『ジャズ批評 228』が発売されました。
特集は「クール・ジャズってなに?」。
次号の特集はアニタ・オデイです。
コメント
博 橋本さんからのコメント。
ジャズ批評228号 「特集 クール・ジャズってなに?」を読んでみて。
本来の依頼は図式としてのクール・ジャズだったのであろうと普通に思います。
結果として時代と共に解釈が拡大された「私の好きな(お薦め)涼しげな曲、スマートな演奏・メロディー、白人、西海岸など・・・」指向の投稿も含まざる得なかったのでは?
現況の「スムース・ジャズ」というジャンル(?)の扱いに近いものを感じました。
結果として口絵のP6に「新たな視点でクール・ジャズを再考する」の添え書きが見えるのでそこに辿り着くための特集になります様にと思っています😃クロード・ソーンヒル・オーケストラの『ザ・リアル・バース・オブ・ザ・クール』、マイルスの『ヴァース・オブ・ザ・クール』やギル・エヴァンスから開始されていく「ディスクガイド100」を見ても「脱ビバップ」を試みていた当時の若いミュージシャンの試みたジャズが「クール・ジャズ」であったのは真っ先に存在した事であって、私はその事を再確認できたつもりでいます。
そもそも『ヴァース・オブ・ザ・クール』は意外にホットなところもあるし、コニッツの『ヴェリー・クール』は間違い無くヴェリー・ウォームです😃
>本来の依頼は図式としてのクール・ジャズだったのであろうと普通に思います。
私もそう思いました。
そして、「ああいう内容」を書きました♪
>結果として時代と共に解釈が拡大された「私の好きな(お薦め)涼しげな曲、スマートな演奏・メロディー、白人、西海岸など・・・」指向の投稿も含まざる得なかったのでは?
現況の「スムース・ジャズ」というジャンル(?)の扱いに近いものを感じました。
同感です。
だから、ご指摘の通り「新たな視点でクール・ジャズを再考する」というサジェスチョン的な(?)、枕詞がついたのかな?と想像しています。
博 橋本さんからの返信。
飽くまでもキーとなるのは「脱ビバップ」ですね。
ビバップ・イントゥ・クール。
黒人、白人を問わずニュー・ヨークの若手ミュージシャン達の ”ポスト・ミントンズ・ハウス” のジャズと勝手に解釈しています😅
サンジョルディさんがいつか『クール・ジャズあるある』をやってくれないかなあ😅
>飽くまでもキーとなるのは「脱ビバップ」ですね。
私もそう思います。
クールジャズは、サンジョルディさんの守備範囲かなぁ?(ブルーノート少なそうだし……)
博 橋本さんからの返信。
御隠居のところに泣きついて貰いましょう😄
永井勉さんからのコメント。
アニタ・オデイ・・・何でこんな凄いjazzボーカリスト
知らなかったんでしょう???
1956 Anita Sings The Mostを聴いてみて驚きです・・・m(__)m
白人ジャズボーカリストはJulie London とかダイアナ・クラールぐらい
しか知らなかったのですが、この人はビリー・ホリデーの匂いが
プンプンしました・・・m(__)m
さわやかなホリデーという感じですか・・・???
中でも1956 Anita Sings The Mostの8曲目Them There Eyesが
めちゃくちゃかっこいいですね・・歌もいいんですけどバックがめちゃくちゃいいですよねえ~~~
『アニタ・シングズ・ザ・モスト』は、私も大好きなアルバムです。
最初に聴いた時は、アッサリした感触とは裏腹に、心地よい粘りも感じられたので、まさに永井さんおっしゃるところの「ビリー・ホリデーの匂いがプンプンしました」は、確かにそうかもしれないな、と思いました。
真夏の夜のジャズのアニタのステージも見ものですよ!
博 橋本さん⇒永井勉さん
『アニタ・シング・ザ・モスト』は無常件で格好良いですね!
もう視聴済みかも知れませんが。ビリー・ホリデイのレパートリーと被るのも歌っているこんなのは?
永井勉さんからのコメント。
アニタ・オデイの曲を検索
している途中でビヴァリー・ケニーという女性歌手
にぶつかりました・・・あまり特徴的な声
だとは感じなかったのですが黒人ボーカリストに比べて
何か透明感とか潤い感があって何か引っかかる
思いを感じました・・・m(__)m
雲さんはビヴァリー・ケニーについて
どう感じますか??
🎤🎤🎤🎤🪗🎹🎤
正直、それほど積極的に聴いている歌手ではありませんが、嫌いではありません。
過去に書いた記事を貼っておきますね。
『ビヴァリー・ケニー・シングス・フォー・ジョニー・スミス』
ビヴァリー・ケニーの隠れファンは、けっこう多いのではないでしょうか?
「好きなヴォーカルは?」と訊かれ、まっ先に挙がる名前ではないかもしれないが、「そういえば、ビヴァリー・ケニーもイイですよねぇ」なんて、5番目か6番目ぐらいに思い出す名前、それぐらいの位置づけが彼女のポジションなのかもしれないですね。
それもそのはず、彼女の残したアルバムは6枚しかないのだから。
『ビヴァリー・ケニー・シングズ・フォー・ジョニー・スミス』は、そんな彼女が23歳の時の処女アルバム。
ジョニー・スミス(g)がリーダーのギター・カルテットがしっとりと上品に伴奏をつとめています。
まるでこのサウンドに溶け合うかのようにチャーミングなヴォーカルを披露するビヴァリー。
この絹のような滑らかさは、ジョニー・スミスのウォームなギターの音色と、ビヴァリーのスムースな歌唱の相乗効果。
それもそのはず、彼女のフェイヴァリットは、スタン・ゲッツだったのだから。
ストレートな歌唱に潜むのは、気持ちの良い流麗さとウォームさ。
軽やかなノリと、多少ハスキーがかった甘いヴォイス。
加えて、この美貌。「通」なヴォーカルファンを唸らせないわけがないですね。
いや、「通」じゃなくとも、きっと彼女のことを知らない人が多いだけで、一度聴けば、きっと彼女のヴォイスと、バックのサウンドの虜になってしまうことでしょう。
死因はホテルの火災ではなかった
ビヴァリーの最期は、ホテルの火災。
この火事の原因は、ベッドの寝タバコが原因なのだとか。寝タバコには気をつけましょう。
……と、書きかけて、
……しまった!事実誤認でした。日本盤のライナーを読んでいたら、「ホテル火災云々」というのは、誤報だったとのこと。
この誤報が、誤報のまま日本の雑誌に掲載され、その内容が多くの人に信じられ、伝播されていったようです。
ですから、私も、随分前だけれども、このアルバムを紹介していただいた方から、「ホテル寝タバコ火災」の話を聴き、それをそのまま信じていたというわけ。
いちおう、いくつか、参考のために、彼女のファンのホームページもネットサーフィンをして調べたのですが、うーむ、灯台下暗し。
肝心のライナーノーツを読んでいなかった…。
改めて、アルバムを何枚か聴き返したのですが、彼女のキュートだけれども、微妙に舌足らず感のある歌声ってほんと、クセになりますね。
ちょうど、東芝EMIからも再発されていることだし、これを機会に(?)、未聴の皆さん、是非、耳を通されてはいかがですか?
奇しくも本日発売のオーケストラとの共演バージョン『カム・スイング・ウィズ・ミー』もオススメ!
バックがオーケストラなだけに、より一層彼女の歌声が良い意味で「歌が上手な素人っぽさ」を醸し出し、不思議な魅力を醸し出しています。
⇒こちらより
created by Rinker¥4,950 (2024/11/21 16:57:55時点 楽天市場調べ-詳細)
永井勉さんからの返信。
偶然見つけて良かったです・・・
短命な人だったんですね・・・涙 涙 涙
6枚のアルバムを網羅したいと思います・・・m(__)m
多分ビヴァリー・ケニーの隠れファンに 私はなります!!!
🎤🎤🎤
カトウシュンさんからのコメント。
私も購入しました。
お店に行ったら1冊しかなかったので良かった~
♪o(゚∀゚o)(o゚∀゚)o♪
良かったですね。
最近は部数が少ないようなので、配本されていない書店や、配本されていても配本部数の少ない書店が多いようですから。