ジャズの勉強・鑑賞で参考になった書籍は?

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動画「JAZZミュージシャンの時系列がイマイチ分からないです。」(こちら)に視聴者さまよりいただいたコメントを紹介した動画をアップしました。

コメント

高松貞治さんからのコメント。

やっぱり寺島靖国の「辛口JAZZノート」ですかね、自分にとって。いろんな意味で、よくも悪くも影響を受けました。他には「ジャズの事典」冬樹社、なんかもよく最初の頃、参考にしていました。

私も「よくも悪くも」影響を受けました😁

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MrNOBUchanさんからのコメント。

「モダン・ジャズの歴史」(油井正一著:1957年刊)、「モダン・ジャズ・レコード・コレクション」(久保田高司著:1977年刊)、「ジャズ歴史と名盤」(大和明著:1982年刊)がベストスリーですね。それ以外のものもあまた読んでいますが、ベストというならこれです。

王道ですね!

AAAさんからのコメント。

冒頭から3:55くらいまででているワインのデカンタ、なんだか尿瓶っぽいですね。

たしかに!(笑)
元イタリア大使館総料理長のお店で、料理は全てアブルッツォ州の郷土料理、揃っているワインもアブルッツォ州のものしか揃えていないというところなので、デキャンタージュにも独特な考え、コダワリがあるのかもしれませんね。

AAAさんからの返信。

くだらない書き込みにご返答ありがとうございます(笑)! 
80年代終わり頃の中国の映画『赤いコーリャン』の中で、間違って子供が酒を発酵させている甕に
小便をしてしまったら、なぜかとてもいい酒ができたので、それ以降わざと甕に小便をいれるように
なったというくだりがあり、うえええと思ったことがありましたが、まさかイタリアで・・・。

ふーむ、デカンタとは、空気との接触面積や実は機能的な形状が重要で、私の想像を遥かに上回る深淵さと奥深さがあるのだなと改めて考えてしまいました。
……と何をマトモに考えてるんだか😅

2019 enchanさんからのコメント。

動画配信ありがとうございます。村井先生の『あなたの聴き方を変えるジャズ史』は、以前 本動画でも紹介されておられましたので読んでみました。

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アフリカ由来の民族音楽がヨーロッパの古典音楽と出会い融合し、それが中南米・米国本国に伝わったスケールの大きい歴史的な流れをとらえたうえで、それがいかに今日の形に成熟していったかが解説され、ジャズのみならず大衆音楽の成立の背景を理解するうえでの必読書だと痛感しました。また、本書では村井先生が元バンドマンの才能を遺憾なく発揮されておられるのも特徴。例えば、コルトレーンの「ジャイアント・ステップス」の転調を繰り返すコード進行について図解入りで解説されており、わたしのような音符素人でも「なるほど」と思いました。

ところで、今から40年近く前に読んだ文庫本なのですが、 『ブルーノートJAZZヒストリー(新潮文庫)』 は今でも印象に残っています。

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BN創設者 アルフレッド・ライオンが、ドイツ移民として苦労しながらもBNを一大レーベルにまで育て上げた歴史を、主要ミュージシャンの紹介と歴代のBN代表作を列記し解説していますが、ディスコグラフィーを追っていくと、まずはハードバップ興隆そのもの、さらにはフリー・アヴァンギャルドにもつながるジャズ史を俯瞰できてしまいます。

また、ライオン氏の音楽を見極める「目利き」の才能のみならず、アートワークやミュージシャンのモチベーションUPに工夫を凝らす才覚にも触れており、ドイツ人らしい生真面目さや謹厳実直さが、レーベルの成功のカギでもあったことは非常に興味深いです。

油井さんの『 『ブルーノートJAZZヒストリー』 は、私も『ジャズ: ベスト・レコード・コレクション』(新潮文庫)とともに、常にカバンの中に入っていた本でした。

おそらくは学生時代の後輩だと思うのですが、貸したまま「借りパク」された本のひとつです(涙)。

この本でアンドリュー・ヒルのことを知り、アンドリュー・ヒルに興味を持つことが出来た思い出深い本でもあります。

2019 enchanさんからの返信。

あ!!離心点!

そうそう「離心点」😆😆

いまだに私は『ポイント・オブ・デパーチャー』というのが面倒なので、というかなんだかカッコつけているような感じなので、「りしんてん」と言っちゃうことが多いです。
あ、多くはないか。
「アンドリュー・ヒルについて」会話できる人って、あんまり(というかほとんど)いませんから…。

で、私から「りしんてん」と言われた人の頭の上には「?」が3つくらい浮かぶのが見えたりしますw
今思えば、油井さん独特の呼び名だったのかもしれませんね。

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じゅんいちさんからのコメント。

後藤雅洋さんの「ジャズの名演・名盤」は僕のジャズの教科書です。ミュージシャンの名前を覚えることもさることながら聞き手が音楽を選ぶというのは思い込みで、音楽の方もまた聴く人間を選んでいるのだ。という一文にはぎょっとしました。パーカーの紹介欄にはジャズの聴き方が詳しく書いてあるので何度も読み返しました。正直大変なものに手を出しちゃったかもと思いましたが、この一冊をかばんに押し込んで新星堂に買いにいったものです。売り場でも相当挙動不審だったはずです。そして初めて買ったのがチャーリーパーカーオンサヴォイマスターテイクスです。この本のお陰で僕は譜面も読めず楽器も出来ないけれどジャズが好きになることができました。感謝の一冊です。

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カバンに入れて持ち歩き、店内では挙動不審。
一緒ですねw

はじめて買ったパーカーが、サヴォイ、マスターテイクスだったとは、これはもう「運命」ですね(たぶん)。