ブルーノート新主流派のアルバムに度々参加している名ドラマー、ジョー・チェンバース

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「「喧嘩である」ギャングの街・シカゴで繰り広げられた、マイルス・クインテット「プラグド・ニッケル」での激熱ライヴ」というタイトルの動画(こちら)にいただいたコメントを紹介した動画をアップしました。

コメント

オカハセちゃんねるさんからのコメント。

中山さんの「現場で見たかの様な評価」の件ですが、悪い評価でなく良い評価に関しては、むしろ【想像力豊かな聴きかた&書きかた】なので僕は賛成側かもしれません☆

私も同感です。

ただ、「そうだったのか!」と「そういう事実があったんだ!」と信じてしまう人が出てくる可能性もあるかもしれない、そして後に「虚実ないまぜ」だということが分かった途端、「なんだよ嘘も混じっているんじゃないかよ!」と怒り出すマジメな人もいるかもしれないという弊害は、もしかしたらあるかもしれませんね。

なので、サンジョルディさんが、
>イマジネーションを含む<中山節>が理解できるには、しばらく<中山本・体験>が必要な気がしますー(笑)
と仰っているとおり、「中山語り」を理解、というか慣れる必要がある人もいるのかもしれませんね。

司馬遼太郎の代表作の一つであり、「産経新聞」夕刊に連載された長編時代小説(フィクション)の『竜馬がゆく』の主人公「坂本竜馬」と、実在した「坂本龍馬」を混同してしまう人が大勢出てきてしまったようにw

でも、史実と妄想ごっちゃまぜのストーリーって、「分かった上で」読むと、これまた書き手の筆力があれば、かなり面白いんものなんですよね。

オカハセちゃんねるさんからの返信。

なるほど^ ^

再度オカハセちゃんねるさんからのコメント。

ウエインショーターがトニーウィリアムスを嫌っていたのかどうかは僕はわかりませんが、もしそうだとするなら、ショーターのオリジナルソングはとても繊細なので、即興性の斬新さよりも楽曲への究極の歩み寄りが欲しかったのは確かな気はします。それは親分マイルスに対しても「これはこれは良いと感じつつも【本当はこういう曲なんだというバージョンを出したかった】という気持ちはあった」と思います。
僕の想像ではトニーのことが嫌いだったというよりも楽曲への究極の理解をしてくれるドラマーを求めたと思います。
とは言ってもショーターはジャズミュージシャンである以上はそういった一面だけではなくてアルバムのコンセプトによってはトニーウィリアムスと演るのも好きだったのでは無いかなと想像します。

>即興性の斬新さよりも楽曲への究極の歩み寄りが欲しかった
これ、その通りだと思います。
ショーターの評伝やハンコックの自伝を読むと、ショーターはギル・エヴァンスのごとく、何度も譜面を書き直したり、消しゴムで消せない場合は、上から書き直した音符をペタッと貼ったりして、推敲を重ねていたようです。それだけ自分の曲を大事にしていたんだと思います。
マイルスのクインテットでは、トニーが「カッコよく壊してくれる(新たな命を吹き込んでくれる)」スリリングさも味わったとも思いますし、その体験もショーターにとっては有意義なものだったと思いますが、ことショーターの場合は曲を作っている段階からある程度完成形のイメージがあって、それに近づけていく作業も共演者に求めていたのだと思います。
ものすごく優れた楽器奏者ではあるんですけれども、タイプ的には
作編曲者>楽器奏者
のような感じがしますね。

少なくとも昔の私のように「ドレミッ!」はい、作曲終了!あとはドレミと吹いたら(弾いたら)あとは、即興でやってみよう!みたいなことはしないタイプなんでしょうね😅

サンジョルディさんからのコメント。

コメント返し、ありがとうございましたー😆

イマジネーションを含む<中山節>が理解できるには、しばらく<中山本・体験>が必要な気がしますー(笑)

ウェイン・ショーター 『アダムス・アップル』や『ジ・オール・シーイング・アイ』での、ジョー・チェンバース、<ピシパシ>とメリハリのあるドラム、とても心地よいですー😃

<ブルーノートの水先案内人>サンジョルディより🤓

虚実ないまぜな「中山語り」に慣れ、かつ楽しむための簡単な「トレーニング方法」をお教えいたしましょうw

筒井康隆・著の『くたばれPTA』というショートショート集を読むと良いですよ♪

20篇以上のショートショートが収録されているのですが、その中の「モーツアルト伝」と「ナポレオン対チャイコフスキー世紀の決戦」を読んでゲラゲラ笑えれば、はい、トレーニング終了!

…だと思うんですが。

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またまたオカハセちゃんねるさんからのコメント。

ショーターが処女航海に参加すると、タイトルは『処女後悔』になったかもしれません(^ν^)

これはもう、確実に!でしょうね。
タイトルから思い浮かべるイメージからは違う遠い宇宙の世界に行ってしまいそうですね。そう、船出ではなく、宇宙や異次元への旅立ちになってしまいそうw

ちなみに、『ハービー・ハンコック自伝』によると、《処女航海》は、最初に海のイメージがあって作ったわけじゃないみたいですよ。
CM用か、何かに使うための曲を頼まれて作曲し、曲の名前が決まらないままフレディ・ハバードとかジョージ・コールマンとか、あとはマイルスバンド仲間のリズムセクションたちと一旦作った曲たちを録音してしまったそうです。
で、《処女航海》に関しては自分でも気に入った曲と演奏なので、しばらくタイトルをうーんどうしようかな?としばらく考えていたみたいですね。
で、何かのきっかけで閃いて、あとは連鎖的に他の曲も「台風の目」だったり「海難試練を乗り越えて(荒波を生き抜く?)」とか「イルカ踊り」とか「海なタイトル」で統一したという流れだそうです。
なので、もし、あのレコーディングに参加したテナー奏者がジョージ・コールマンではなくウェイン・ショーターだったら、後付けのタイトルで《処女航海》が《星間航行》に、
《ジ・アイ・オブ・ザ・ハリケーン》が、《ザ・コア・オブ・ザ・ブラックホール》に、
《ドルフィン・ダンス》が《E.T.ダンス》という名前になっていたかもw
あ、『E.T.』はまだ上映されていない時代か😅

2024年9月15日 18:28