【立ち読み的雑誌紹介】BRUTUS 2024年3月1日号〜JAZZ is POP!!

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最近発売された『BRUTUS』(マガジンハウス)の2024年3月1日号、特集「JAZZ is POP!!」の誌面を立ち読み的に紹介した動画をアップしています。

コメント

永井勉さんからのコメント。

最高なプレゼンです・・・WWW
そこで企画です・・・WWW
テナーサックスを聴くならこの五枚・・・というのはどうでしょうか・・・
もちろんアルトサックスを聴くならこの五枚・・・
ベースを聴くならこの五枚・・・ドラムを聴くならこの五枚・・・
とにかく楽器別に、この五枚は最強なアルバムを教えて下さい・・・!!!😅😅😅

いいですね、面白そうですね、やりましょう。

ちなみに、私の場合、
今、瞬間で思いついた順に書くと(明日になったら変わっているかも)、
テナーサックスなら、
1、サキソフォンコロッサス/ソニー・ロリンズ
2、ゴー/デクスター・ゴードン
3、カルテッツ/スタン・ゲッツ
4、ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード/ジョン・コルトレーン
5、ジュジュ/ウェイン・ショーター

アルトサックスなら、
1、ファイヴ・スポットvol.1/エリック・ドルフィー
2、ゴールデン・サークルvol.1/オーネット・コールマン
3、サヴォイ・マスター・テイク/チャーリー・パーカー
4、サブコンシャス・リー/リー・コニッツ
5、アート・ペッパー/サーフ・ライド

ベースなら、
1、ヴィレッジ・ヴァンガードの夜/ソニー・ロリンズ(ベースはウィルバー・ウェア)
2、カーネギー・ホール/チャールス・ミンガス
3、エクリプソ/トミー・フラナガン(ベースはジョージ・ムラーツ)
4、ラウンド・アバウト・ミッドナイト/マイルス・デイヴィス(ベースはポール・チェンバース)
5、限りなき探求/ミロスラフ・ヴィトウス

ドラムスなら、
1、フォア・アンド・モア/マイルス・デイヴィス(ドラムはトニー・ウィリアムス)
2、インプレッションズ/ジョン・コルトレーン(ドラムはエルヴィン・ジョーンズ)
3、クエスチョン・アンド・アンサー/パット・メセニー(ドラムはロイ・ヘインズ)
4、カインド・オブ・ブルー/マイルス・デイヴィス(ドラムはジミー・コブ)
5、スタンダード・タイム vol.1/ウィントン・マルサリス(ドラムはジェフ・ワッツ)

ですかねぇ…。

永井勉さんからの返信。

限りなき探求/ミロスラフ・ヴィトウス
1969 Infinite Search Miroslav Vitouš初めて聴きました・・・・
01 Freedom Jazz Dance
何か全てがかっちょいい~~~何これ・・・です!!!
ギターはマクラフリンですか・・・???😅😅

そうです、マクラフリンです!!
かっこいいですよね。
なんたって、鍵盤はハンコックですし、テナーはジョー”トグロ巻き”ヘンダーソン、そして!
ドラマーが、ジャック・ディジョネットですからね〜。
無敵の布陣ですね。

同じ時代のバンドなら、マイルスのロスト・クインテットに拮抗しうる強力鉄壁メンバーだと思います!
(ジャックは、あちらでもドラム叩いてますけど……)

永井勉さんからの返信。

ですよね!!
比べるつもりはないんですけど・・
この超絶ベーシストと重いジャック・ディジョネットのドラムの絡みは
マイルスのロンカーターとトニーウイリアムと双璧をなす感じですね!!!
個人的にはより重いジャック・ディジョネットのドラムが好きです・・・😅😅

人力飛行機さんからのコメント。

まず。この雑誌、まだあったんですねえ。て言うほど買ったこともないんですが。この号のなかに色ーんな人や盤が出てくるんですけど。表紙になってる「JAZZ is POP!!」の象徴みたいになってるJON BATISTE って人。当然知らなかったので検索して聴いてみたら。凄い人なんですねえ。R&B歌うわ、踊り回るわ走り回るわ、call&responceで盛り上げるわ、ピアノやギターやサックスやピアニカみたいなものや縦横無尽に弾きまくるわ、ドラム&パーカッションで合戦やらせて煽るわ、これだとやはり「Jazz is POP!!」て言うしかない。ここに来て今までの音楽ジャンルを集大成する、こういう人が現れて。東京公演を観客がスマホで撮ったみたいな動画があるんだけどとにかく楽しい。聴かせる。参加させる。縦横無尽に弾きまくる。この人知っただけも良かったって感じ。こういう人、居なかったたしかに。ジャンルが越えられてる。客席の照明点けて降りていってピアニカ吹きながら行くんだけど、盛り上がってる声が日本人みたいじゃないので外人ばかりかと思えばしっかり日本人ばかりでそこも驚きですねえ。日本人てこんな盛り上がり方できるんだなあって。俺には無理だと思うが・・・(笑)。しかし凄いですねーこの人は。
JON BATISTE Premium Showcase in Tokyo 2023
その一方で、しかしこの動画ほどdancableではないライブ。ジャズのウィントン・マルサリスともジョイントもやってる。管楽器含めた楽器隊数名ともピアノでやってる。ピアノ・ソロもやる。喋って歌って弾いてるだけ。そっちは飛んだり跳ねたりしない。それでも固定観念の「ジャズ」からするとやっぱり開放されてるのは分かる。音楽するってこういうことだって伝わる。それだけでも純粋さがありますね。ジャンルに囚われてない。日本人でも上原ひろみとかならこういうのできるんじゃないかって気もしますけど。上原ひろみはマイクパフォーマンスはしないからここまでは無理か。
Jon Batiste & Friends (Live) | JAZZ NIGHT IN AMERICA

以前、主さんが、今のジャズ愛好家世代から世代交代してしまうと、ジャズの聴き方も変わっていくんだろうみたいに書いてたのを思い出すんだけど。ジャズとか何々とか、歴史とかどうなっていくのかていう気もします。歴史的名盤とかの聴き方も相変わらずあるわけだし。そういう広告もこの号に出てますね。私の希望としては音楽へのアプローチがとにかく自由になっていくのが理想ですね。日本の精神的土壌として封建的・閉鎖的・旧帝国陸軍的がいまだにどの分野でもジャズでもありそうだし、そういうのがなくなるならPOP大歓迎。

この号に色んな人や盤が出てきて、一番推しで出されてるJON BATISTE から既に面白い。もっと知って行けばもっと面白いんだろう。その一方、一人の作家の内面史とか気にかかるんですよね。変遷とか。そこは文学系だからか。能天気に音源だけ聴いて事足れりには自分の場合はならなくて。作家性が気にかかる。何でこの人はこう変わったのかとかね。ジャズの愛好家って音源だけ聴いてれば幸せな人が多いみたい。自分はそうじゃないんで。