラ(10日)「ブギウギ」・・・感動的でした。戦争が終わって人々に「生きる力」をあたえてくれたのはやはり「歌」だったんですね。

そういえば大学に入り、田舎出の不器用な私に夢をあたえてくれたのも、やはり「歌」であり「JAZZ」でした。そして昨日は八代亜紀さんがおなくなりになったという悲報に大ショックを受けました。。
実はCDが出たばかりの頃(1982年頃)、私が真っ先に買い集めたのは「歌謡曲」でした。

昔はよく東京近郊の町の「歌謡ショウ」にもよくいきました。「野郎のダミ声」で「いよ!◯◯チャンッ!」とかけ声を入れることが、とても楽しかったです。

私の中では「一流の演歌」と「ジャズ」は完璧なイコールです・・・。
 どうも失礼致しました。

大 深堀さんからのコメント。

僕はヘレンメリルですかねー大好きです。シャストフレンズ大好きです。大深堀でした。🎉🎉🎉😂😂😂

TAKESI0506さんからのコメント。

白人女性ジャズボーカリストの中では、トップとしてアニタ・オデイが挙げられることが多いですが、私はジューン・クリスティやクリス・コナーのほうが好きですね。

「アニタ・オデイ・シングス・ザ・モスト」は69年のスイングジャーナル・ゴールドディスクに選ばれてますが、ディスクレビューは、あの中村とうようさんが書いてます。いつも辛口の批評が多いとうようさんですが、このレコードについては絶賛しています。評価はもちろん5星でした。

『アニタの最高傑作であり、ジャズ・ボーカルの数少い真の名盤のひとつである。
 アニタを、モダン・ジャズ・ボーカルの元祖として位置づけようとする意見がある。このレコードのライナー・ノーツを書いている岩浪洋三氏も、大体その見方であるらしい。そして、オデイのあとにつづく人として、ジューン・クリスティやクリス・コナーの名が挙げられているのが通例である。だが、ぼくには、このような系統づけのやり方が、どうも理解できない。アニタと、ジューンやクリスを、同一路線上に置く気には、どうしてもなれないのだ。ぼくには、ジューンやクリスは、頭の中でフレーズを作り上げながら歌う頭脳派、あるいは理知派の歌手のように思えるが、アニタは全然そのようには感じられないのである。アニタの歌には、何の作為も計算もないといってしまうと、ちょっと無理な断定になってしまうが、ぼくの目にはアニタは自然な感情の流れ出すままに歌う型の歌手のように映る。
 そして、彼女の歌を裏打ちしているのは、貧しいサラリーマンの生活感覚である。実にこの点こそ、アニタのもっとも重要な特質なのだ。
 もともとジャズに表現される感情は、黒人のそれであった。南部の農園に働く黒人たちは、すでに奴隷の身分からは解放されて、形式的には自由であっても、実質上はまだまだ土地所有者にしばりつけられた農奴でしかなかった。そうした黒人たちの心の中のブルース・インパルスが歌という形をとって表現されたもの、それがブルースであり、最初のジャズ・ボーカルはそこから出発した。
 こんなことは、もう誰でも知っていることで、今さらアニタ・オデイのディスク・レビューのなかで蒸し返す必要はないと思われるかもしれない。だが、これを前提としなくては、アニタの歌の本質が語れないのだ。
 第二次大戦が終ったころから歌手として名声を得るようになったアニタが、彼女の歌のなかに盛り込んだのは都市に生活する白人の下層労働者の生活感情だった。美しく歌いあげるミュージカルの歌手が表現するような中産階級の余裕のある生活感覚とは違い、毎日毎日を乏しい金で何とか過ごしながらも、つつましく夢を見、恋をし、家族を愛して、一生を送って行く庶民の感覚が、アニタの歌からは、すごく感じられる。アニタは、けっして甘く歌いはしない。彼女の声は汚く、やせている。音域が狭く、ダイナミックスにもとぼしく、アドリブ・フレーズは、どこかシニカルな味をもっていて、ビブラートのつけ方も、ときどき音程をはずしたりするところなんかも、豊潤さの感覚からほど遠い。とにかく、けっして甘かったり豪華であったりはしない。わびしい歌だ。それなのに、一種奇妙なロマンティシズムな香りがただよっているのである。いうなれば、ショッ辛いロマンティシズムだ。それはまさに、貧しい生活の中に庶民が見出す小さな喜びの感情にほかならない。このレコードに入っているラブ・ソングのどれをとってみても、愛の言葉のひとつひとつに、そのような庶民のささやかなロマンの驚きをこめて、アニタは歌っている。そういうショッ辛いロマンの味をみごとに表出している点で、このレコードはアニタのすべてのレコードのなかでも最上位に置くことができる。こういうようにアニタをとらえているぼくには、彼女の位置はジャック・ティーガーデンやミルドレッド・ベイリーの系列上に置かれるのが当然だと思える。とにかく、クリスやジューンをほとんど好きではないぼくが、なぜかアニタにはすごく惹かれるのであり、これは理屈ではないのだ。いわゆるジャズ的という意味では、スキャットとピアノとギターの急速調のソロ合戦のある「ゼム・ゼア・アイズ」がおもしろい。

GamaGさんからのコメント。

若いころは初期のビリーホリディばかり聴いていましたが、年取ってからBlossom DearieのSomeone to watch over meなんぞに癒されております。Doop-doo-de-doop も舌っ足らずでええですね。和ましていただいております。

博 橋本さんからのコメント。

白人ジャズ・ボーカリスト(f.?)は “アニタ・オデイ” 一択です。
ヴァーヴ時代は勿論、1970年のカムバック時に発表された『イン・ベルリン』も、健在振りを讃えるものと、声の衰えを指摘するなど賛否は両論でしたが、ニューポートで光彩を放った姐さん振りやアニタならではの持って生まれたかの、軽くて且つ華やぐ感じは終始健在だったと思います。
晩年の姿も幾つか動画で見掛けますが、終始1958年のニューポートの朝の景色をバックに微笑む、屈指の笑顔と立ち姿を彷彿とさせてくれます。
晩年もお見事 !!! 😊😊😊

永井勉さんからのコメント。

ブリジット・フォンテーヌのラジオのように・・・聴きました
やってくれましたね・・・初めて聴いたんですが
ガッツリ持ってかれました・・・WWW
プロデューサーが凄いのか。本人が凄いのか・・
アート・アンサンブル・オブ・シカゴが凄いのか・・・
こんなのあったんですね・・・凄い!!!!!
ジャンルを解放してますよね・・・やばい・・・ツボです!!!

えらい!
素晴らしい!

御駄賃取郎さん⇒永井勉さん

ブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」は後年TBSの向田邦子ドラマのテーマ曲として使われていましたね。スゴイもんですよね。。スイングジャーナルのゴールド・ディスクになってもおかしくなかったのになあ?と思いました。

ドラマにも使われていたんですか。
向田邦子、ラジオのように、といえば、その昔TSUTAYAでレンタルしたDVDの中に森田芳光監督の『阿修羅のごとく』という映画がありましてそれを観たことがあるのですが(映画じゃなくて、ドラマ? もしかして、御駄賃さんが指しているのはこの作品のことなのかな?)、この寸劇のバックに執拗なほどに《ラジオのように》が流されていました。
演奏はアート・アンサンブルじゃなく、ブリジットの歌もなかった(と記憶しています)ので、彼らが抜けて、曲の骨格だけが露わになってしまうと、意外につまらない凡庸な曲なんだなぁと感じた記憶があります。
と同時に、しつこいくらい劇中の至るところに、しかも明らかにシチュエーションからして不要だろというところにまで《ラジオのように》のカバー演奏が流れるのでちょっと辟易しました。

八千草薫、仲代達矢、大竹しのぶ、黒木瞳、桃井かおり、小林薫という大御所ベテランから、深津絵里、深田恭子、長澤まさみ、中村獅童、RIKIYAという若者にも知名度の高い俳優陣、そして、坂東三津五郎 木村佳乃、益岡徹、佐藤恒治、紺野美沙子ら安定の俳優布陣なだけに、うーん、そのわりには、なんだかとっ散らかった感じがして残念な感じがしたものです。

森田監督は好きでもあり嫌いな監督でもあるのですが(インパクトある作品と凡庸な作品の温度差の激しい監督だと認識しています)、この作品はどちらかというと空回り感の強い作品に感じました。

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田中一正さんからのコメント。

今、活躍中の歌手では Diana Panton ですね。”かわいらしい” 路線。