リー・モーガン『ザ・クッカー』の魅力

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さて、
「モーガニアン」のあなたは、
どの理由で『ザ・クッカー』を好きですか?

サンジョルディさんのコメント

コメント返し、ありがとうございました。
【『ザ・クッカー』の陰にPAあり、あるある】
*PAと言っても、パーキング・エリアではありません。

モーガニアンが、愛聴盤ベスト3に選ぶであろう、リー・モーガン『ザ・クッカー』、その魅力は何でしょうか?

①リー・モーガンが、<保護者>ベニー・ゴルソンから独り立ちしたアルバムだから。

②録音が良いせいか、リー・モーガンの<火の玉トランペット>が炸裂しているから。

③ピアノのボビー・ティモンズ、ベースのポール・チェンバース、ドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズなど役者が揃っているから。

④バリトンサックスのPA、つまりペッパー・アダムスの<破裂バリトン>が、リー・モーガンの<破裂・ひねりトランペット>に合っているから。

ペッパー・アダムスは、共演者が誰でも破裂します。ですから、『オフ・トゥ・ザ・レイシズ』など、<伸びやか・なめらかトランペット>のドナルド・バードとの共演では、「破裂しすぎじゃね?」と、やや耳にさわります。

その点、リー・モーガンの<火の玉トランペット>に、ペッパー・アダムスの<火薬爆発バリトン>は、「似たもの同士効果」で迫力満点、なのです。

私は、③と④かな。

爆裂バリトン、いいですね!

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