100枚聴くまで好き嫌いは言うな〜後藤雅洋・著『ジャズ・オブ・パラダイス』より

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ジャズ喫茶「いーぐる」のマスターの処女作『ジャズ・オブ・パラダイス』について語った動画をアップしています。

コメント

なつみずさんからのコメント。

この本探してみます。

TAKESI0506さんからのコメント。

スイングジャーナル84年1月号に、新春企画ということで児山紀芳さんをレフリー役として、「フュージョンはジャズの味方か天敵か」という題で寺島さんと岩浪さんが激論を交わすという座談会がありました。
 その後のスイングジャーナルの読者投稿欄に、お二人に対する批判文が載り、それに対してまた、お二人が読書欄で批判するということで、読者を交えての大論戦となってしまいました。
 これが一段落した頃、後藤雅洋さんから投稿がありました。

岩浪氏と寺島氏の「新春対談」に端を発した読者を交えての論戦、どうもへ理屈と揚げ足取りに終止して発展性がない。われわれが長年愛してきたモダン・ジャズの魅力とはいったいなんなのか、私は〝アドリブのスリル”と〝演奏者の存在感〟につきると思う。してみれば、たとえばマイルスの音楽がいかにリズム、楽器編成が変化しようとも、これがジャズであるのは当然のことで、フュージョンであるかどうかの議論は無用だろう。だいたいフュージョンなんて言葉は、レコード会社が販売区分の必要から勝手に作り出した言葉で、それをさもジャズの本質に関わる問題でもあるかのように「ジャズは元々フュージョン(融合)した音楽だった」なんて議論のすり変えを、エライ評論家の先生が発言なさるので、話がややこしくなるのだ。ところで寺島氏の「ジャズは4ビート」論も気持はわかるが、そう形式でジャズを捉えることもないでしょう。次に読者の方、寺島氏の冗談に本気で怒られるところをみるとかなりお若い方とおみうけしました。別に寺島氏の肩を持つわけではありませんが、音楽を聴いた時間というのは、そうバカにできないものです。私にしてもジャズを聴き出して数年、一ぱしのジャズ通のつもりで今はなき「ファンキー」の2階「マッキン・ルーム」で寺島氏、岩浪氏、同店の野口氏。「メアリー・ジェーン」の福島氏といった錚々たるメンバーに混じって、ブラインドフォールド・テストをしたことがありました。その時の連中の凄さをあなたにお見せしたかった。私の聴いたこともないようなレコードを次々に取り出してきては、ほんの数小節で全てのメンバーを当ててしまうのです。私にしたところで、当時はすでにジャズ喫茶を始めて7年目、毎日6時間は聴いていながら、連中の前では何ひとつ当てられなかったことを白状しましょう。別にブラインドができればエライとも思いませんが、あの人達のジャズに賭ける情熱はわかってあげてほしいものです、私ももう17年、あい変わらず毎日6時間ジャズを聴く生活を続けていますが、30年も昔のモンク、ロリンズ等の音楽から未だに新しい発見があるのです。ジャズは現在でも、そこから新しい意味を聴きとろうとする人々にとって、生きているのです。

 動画とはあまり関係のなかったかもわかりませんが、後藤さんの文章が興味深いので投稿してみました。
 それにしてもブラインドホールドの件はすごいですね😁

高松貞治さんからのコメント。

この本『ジャズ・オブ・パラダイス』で後藤雅洋さん、ジャズなんか聴いていても仕方がないと
浮気を示唆していますよね。高野雲さんの話によると、自宅ではクラシックを聞いているそうですし。でもなんだかんだ言ってジャズに戻ってくるんですね。それほど、後藤雅洋さんにとって、チャーリー・パーカーの影響が強いんですね!ちなみに私はクラシックはバッハ以前の宗教音楽が好きですね!心が洗われますね😘

1日何時間もジャズだけ聴いていたら感覚が麻痺してしまうので、
バランスを取るために、あるいは気分転換も兼ねてクラシックを聴いているようですね。

まぐまぐさんからのコメント。

この本を読むまでは ジャズの本って あてにしてなかったもんな・・・

それが 今じゃ 後藤雅洋さんの本を読んだり 岩浪洋三さんの本を読んだり 非常に感化されておりまして・・・w

ありがたい事ですw  

あ・・・ 動画の続編希望w

もちろん作る予定です!

Tetsuo Nambaさんからのコメント。

会社の同僚で音楽好きなアメリカ人が言った「ジャズは aquired taste 」という言葉に大いに納得したことがあります。適当な日本語の表現がないのですが、「何度も触れていくうちに良さがわかって好きになる」という意味です。米国南部の平均的なアメリカ人はカントリーかポップ、マイアミに住む人はサルサやソカが好きでジャズ好きはごく少数派です。アフリカ系アメリカ人でもR&Bやソウルが主です。たから、日本でジャズを聴く人が少なくても、何ら不思議はありません。変なコンプレックスを持つ必要はないと思いますよ。

ソカって、どんな音楽ですか?
スカみたいな?

Tetsuo Nambaさんからの返信。

カリブ海の国々(トリニダードなど)発祥の明るい音楽です。一説によると Soca はSoul + Calypso から来ているそうです。

ありがとうございました!
聴きました。めっちゃ気持ち良いですね。
うちに、チェピン・チョーベンなどキューバ音楽のCDが数枚あるのですが、印象としてはそれらに似ているかなと(特にヴォーカルや旋律が)と思いました。
で、ハイノートヒッターで有名なアルトゥーロ・サンドヴァルですが、今、調べてみたら、なんと、キューバ出身だったのね😅(知らんかった、、、)

ドロマスさんからのコメント。

雲さんとジャズへの入門書が一緒でしたー🎉「辛口~」の方も平行して読んでいたのも同じー笑
なんか嬉しいでーす🎵

べらんめえAORおやじさんからのコメント。

この本Amazonの中古でポチりました。
たったの135円でした!

安っ!
1989年に初版を買わずに、今年2025年まで買うのを我慢していれば良かったw

べらんめえAORおやじさんからのコメント再び。

すいへいりーべぼくのふねななまがりしっぷすくらーくか 高校時代元素記号覚えました覚えました。

2022年5月10日